金曜日の馬場情報 良馬場
含水率 ゴール前9.2% 4コーナー11.2% (10:00)
クッション値 9.5 標準 (10:00)
馬場状態ですが金曜の朝は上記のような数値でした、Aコースは今週が最後で3~4コーナーに痛みがあり、直線も内に軽微な痛みがあります。先週の10R立雲峡Sが3勝クラスのマイル戦で1:34.1、勝ったサトノウィザードの上り3F32.8でした。スローバランスでしたが、直線は軽くトップスピードの質が問われる状態でした。今週は雨もなく引き続き良馬場で行われるはずで、コーナーでは痛みがあるので時計が掛かり、直線ではスピードが出る、そんな馬場状態を想定しています。
◎レイパパレ
○ブラヴァス
▲ヒンドゥタイムズ
馬連 ⑦=⑪
3連単 ⑦ー⑪ー① 1点
逃げるのはジェネラーレウーノ、2番手にレイパパレ。中段の前からヒンドゥタイムズ、その外にブラヴァス。中段からナイママ、エヒト。中段のやや後ろからセントウル、サトノクロニクル、中段の後方からロードクエスト。後方からキングミニッツ、トーアライジン。という並びを想定。
逃げる可能性があるのはジェネラーレウーノとレイパパレですが、レイパパレは何が何でも行きたいタイプではなく、ジェネラーレウーノが主張すれば行かせて2番手で折り合うと思います。問題はジェネラーレウーノのペースですね、屈腱炎からの復帰戦だった前走オールカマーはドスローに落としています、今回と同じ三浦騎手のレース後コメントでは意図的にスローにしたそうで、長期休養明けを考慮してのことだったようです。今回は休み明け2走目で果たして引き上げて来るかどうか、少頭数で引き上げても1頭で行かされてしまう可能性もあるし、そもそも三浦騎手がペースを引き上げるイメージがないんですよね~。
レイパパレは糸魚川特別や大原Sでスローバランスを快勝、1勝クラスを平均バランスで快勝している程、適性の幅が広い馬ですから、川田騎手も慌てずブラヴァスだけを見る形でレースを進めると思います。そのブラヴァスがレイパパレをマーク、この馬も新潟記念や七夕賞を見て分かるように適性の幅が広い馬ですね、今回は格好の目標が居ますから、外から中段辺りを取り切って流れに乗ってという感じでしょう。ブラヴァスに2戦2敗のヒンドゥタイムズは内枠から、ブラヴァスの内で折り合うと思います。この2頭は但馬Sで騎手が入れ替わっています、お互いに手の内は分かっているはず。
五稜郭Sと札幌日経OPで先行から好走しているナイママですが、国分優騎手が前走先行させずに凡走、ここでも押して押して行かせるとは思えず、中段辺りが取れるようならそこで折り合うのではないでしょうか。サトノクロニクルも藤井騎手の継続騎乗で、中段辺りから進めそうですね。
4コーナーです、ジェネラーレウーノがスローの3F勝負に持ち込むようなら、トップスピードの質で見劣りこの辺りで先頭を明け渡すかも。逆に4F戦に持ち込めるようなら直線まで先頭で頑張っていると思います。ただ最終追い切りが坂路だったことからも、未だ3歳時の状態にまでは戻っていない可能性が高く、前走も直線入り口ではズルズル下がったように、スピード負けする可能性が高いと思います。
レイパパレがジェネラーレウーノをスムースに交わしに行きます、ジェネラーレウーノに対して1頭分外を回すはずで、ここではつまらないと思います。これに続くブラヴァスもスムースですが、内を通すヒンドゥタイムズはブラヴァスがジェネラーレウーノを交わすまで待たされる可能性があります。この辺りは4コーナーの入り方で、ロスなく乗ろうとすると却って待たされてしまうと思います。
サトノクロニクルは中目から、L3から11秒台の前半に入ってしまうと追走に苦しくなってしまいますね。これはナイママも一緒で、この2頭は4コーナーで追走に苦労しそう。ロードクエストは2000mが長い印象で、追走するのが精一杯と予想しています。元々輸送が良くないタイプで、関西圏で好走する時は栗東滞在が必須、今回は美浦で追い切っているので期待しにくいですね。
直線L1標識付近です、レイパパレがスムースに抜け出しブラヴァスが追いかけますが、この2頭は斤量が3㎏もあるので、ブラヴァスがレイパパレを捕まえるのは難しいと思います。レイパパレは1勝クラスで阪神の坂を克服しているので、ここは早目先頭から押し切ると期待しています。続くブラヴァスは持続力が高いし、但馬Sで同コースを勝っています、その時は直線で若干詰まっていながら勝ち切ったので、スムースならヒンドゥタイムズには後れを取らないと思います。そのヒンドゥタイムズは持続力が高くはないので、ブラヴァスを逆転することは難しいはず。4コーナーで待たされる不安もありますし、3着確保で精一杯かな~。
では1頭づつ見て行きます。
◎レイパパレ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。好材料:斤量。 悪材料:クラス負けの危険。栗東坂路39.1-12.7、単走やや強め、バランス良い。
無敗で4連勝中であることや、前走の大原Sの圧勝具合など評価項目は多いのですが、最大の好材料は川田騎手の継続騎乗でしょう。この馬は秋華賞を除外されてしまいましたが、出走すればルメール騎手が乗る予定でした。ここで負けるようなことがあれば当然乗り替りになりますから、川田騎手は背水の陣で乗るはずです。どんな汚い手を使ってでも勝ちに行くはずで、ここは川田騎手の執念にかけて本命にします
○ブラヴァス ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:特になし。栗東P36.9-12.5、単走持ったまま、バランス良い。
但馬Sで同コースを勝っているコース適性の良さ、既に新潟記念を勝っている重賞馬であることなど、ここでは格上の存在です。但馬Sでは直線一瞬待たされながらも、しっかり勝ち切ったことは好印象で、その時の2着がスムースだったヒンドゥタイムズでした。少頭数で外枠なので詰まる可能性はなく、スムースな競馬が出来ると思いますが、斤量の分だけ2番手に。
▲ヒンドゥタイムズ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。栗東w37.7-11.9、単走やや強め、やや右傾でバランスまぁまぁ。
この馬も但馬Sで2着とコース適性が良いですね、ただ2頭に比べて持続力がやや見劣るので、3番手の評価まで。豊騎手なので上手く乗ってくると思いますから、凡走はないと思いますが。