2019年神戸新聞杯 予想。超高速馬場ならサートゥルナーリア。


まずは馬場状態ですが、土曜10R夕月特別牝馬限定2勝クラス1800mが1:45.3、勝ち馬の上り3F33.6だったので超高速馬場と見ていいと思います。で、明日ですが天気予報では雨マークが少ないんですね、台風の一番外側の雲がかかることがあるかな~というくらい。ほぼ降らないと思うので超高速馬場で想定します。

◎サートゥルナーリア

○ヴェロックス

▲レッドジェニアル

△ユニコーンライオン

★ワールドプレミア

3連単 ③=⑤-②④⑧ 6点

逃げるのはヴィント、内からユニコーンライオンが2番手、シフルマン、ヴェロックス、サートゥルナーリア、ジョウショーム―ド、ワールドプレミア、レッドジェニアルという並びを想定。

逃げるのはヴィントだと思います、竹之下騎手なのでどこまでペースを刻めるかは未知数ですね、500万条件で逃げ切った時もラップ推移はガタガタですから、あまり信用できない逃げになりそう。この辺りは川田騎手やルメール騎手はよく分かっていると思うので、目標にするようなことはないと思います。実際にレースを作るのはユニコーンライオンの岩田騎手か、シフルマンの松山騎手だと思います。

ヴェロックス川田騎手はサートゥルナーリアよりも前に居たいはず、サートゥルナーリアのルメール騎手はヴェロックスが前に居てくれれば目標に出来るので、利害は一致してスンナリ隊列が決まりそう。ワールドプレミアが豊騎手なのでスタートさえ決まればシフルマンの横辺りに居るかもしれませんね、後方からだと届かないことは分かっているはずなので。

4コーナーから直線入り口です、この辺りでユニコーンライオンがヴィントを捕まえに行きそう、ヴェロックスが続きますが、シフルマンが上手くコースを取れるかどうか。松山騎手は逃げ・先行の時は非常にいい騎乗をしますが、差しに回るとコース取と仕掛のタイミングが甘くなる傾向があるので、ここで一瞬待たされると苦しいですね。ヴェロックスに続くのはサートゥルナーリアで、ワールドプレミアとレッドジェニアルが外から追い込んでくると思います。

直線L1標識付近です、ヴェロックスが抜け出すところをサートゥルナーリアが続きます、ルメール騎手はギリギリまでヴェロックスを使うと思います、トップスピードの質ではサートゥルナーリアにレッドジェニアル分がありますから、馬場を考えると差し切れると思います。ヴェロックスが勝つにはL4辺りからのロンスパに持ち込む必要がありますが、さすがに前哨戦で権利も持っているのでそこまではやってこないと思います。

外から3着争いのワールドプレミアとレッドジェニアル、内からユニコーンライオンがどこまで粘れるかですね。ワールドプレミアとレッドジェニアルはトップスピードの質はレッドジェニアルの方が上だと思うので、サートゥルナーリアが勝つ展開なら3着はレッドジェニアル、ヴェロックスが勝つ展開ならワールドプレミア、ユニコーンライオンは2頭の仕掛けが遅れた時に残りそう。

では1頭ずつ見て行きます。

◎サートゥルナーリア 休み明けでも走る、スローからの瞬発力勝負なら。栗東坂路37.4-12.0、単走持ったまま、バランス良い。馬場が超高速馬場になっているので、トップスピードの質で勝るサートゥルナーリアに分がありそうですね。ダービーでは出遅れてロスの大きい競馬でしたから、少頭数のここはすんなり差し切ってしまうと思います。

○ヴェロックス 休み明けでも走る、持続力勝負になればこちら。栗東w38.0-12.3、単走持ったまま、バランス良い。馬場が超高速になってしまったので、トップスピードの質を問われてしまうとやや分が悪いですね。

▲レッドジェニアル 休み明け不明、下り坂を利用できるコースは良い。栗東坂路40.4-12.5、単走持ったまま、やや右傾。トップスピードの質は見せていないので、トップスピードの質を期待するのは危険だと思う。京都新聞杯でロジャーバローズに勝っているので、3着は確保して欲しい。

△ユニコーンライオン 前走古馬混合2勝クラスを1着、延長は良い、休み明けでフレッシュ、すんなり先行できれば。栗東w38.4-12.3、やや強め半馬身先着、バランス良いが反応イマイチ。距離を延長しながら2連勝してきた馬で、更に2F延長で挑めるのは期待が持てる。すんなり先行したうえで、あまりマークされないようならスルッと3着があるかも。

★ワールドプレミア 休み明けでも走るが半年ぶりはやや不安、トップスピードが問われなければ。栗東坂路38.3-12.4、持ったまま半馬身先着、バランス良い。トップスピードの質が低いので後方からでは届かないと思う、持続力勝負になれば台頭するかな~。