2019年3月23 24日 気になった馬。

土曜阪神11Rからランスオブプラーナ、まずお父さんのケープブランコはアイリッシュダービーを制するなどGⅠ5勝、ただキングジョージ6世&クィーンエリザベスSではハービンジャーに11馬身もの差を付けられての2着なので、スピード血統というよりはパワーと心肺機能が秀でたタイプのような気がします。ドバイWCでもオールウェザーの馬場でヴィクトワールピサと差のない4着ですからね~。

同日の君子蘭賞で1:46.8が出ている馬場ですのでタイム自体は高く評価するわけにはいきません、逃げて前半1000m60.7、上がり34.3なので自分のペースに持ち込むと怖い存在ですね。きさらぎ賞では良馬場でも雨が降っていて重い馬場でした、1000m61.2のスローバランスで行って3着なので、軽い高速馬場の方が良いのかもしれません。毎日杯ではL3から馬なりで11.2のラップを連発していますが、ここは下り坂の地点なので瞬発力、加速力は低いと思います。軽い高速馬場で前半からハイペースもしくは平均バランスでリードを築いて、押し切るのがあっていそうですね。皐月賞では良馬場で、有力馬が中段で牽制したような時に”あわや”の場面があるかも。

同じく土曜阪神11Rからウーリリ、直線で詰まってしまいましたね。新馬戦では6枠から馬群の外、中段から4コーナーでは先団に取り付いてミッキーブリランテとの接戦を制して1着。今回は終始内々の中段を回って、追い出したのは残り200mからでした。瞬発力に秀でたタイプではないのでこれでは届きませんね。福永騎手らしい競馬でした、今後も継続騎乗なら外目の枠に入ることが好走条件になりそうです。今後はダービー目標にするそうです、お姉ちゃんがウリウリ、お兄ちゃんがマカヒキなので瞬発力には期待せず、トップスピードの質と持続力で勝負すれば距離が伸びて良さが出そうですね。

日曜阪神11Rからクリノヤマトノオー、う~ん8枠15番で3,4コーナーでは馬群の外に居たのに、直線に入るやなぜか馬群に突っ込む謎騎乗でした。実は前走も和田騎手で8枠15番、この時は後方からになって3,4コーナー内目を回して直線馬群に突っ込んで・・・。3走前に勝った時も和田騎手でスタート決めて中段のやや前から、直線内を突いて前2頭の間を割って差し切っています、この時のイメージに拘り過ぎているようですね。瞬発力はまぁまぁ有るので前が壁になっても3,4着まで来ちゃうんですよね~、でも勝ち切れない。外から早目にトップスピードに乗せれば重賞でも勝ち負けできると思いますので、トップクラスの騎手でなくても良いので、藤岡佑介騎手なら上手く乗りそうですね。

日曜中山11Rからサトノティターン、以前の記事でも書いたのですが上がり36秒台後半で勝てる展開ならという馬ですね。平均バランスですがL4で12.1に入る消耗戦で、中段の後ろで足を溜められたのが良かったですね。以前は逃げたり先行して粘り込むレースでしたが、今回は外から速い馬が多く居たこともあり中段の後ろからになりました。今回2走続けて1着になった理由としては、格上げ戦であることと中段後ろからの差しに回ったことでしょうね、同じようなレースだと飽きる馬もいるようなのでいい刺激になったのかもしれません。今回は嵌った感が大いにあるので、今後重賞ではもう少し決め手を磨くか、自身でペースを作って後続を疲弊させるなどの工夫が要りそうですね。こういう大型馬大好きなので今後も注目していきます。