2020年府中牝馬S 予想。相性の良い種牡馬の娘。


金曜日の馬場情報 良馬場

含水率 ゴール前13.3% 4コーナー14.6%

クッション値 8.9 標準

馬場状態ですが金曜午前の段階では上記の通りですが、土曜日は深夜から雨マークが出ていて1日中降る予報で、馬場は悪化しそうですね。雨量は多くないようなので稍重位を想定しています。先週の毎日王冠が稍重で1:45.5ですから、クラスと斤量を考えると1分46秒台くらいでしょうか。

◎サムシングジャスト

○ラヴズオンリーユー

▲シャドウディーヴァ

△サラキア

★フェアリーポルカ                               

☆ダノンファンタジー                                

Xトロワゼトワル                     

Xシゲルピンクダイヤ                                

馬連 ⑤⑧=①②③④⑤⑥⑦⑧ 13点         

3連単 ⑤⑧ー⑤⑥⑧ー③④⑤⑥⑧ 12点

逃げるのはトロワゼトワル、やや離れた2番手はダノンファンタジー、シゲルピンクダイヤが3番手。中段からラヴズオンリーユー、中段のやや後ろからフェアリーポルカとシャドウディーヴァ、中段の後ろからサラキア、後方からサムシングジャストという並びを想定。

逃げるのはトロワゼトワルで良いと思います、距離が1800mであることと道悪になる可能性があるので、あまり飛ばさない可能性もありますね。問題は2番手でダノンファンタジーが押し出されるように行ってしまうと、かなり掛かると思うの押さえ切れるかどうか。シゲルピンクダイヤも逃げはないし、この2頭はローズSのような位置取りになるかも。

ラヴズオンリーユーが中段からで鳴尾記念が少し前過ぎた感じで、L1で甘くなっているので序盤は出して行かないと思います。フェアリーポルカの位置取りも不確定で、シゲルピンクダイヤの辺りに居てもおかしくない。バテ差し狙いのコースでもないし、トロワゼトワルが余程飛ばさないとこの位置は苦しいはずですが、和田騎手がそこまで考えるかどうか。サラキアは前走後方からの捲り追い込みで1着、青島特別でも北村友騎手が同じ乗り方で勝っているので、今回も後ろから前半はゆったり入ると思います。サムシングジャストはいつも通りですね。

4コーナーです、トロワゼトワルが横山典騎手なのでここで緩めることはないと思います。トロワゼトワルが緩めなければ、隊列に変化はないと思います。サラキアがこの辺りで上がると思いますが、シャドウディーヴァは前走早目に動いてL1甘くなっているので、内田騎手の継続騎乗なら仕掛けを遅らせると思います。サムシングジャストは松山騎手の継続騎乗なので、ギリギリまで追い出しを我慢させるはず。

直線L2標識付近です、トロワゼトワルがどこまで粘れるか、ダノンファンタジーとシゲルピンクダイヤも、ペースや馬場状態、折り合い次第ではこの辺りで苦しくなるかも。ラヴズオンリーユーが徐々に上がって行き、サラキアもそれに追走。シャドウディーヴァがこの辺りでゴーサイン、サムシングジャストは内へ行く可能性もありますが、道悪になれば外へ行くかも。そうなればギリギリまでシャドウディーヴァを風除けに使うと思います。

直線L1標識付近です、ラヴズオンリーユーが抜け出しフェアリーポルカとサラキアが追いかけるところ、外からシャドウディとサムシングジャストが届くかどうか。

では1頭ずつ見て行きます。

◎サムシングジャスト ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。好材料:コース適性、騎手強化。 悪材料:クラス負けの危険、休み明け。

前走は3,4コーナー外を回して届きませんでした、6カ月弱の休み明けで豊騎手もテン乗りでしたから、0.4差は上出来でしょう。今回は乗り慣れた松山君ですし、溜めれば爆発的な末脚を使うのは初音Sで見せています。ヴィクトワールピサの産駒は昨年スカーレットカラーが勝っているので、血統的にコース適性は良いですし、今回は2か月半の間隔なので本領発揮を期待しています。

○ラヴズオンリーユー ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力は低い。・トップスピードの質はまぁまぁで持続力は高い。・スタートが悪く、掛かることがある。好材料:コース適性。 悪材料:特になし。栗東w40.3‐12.9、単走持ったまま、バランス良い。

オークスを勝っているコースですし、2走前のヴィクトリアMが海外帰りの休み明けでアーモンドアイには大きく見劣りましたが、2着サウンドキアラからは0.5秒差。この時の4着がトロワゼトワルで0.4秒差ですから、この馬の臨戦過程とトロワゼトワルの使い詰めを考えると逆転可能だと思います。鳴尾記念でL1が甘くなっているので、その辺りをミルコが上手くケアしてくれれば。

▲シャドウディーヴァ ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。・トップスピードの質はまぁまぁで持続力は高い。・前向き過ぎるところがあって、馬群の外だと掛かる。好材料:コース適性。 悪材料:特になし。美浦坂路38.9-13.1、持ったまま併入、バランス良い。

馬場が悪化しそうなので評価を上げました、東京新聞杯とヴィクトリアMでは上り3Fが33.3と33.4でほぼ一緒でした、これで着順に大きな開きがあるのは前が止まらなかったからですね。マイルから1F伸びて道悪になれば前が苦しくなりそうだし、前走早目に仕掛けてL1で甘くなりましたが、今回も継続騎乗の内田騎手が修正してくれればチャンスはあると思います。

△サラキア ・心肺機能は低い、パワーはまぁまぁ、瞬発力は低い。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。栗東坂路38.3-12.3、単走やや強め、やや右傾。

北村友騎手と手が合っているようで2-1-0-0、1800mも1-2-0-2と好相性です。ただ今回は道悪を後方からだと届かない可能性が出てくるし、トロワゼトワルのペースで先行しようものなら苦しくなるはず。北村友騎手の継続騎乗なので前走と同じように乗ってくると、他の馬次第という感じかな~。

★フェアリーポルカ ・心肺機能まぁまぁ、パワーは高い、瞬発力はやや低い。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:休み明け、クラス負けの危険。栗東坂路38.7‐12.4、単走持ったまま、バランス良い。               

2か月半の休み明けはマイナスのはずで、 前走のクイーンSも56㎏とは言えピリッとしなかたし、愛知杯も得意の道悪で届きませんでした、この時は52㎏だったので印象は良くない。相手次第で流れ込むと思うけど積極的に狙いたい状況ではないかな~。

              

☆ダノンファンタジー  ・心肺機能はやや低く、パワーはある、瞬発力は高くない。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・休み明けでも走る。好材料:・・・。 悪材料:距離適性。栗東w35.7-11.6、単走強め、バランスは良いが掛かり気味。                         

少頭数で1800m、ローズSで前半かなり掛かっていたしペース次第ではここでも掛かってしまうかも、速くなると心肺機能が不安になるので思い切って後方からの方が良いと思うが、川田騎手の継続騎乗で後方まで下げるとは思えない。能力は高いので横山騎手がスローに落として、馬場が悪くなり折り合いが付いた時に好走の条件が揃いそう。

Xトロワゼトワル ・心肺機能は高く、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:初距離。栗東坂路38.8-12.5、単走持ったまま、やや右傾。 

距離適性は未知数だったが道悪になると更に長い距離適性を求められる可能性がある。それ以上に不安なのは休み明け4走目の疲労で、近2走が2着1着なので精神的にもストレスがあると思う。ロードカナロア産駒なので道悪は良くないはず。                    

Xシゲルピンクダイヤ ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力は低い。・トップスピードの質はまぁまぁで持続力は高いバテ差し型。好材料:コース適性、休み明け2走目。 悪材料:距離適性。栗東坂路38.2‐12.3、単走持ったまま、バランスはまぁまぁ。

ダイワメジャー産駒なので1800m以上は距離適性に不安が出る。秋華賞で3着があるが、あの時は後方からのバテ差しだったので、今回前に行ってしまうと怪しくなりますね。

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