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2024年エリザベス女王杯 全頭評価。その3。

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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

シランケド ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。    

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 9着 ハイペースバランスをスタート遅く後方ポツンから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
未勝利戦 1着 ハイペースバランスをスタート遅く後方ポツンから、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り
1勝クラス 3着 ややハイペースバランスをスタートやや遅く中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが届かず3着。
紫苑S 3着 稍重でハイペースバランスをスタートやや遅く中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。
戸畑特別 1着 稍重でスローバランスをスタートやや遅く中段の後ろから、向正面で中段の前に上がり3,4コーナー外目、直線スムースに押し切り圧勝。
別府特別 2着 稍重で平均バランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが2着まで。
野島崎特別 2着 スローバランスをスタートやや遅く逃げて2着。
猪苗代特別 1着 平均バランスをスタート五分に出てやや離れた2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに押し切り。
魚沼S 1着 スローバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
新馬戦ではスタート大きく遅れて後方ポツンからレースにならず。左後肢フレグモーネで8カ月休養。未勝利戦ではスタート遅く後方から、ハイペースバランスになりバテ差しが効いて差し切り、トップスピードの質はまぁまぁで持続力の高さを見せた。1勝クラスではスタートやや遅く中段の後ろから、直線バテ差しの展開になったが届かず。トップスピードの質で見劣り。

紫苑Sではスタートやや遅く中段のやや後ろから、直線スムースだったが3着までで、コース取りは違ったがモリアーナのトップスピードの質に見劣り。戸畑特別ではスタートやや遅く中段の後ろから、稍重でスローバランスを捲り切って圧勝、パワーと持続力の高さを見せた。

別府特別では稍重で平均バランス、スタートが遅く後方からになり、3,4コーナーで捲り追い込みに行ったが届かず2着。直線は良く伸びているので、道悪適性はかなり高い。野島崎特別ではスタートやや遅く逃げたが2着、1,3F目以外は全て11秒台のラップで、スローだが持続力はかなり高いものを見せたし、坂では差を詰められていないのでパワーも高い。

猪苗代特別ではスタート五分に出てやや離れた2番手から、L5で前との差を詰めたので、自身は5F戦になり押し切り圧勝。一緒に差を詰めたエイトキングゴッドがL2標識で苦しくなっているので、この馬の持続力の高さが際立った。魚沼Sではスタート遅く後方から、スローからの4F戦になり、持続力を生かして差し切り。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険、スタート不安。

好材料はなし、2000mで勝っているので、距離は持つと思う。悪材料はクラス負けの危険で、前走がローカルの3勝クラスなので、いきなりGⅠで通用するかどうか不安。スタート不安もあって、前走は出遅れたので、後ろからになると届かない危険が出て来る。

適性:梅

シンティレーション ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。    

・トップスピードの質は高い、持続力は高い。

レース名 着順 内容
かもめ島特別 3着 重馬場でスローバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが3着まで。
東雲賞 1着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
スピカS 4着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが4着まで。
パールS 6着 スローバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったがジリジリまでで凡走。
新潟日報賞 1着 ややハイペースバランスをスタートやや遅く中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
2024年府中牝馬S 2着 ややスローバランスをスタートやや遅く中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて2着。
かもめ島特別ではスタート五分に出て中段のやや後ろから、3コーナー手前で中段の前に上がり、3,4コーナーは外を回して直線入り口で先頭。スムースだったがL1で差されたので、先に動いて外を回した分垂れた感じ。東雲賞では中段のやや前から、L5でペースが上がったが付き合わずにジワっとポジションを下げ、L3の12.0でポジションを上げて直線早々に先頭に立ち押し切り、自身は11秒台後半を連発した感じで、持続力とパワーの高さを見せた。

スピカSではスローからの2F戦で、直線入り口で先頭に並んだが、L1の11.3で見劣り差されて4着。トップスピードの質で見劣り。パールSではスローからの4F戦を中段から、トップスピードの質で見劣り凡走。新潟日報賞ではややハイペースバランスを中段から、自身はややスローくらいで前半ゆったり入っている。馬場の良い最内を回して直線もスムース、直線をフルに使って伸びてきたので、トップスピードの質はまぁまぁ、持続力の高さを見せた。

2024年府中牝馬Sではスタートやや遅く中段の後ろから、スローからの2F戦になり、トップスピードの質を生かして2着まで持ってきた。L2ですぐ前に居たブレイディヴェーグに離されたので、瞬発力では見劣り。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:届くかどうか。

好材料は距離適性で、この馬は2000mで2着があるので、このレースには対応できるはず。叔父さんにアドマイヤコマンドが居て、青葉賞を勝っているので血統的にも距離は持ちそう。悪材料は届くかどうかで、スタートが遅いので後ろからになると思う。馬場次第では届かない可能性が出て来る。

適性:竹+++

シンリョクカ ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質は高く、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 稍重でスローバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー内目を回し直線スムースに差し切り。
阪神JF 2着 ハイペースバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
桜花賞 6着 平均バランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
オークス 5着 ややスローバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに5着まで。
2023年府中牝馬S 10着 スローバランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年エリザベス女王杯 9着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2024年日経新春杯 10着 ハイペースバランスをスタート早く3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2024年中山牝馬S 3着 稍重でスローバランスをスタート早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
2024年福島牝馬S 中止 スローバランスをスタートやや早く中段のやや前から、向正面でアクシデントに巻き込まれ落馬。
2024年新潟記念 1着 平均バランスをスタート早くやや離れた2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し押し切り。
新馬戦では稍重でスローバランスを中段から、L2の11.0で3馬身位の差を交わしているので、自身のL2ラップは10秒台のはずで、高いトップスピードの質を見せたし、L1でも差を開いているのでまぁまぁの持続力を見せた。阪神JFではスタートやや早く中段のやや前から、自身もややハイペースだったはずで心肺機能と持続力を見せた。

桜花賞ではスタート五分から中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びず、臨戦過程に問題があった。オークスではスタート五分に出て中段から、終始内から3頭目を回されてしまいロスが大きく、直線で速い上がりを使えなかった。

2023年府中牝馬Sではスタートやや早く中段から、スローからの3F戦で全く伸びずに凡走。この時は休み明けでプラス20㎏。2023年エリザベス女王杯ではスタート五分に出て中段のやや後ろから、スムースだったが伸びずに凡走。2歳時から全く成長していない。2024年日経新春杯では3番手先行、ハイペースバランスを先行したので自身もハイペースで、4コーナーで一杯になっているので、心肺機能で苦しくなった感じ。

2024年中山牝馬Sではスタート早く中段の前から、スローからの5F戦で内からスムースだったが3着まで。L1で見劣ったので、持続力で苦しくなった感じ。2024年新潟記念ではスタート早くやや離れた2番手先行、平均バランスだが中緩みからの3F戦を押し切り。やや高い持続力を見せた。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はなし、悪材料はクラス負けの危険で、前走で新潟記念を勝っているが、ローカルハンデ重賞で相手が弱い。距離も2000mを勝っているので問題ないが、叔父さんがダノンシャークなので、本質的にはマイルの方が良いと思うが。

適性:梅

スタニングローズ 特性 ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。              ・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。
   レース名   (ペース) 着順(馬場状態) 内容
サウジアラビアRC(スローバランス) 3着(良) スタート~道中 スタート五分に出て少頭数の中段から。
3,4コーナー 内目を回してスムース。
直線 L2標識手前で前に詰まりブレーキ、L2から追い出して3着まで。
デイリー杯2歳S(スローバランス) 5着(良) スタート~道中 スタート早く逃げ体勢から2番手。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
こぶし賞(スローバランス) 1着(稍) スタート~道中 五分に出て少頭数の一団の中段から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに伸びて差し切り。
フラワーC(スローバランス) 1着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段の前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに伸びて差し切り。
オークス(スローバランス) 2着(良) スタート~道中 スタートやや早く中段のやや前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに抜け出したが差されて2着。
紫苑S(スローバランス) 1着(良) スタート~道中 スタと五分に出て中段の前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに差し切り。
秋華賞(ややスローバランス) 1着(良) スタート~道中 スタート五分に出て大きく左に寄れ中段のやや前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに抜け出し押し切り。
2022年エリザベス女王(平均バランス) 14着(重) スタート~道中 スタートやや早く中段の前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 早々に一杯になり凡走。
2023年中山記念(スローバランス) 5着(良) スタート~道中 スタートやや早く中段のやや前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2023年ヴィクトリアM(平均バランス) 12着(良) スタート~道中 スタート遅く後方から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2024年大阪杯(スローバランス) 8着(良) スタート~道中 スタートト五分に出て押して押して逃げ体勢。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2024年ヴィクトリアM(ハイペースバランス) 9着(良) スタート~道中 スタート五分に出て3番手先行。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2024年クイーンS(スローバランス) 6着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段の前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
サウジアラビアRCでは直線L2標識手前で詰まってブレーキ、上がり最速だったが届かず3着なので、瞬発力が高くなくトップスピードの質は見せている。デイリー杯2歳Sでは逃げから2番手、直線スムースだったが伸びなかった。この時は休み明け3走目だったので、疲労の可能性がある。こぶし賞では稍重でスローからの3F戦を差し切り、L2で10.4が出ているがここでは追走までなので、キレッキレのトップスピードの質は見せていない。フラワーCでは中段の前から、スローからの4F戦でL1差し切り、パワーと持続力を見せた。

オークスではスタート良く中段のやや前から、直線では一旦先頭に立ったが、スターズオンアースに目標にされて差されてしまった。勝ち馬にはトップスピードの質と持続力でわずかずつ見劣った。紫苑Sではスローからの4F戦を中段の前から、3コーナーから先頭に並びゴール前で差し切り。持続力の高さを見せた。

秋華賞ではスタートで大きく左に寄れた、中段のやや前から進めて直線スムースに抜け出し押し切ったので、持続力の高さを見せた。2022年エリザベス女王杯ではスタートやや早く中段の前から、3,4コーナーで馬場の悪い中目を回して手応えが悪くなり、直線は早々に一杯になり凡走した。馬場の悪いコースを通したが、それにしても負け過ぎなので重馬場が合わなかったかも。

2023年中山記念ではスタートやや早く中段の前から、スローからの6F戦になり持続力で見劣ってしまった感じ。2023年ヴィクトリアMではスタートで遅れてしまい後方から、直線伸びずに凡走。2024年大阪杯では逃げたがロンスパにしてしまい凡走、持続力が高くないことを見せた。

2024年ヴィクトリアMはハイペースバランスを先行して凡走、持続力勝負になってしまい苦しくなった。2024年クイーンSではスタート五分に出て中段の前から、スローからの4F戦で持続力で見劣り凡走。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:騎手不安。

好材料はコース適性で、京都は初めてだが、この馬は持続力が低いので、外回りで3コーナー手前の坂で緩むのは好材料になるし、外回りの4コーナーでも減速するはずなので、2F戦になれば適性的に合うはず。オークスで2着があるので距離適性も問題ない。悪材料は騎手不安で、クリスチャンは差しに回る可能性が高いので、外から押し上げるような競馬をしてしまうと苦しくなると思う。

適性:松

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