下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。
タイムトゥヘヴン | ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。 |
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レース名 | 着順 | 内容 |
未勝利戦 | 1着 | スローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。 |
京成杯 | 2着 | スローバランスを逃げて2着、L2で内からグラティアスに出し抜かれたので、瞬発力の低さを見せた。 |
弥生賞 | 6着 | スローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。スローからの3F戦でトップスピードの質で見劣り。 |
ニュージーランドT | 2着 | 平均バランスを中段やや前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが2着まで。4コーナー外を回したが、内からⅬ2でバスラットレオンに出し抜かれたので、トップスピードの質と瞬発力で見劣った。 |
NHKマイルC | 6着 | ハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線で進路変更を強いられて6着まで。直線で進路変更をした時に若干失速している、加えてソングラインとのコース争いに遅れているので、瞬発力の低さを見せた。 |
ダービー | 13着 | スローバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。L2で一杯になっているので、距離適性だと思う。 |
セントライト記念 | 14着 | ややスローバランスを中段のやや後ろで掛かり気味、3,4コーナー内目を回して直線前が壁になり凡走。 |
2021年富士S | 3着 | ややスローバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて3着。まぁまぁのトップスピードの質と高い持続力を見せた。 |
2021年キャピタルS | 8着 | ややハイペースバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。疲労の可能性。 |
2022年ニューイヤーS | 7着 | 稍重で平均バランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。スタートの悪さが目立つ。 |
2022年東風S | 11着 | ややスローバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線狭くなり凡走。 |
2022年ダービー卿CT | 1着 | ハイペースバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて差し切り。 |
2022年京王杯SC | 3着 | 平均バランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて3着。 |
2022年エプソムC | 5着 | 重馬場でスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが5着まで。 |
京成杯ではスローバランスを逃げて2着、4F戦でl2最速11.3に対応できずに内からグラティアスに出し抜かれている。弥生賞ではスローバランスを中段の前からで、すぐ前に居たシュネルマイスターに瞬発力とトップスピードの質で見劣り凡走。ニュージーランドTでは外枠で中段のやや前が精一杯、終始外を回したので2着は高評価で良いと思う、自身の位置でギリギリ平均くらいで心肺機能と持続力は見せたが、トップスピードの質と瞬発力は高くない。NHKマイルCでは中段やや前からで、直線の進路変更が影響した感じで6着、スムースなら伸びそうな勢いだった。
ダービーでは4コーナーで中段の後ろ、直線入り口ではすぐ前に居たステラヴェローチェ3着にL2で置かれてしまったので、距離の問題のはず、ただしこの時は使い詰めだったので疲労もあったはず。セントライト記念では直線で前が壁になりレースにならなかった。2021年キャピタルSではスタートで若干遅れて後方から、二の足も遅くリカバリーできていない。直線はスムースだったが、すぐ横に居たヴェロックスにも見劣っているので、休み明け3走目で疲労の可能性がある。 2022年ニューイヤーSでは稍重で平均バランスをスタート出遅れて中段の後ろから、近走はスタート出遅れているので改善しない。3,4コーナースムースだったし、2頭ほど前に居たカラテが差し切っているので伸びない原因は疲労だと思う。2022年東風Sではスタートでやや遅れ中段に居たが、前の馬が下がってきて中段の後ろから、直線では内から前が狭くなり凡走した。 2022年ダービー卿CTでは後方から、ハイペースバランスで中緩みのない展開、L1が11.7なので消耗戦という程ではないので、外からパワーとトップスピードの質、持続力で差し切った。2022年京王杯SCでは中段の後ろから、直線スムースだったが、L2区間でスカイグルーヴに見劣ったので、トップスピードの質と瞬発力で見劣った感じ。L1で差を詰めているので持続力は見せた。2022年エプソムCでは重馬場でスローバランス、直線スムースだったがトップスピードの質がキレッキレではないので、届かなかった。この時は休み明け4走目で疲労もあったはず。 |
「富士Sへ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか、休み明け。
好材料はコース適性で、昨年のこのレースで3着だしNHKマイルCでも進路変更して6着、京王杯SC3着と好相性で良いと思う。京王杯SCで0.2差3着ならクラス負けの危険もない。悪材料は届くかどうかで、後ろからになるので展開待ちになってしまう。大きな不安材料が休み明けで、この馬は非ノーザンF生産馬で外厩はムラセF、東風Sとセントライト記念が間隔空けて凡走しているので悪材料だと思う。
適性:梅
<ダイワキャグニー>・心肺機能は高く、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質は高くはなく、持続力は高い。
”2018年中山金杯”ではスローバランスを中段から、3,4コーナー外を回して直線スムースだったがジリジリと5着まで、後ろからブラックバゴに交わされてしまっているのでトップスピードの質は高くない。”2018年東京新聞杯”ではスローバランスを中段やや前、外から、直線外からスムースだったが3着まで、1着リスグラシュー、2着サトノアレスにはトップスピードの質で見劣った。”2018年メイS”ではハイペースバランスを中段から、直線中目からスムースに加速して押し切り、心肺機能と持続力の高さを見せた。”2018年エプソムC”では重馬場で平均バランスを中段から、4コーナー内から先団に取り付いたが、直線はのめってしまったのか伸びずにL1で諦め凡走。”2018年毎日王冠”ではスローバランスを中段から、直線中目からスムースだったが伸びずに凡走、2着ステルヴィオに並ぶ間もなく交わされてトップスピードの低さを見せた。”2018年キャピタルS”ではスローバランㇲを中段から、直線やや狭くなったがトップスピードの質で見劣り7着。”2019年白富士S”ではスローバランスを最後方から、直線外からスムースだったが4着まで、この馬のトップスピードの質では届くはずもない。”2019年東風S”ではややスローバランスを中段から、4コーナー外を回して直線バテ差し3着まで。”2019年ダービー卿CT”ではハイペースバランスを中段やや後ろから、4コーナー外を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2019年メイS”ではスローバランスを3番手先行、直線外からスムースに加速して押し切り、3F戦で持続力が生きた。”2019年新潟記念”では平均バランスを中段から、直線は伸びずに凡走、この時が休み明け。”2019年オクトーバーS”ではスローバランスを2,3番手先行、直線スムースに伸びて辛勝。”2019年ジャパンC”ではややハイペースバランスを逃げて6着、心肺機能と持続力、重馬場適性を見せた。”2020年白富士S”では平均バランスを逃げて凡走、この時は58㎏で休み明け。”2020年金鯱賞”ではスローバランスを逃げて3着、休み明け2走目で好走。”2020年新潟大賞典”ではややスローバランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2020年エプソムCでは不良馬場でハイペースバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切って1着。”2020年毎日王冠”では稍重でハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに粘って2着。”2020年天皇賞(秋)”ではスローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年日経新春杯”では2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがL2で一杯になり凡走。”2021年東京新聞杯”ではややスローバランスを逃げて凡走。”2021年マイラーズC”ではハイペースバランスを離れた追走集団の中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し4着。”2021年安田記念”ではスローバランスを逃げて凡走。”2021年毎日王冠”では平均バランスをバラケタ2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。”2022年京都金杯”ではややハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。“2022年マイラーズC”では稍重でハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
「富士Sへ向けて」好材料:コース適性。距離適性。 悪材料:特になし。
2018年のメイSを見てもトップスピードの質は高くはないが、心肺機能と持続力は高いのでハイペースバランスを先行して押し切るのが合っている、ところがスローバランスを容認してしまうレースが続いて、トップスピードの質で見劣り凡走してしまう。特に酷かったのが2018年の白富士Sで、横山典騎手お得意のポツンで届かずだった、東風Sやダービー卿CTでも中段以降からレースをして、東風Sこそ3着にバテ差してきたが、ダービー卿CTは凡走している。
2019年のメイSではスローバランスだったが3F戦に持ち込んで圧勝、この時は57㎏のトップハンデだったが相手も弱かった。ここでもトップスピードの質は低く、上り33.5は平凡だった。2019年ジャパンCでは逃げて6着、重馬場の中でややハイペースバランスだったが心肺機能と持続力、道悪適性の高さを見せた。
2020年白富士Sでは逃げて凡走、休み明けで58㎏だったので度外視。2020年金鯱賞では逃げて超スローバランスに持ち込み3着、休み明け2走目で上積みもあり、初の中京コースも左回りであっさり克服。2020年新潟大賞典ではややスローバランス、スタートでやや遅れてリカバリーして中段やや前、こうなると当然トップスピードの質で見劣り凡走した。それだけでなくこの時は57.5㎏だった、2019年新潟記念で57.5㎏16着、2020年白富士Sが58㎏で7着と斤量負けの可能性がある。
2020年エプソムCでは不良馬場でハイペースバランスを先行、ジャパンCでも道悪適性を見せていて、ここでもしっかり勝ち切った。キンカメ産駒の蓄積疲労を懸念したが、トップスピードの質と瞬発力が問われなかったことが良かった。2020年毎日王冠では稍重でハイペースバランスを離れた追走集団の前から、スタート後にペースを読んで間隔を空けた内田騎手の好判断。これでスムースに粘り込んで2着を確保した、この時は去勢明けだったが調教はいつも通りだった。2020年天皇賞(秋)では2番手先行からで直線失速、トップスピードの質が足りないことを見せた。
2021年日経新春杯ではスローロンスパで後半6Fが11秒台という消耗戦、L2過ぎで一杯になっているので、さすがに先行して6F戦では分が悪かった。2021年東京新聞杯では逃げたが、高速馬場でスピード負けして凡走。2021年マイラーズCでは離れた追走集団の中段のやや前から、自身もギリギリ平均バランスに入っていたはずで、トップスピードの質が問われなかったことで4着に粘れた感じ。
2021年安田記念では逃げて凡走、スローバランスでトップスピードの質が足りず。2021年毎日王冠では平均バランスをバラケタ2番手先行から、直線スムースによく粘って4着、エアレーションの影響があった馬場だったので、この馬のトップスピードの質でも勝負になった感じ。2022年京都金杯ではややハイペースバランスを先行、レースの上り3Fが35.1も掛ったことで、持続力が活きトップスピードの質が問われなかった。2022年マイラーズCでは稍重でハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナーで内から3頭目を回してしまったので、直線伸びなかった。
好材料はコース適性で、昨年の毎日王冠で4着、2020年毎日王冠で2着と好相性。距離も2018年になるが東京新聞杯で3着だし、今年の京都金杯で2着と好相性。悪材料は特になく、休み明けでも走るし、今年の京都金杯で57.5㎏を背負って2着と、まだまだ力があるところを見せた。マイラーズCは三浦騎手でコース取りも悪かったので度外視。
適性:竹+
ダノンスコーピオン | ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。 |
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レース名 | 着順 | 内容 |
新馬戦 | 1着 | 稍重でスローバランスを少頭数の中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びて差し切り。まぁまぁの持続力は見せた。 |
萩S | 1着 | スローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。持続力の高さを見せた。 |
朝日杯FS | 3着 | ハイペースバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線進路変更して3着まで。 |
共同通信杯 | 7着 | 稍重でスローバランスを少頭数の中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
アーリントンC | 1着 | 平均バランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて差し切り。 |
NHKマイルC | 1着 | ハイペースバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて差し切り。 |
新馬戦では稍重でスローバランスを中段から、L2の11.2では差を詰められなかったし、3F戦なので持続力もまぁまぁ。萩Sではスローからの4F戦で、L2最速10.6では差を詰めていないので、トップスピードの質はやや高いくらい、4F戦なので持続力は高いものを見せた。朝日杯FSでは直線で2着セリフォスの後ろから進路変更して3着、L2で流れていたので瞬発力は問われていない。共同通信杯では稍重でスローバランスを中段のやや後ろから、スムースだったが伸びずに凡走した。川田騎手の事前コメントも良くなかったし、初輸送だった影響もあったはず。
アーリントンCでは平均バランスを中段から、自身はスローだったはずで心肺機能は見せていない。中緩みからの3F戦で、3,4コーナー馬群が凝縮して内から3頭目、直線はL2の11.1には追走までで、Ⅼ1の11.8で差し切ったので、パワーと持続力を見せた。NHKマイルCではスタート五分に出て中段から、直線L2で先頭に並びかけ押し切り。 |
「富士Sへ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。
好材料はコース適性で、NHKマイルCを勝っているので好相性。アーリントンC1着と朝日FS3着からもマイルはベストでしょう。悪材料は休み明けで、この馬はケイアイF生産馬で外厩はケイアイF千葉、萩Sで勝っているがやや不安。
適性:松-