2019年3月26日 気になった競馬ニュース。

若葉Sを制したヴェロックスは、次走引き続き川田騎手で皐月賞の予定です。若駒Sに続いての圧勝で、ワールドプレミアを相手にしなかった内容は高く評価できますね。前走から2か月の間隔開けも良かったし、いいローテーションで皐月賞に挑めると思います。東スポ杯2歳Sでは直線で一発もらってバランスを崩していながら、差のない4着なのでスムースなら差し切っていたかも。ジャスタウェイ産駒でハーツクライ系ですから、疲労と直線での進路変更がウィークポイントになりそうなのです、皐月賞では外目の枠が欲しいですね。

若葉S2着のワールドプレミアは青葉賞へ向かいます。皐月賞への優先出走権がありながら、間隔を空けて青葉賞を目指すのは良いですね。全てはラジニケ杯京都2歳Sを勝ち切れなかったことで、スケジュールがタイトのなってしまいました。過去4走すべて関西で走っていて良馬場と言えどかなり重い馬場で苦戦していたので、軽い高速馬場になりやすい東京コースで適性を見せられるかどうか。ディープ産駒なので東京2400は合うと思いますので、ここで好走するようだとダービーが楽しみになりますね。

共同通信杯3着のクラージュゲリエの次走は横山典騎手で皐月賞の予定です。共同通信杯では軽い高速馬場で良さが出なかった、力の要る馬場でのパワー勝負で活躍しそうな感じなので重馬場になれば…。昨年は稍重で追走集団は実質平均バランスくらいで消耗戦、良馬場で行われると平均バランスやハイペースバランスのスピード勝負になりますから、この馬のトップスピードの質では苦しくなるかも。消耗戦になって後方待機からのバテ差しならあるいは…。

金鯱賞1着のダノンプレミアムはマイラーズCへ向かいます。大阪杯へ向かうかと思ったのですが、川田君が乗れなくなりますからね~。マイルでも朝日杯FSを圧勝していますから、余程の激流にでもならない限り心配はないでしょう。

阪神大賞典3着のロードヴァンドールは次走天皇賞へ。凄いラップ推移で3着に粘った阪神大賞典ですが、次走への疲労は心配です。高速馬場になった時に粘り切れるのかどうかも未知数ですから、人気はさほど上がらないかも。ダイワメジャー産駒にしては気性も落ち着いているし、心肺機能は高そうなので長距離で新たな面が出るかどうか。天皇賞春はメイン集団(離して逃げた馬が居る場合)のペースは1000m60秒強を淡々と刻むことが多いので、前走のように大きく中緩みを作れない展開で息が持つかどうかですね。

中山牝馬Sで重賞初制覇を果たしたフロンティアクイーンは次走ヴィクトリアMの予定です。2年前は最後方からになってしまいレースになりませんでしたが、近走はスタートも安定していて楽に好位を取れるので成績が安定しています。府中の高速馬場も府中牝馬Sを好走していますから心配なし。間隔空けても走るタイプなので不安は少ないですね。

フラワーCを圧勝したコントラチェックはオークスへ。2カ月間隔を掛けるのは良いですね、ディープ産駒ですから疲労を溜めてオークスへ向かうよりも期待できそう。問題は展開で、すんなり逃げられるのかどうか、逃げられなかった時にはサフラン賞で勝ち切れなかったように苦戦するかもしれませんね。

阪神スプリングJを快勝したオジュウチョウサンは天皇賞春ではなく、中山グランドJで4連覇を目指します。その後は宝塚記念を視野に入れているようですが、天皇賞春同様フルゲートになってしまうと除外されてしまいますからね~。条件戦を勝って賞金を積んだ方が良いと思うのですが。とんだ勘違いをしてしまいました、人気投票で出走確定ですね。障害なら4連覇は十分達成できそうですから、怪我無く頑張って欲しいですね。

昨年のマイルCS5着のミッキーグローリーが骨折で休養します。初のG1挑戦で5着とまずまずの結果を出したの、今後に期待が持てたのですが残念ですね。6歳ですがまだ12戦しか走っていないので、早く戻ってきてまた活躍して欲しいものです。

高松宮記念の直前3月19日に、2000年の高松宮記念を制したキングヘイローが亡くなりました。今年の高松宮記念では福永騎手に、不思議な追い風が吹いたようなレースで、見えない力を感じました。ご冥福をお祈りいたします。

2017年エリ女を勝ったモズカッチャンが屈腱炎のため引退です。個人的に何度も馬券を取らせてもらった馬なので、感謝しかないですね~。屈腱炎にはなってしまいましたが無事に引退できて良かったです。子供たちに期待してます。