NHKマイルC 全頭評価。その2。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

オマツリオトコ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
函館2歳S 3着 稍重でハイペースバランスをスタート遅く後方ポツンから、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて3着。
ニュージーランドT 14着 稍重でややハイペースバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
函館2歳Sではスタート出遅れて後方ポツンから、稍重でハイペースバランスだが自身は平均くらい。これで足が溜まったようで3着まで追い込んできた、心肺機能とトップスピードの質が問われず、パワーと持続力を見せた。ニュージーランドTではスタート五分に出て中段のやや後ろから、稍重でややハイペースバランスなので心肺機能は問われていないが、前半の追走に苦労していて、スピード負けした感じ。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はなし、悪材料はクラス負けの危険で、芝ではスピード負けしてしまうので、このクラスでは苦しいはず。

適性:梅

カルロヴェローチェ ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 スローバランスをスタート早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し快勝。
野路菊賞 7着 スローバランスをスタート早く少頭数の中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スースだたがL2で苦しくなり凡走。
白梅賞 1着 ややスローバランスをスタートやや早く逃げ切り。
ファルコンS 2着 重馬場でハイペースバランスをスタートやや遅く中段のやや前から掛かり気味、3,4コーナー内目を回して直線進路変更に手間取り2着まで。
新馬戦ではスタート早く中段の前から、スローからの3F戦になりL2は10.8だが、この地点では他馬と脚色一緒なのでトップスピードの質はやや高いくらい、L1で一気に引き離したのでパワーとまぁまぁの持続力を見せた。野路菊賞ではスローバランスを中段の前から、スムースだったがL2標識で苦しくなっている。この時はスローからの3F戦で心肺機能は問われていないので、距離適性の可能性が高い。

白梅賞ではスタートやや早く逃げ体勢、やや行きたがる面を見せたので前に馬を置いた方が良いかもしれない。スローからの3F戦でL2の11.1で後続を突き放したので、やや高いトップスピードの質とまぁまぁの持続力を見せた。ファルコンSでは重馬場でハイペースバランスを中段の前からで、自身もややハイペースだったので心肺機能を見せた。スタートがやや遅くリカバリーしたからか掛かり気味だった、直線ではL1標識まで前が空かずに2着まで、L1で再加速した感じではなく持続力で差を詰めている。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

好材料は距離適性で、マイルに短縮した白梅賞を圧勝している。前走のファルコンSも直線スムースさを欠いたが僅差の2着まで詰めてきたので、1800以下なら距離は好相性だと思う。悪材料は特になく、新馬戦ではホープフルS1着のドゥラエレーデを5着に、サウジダービ3着とUAEダービー1着のデルマソトガケを6着に下している。加えてこの時の2着チャンスザローゼスがアイビーSを圧勝しているので、クラス負けの危険はないと思う。

適性:松

クルゼイロドスル ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。  

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 2着 スローバランスをスタート早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
未勝利戦 1着 平均バランスをスタートやや遅く中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。
デイリー杯2歳S 5着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
ジュニアC 1着 ハイペースバランスをスタートやや早く逃げ切り圧勝。
新馬戦ではスタート早く2番手先行、スローからの3F戦に付き合ってしまい、トップスピードの質で見劣り。この時の1着がリバティアアイランドで、直線だけでやられている。未勝利戦ではスタートやや遅く中段から、平均バランスで中緩みからの3F戦を差し切り。L1での伸びが目立っているので、スパッと切れる感じではなく持続力で押し切るタイプ。

デイリー杯2歳Sではスタート五分に出て中段のやや前から、3コーナーから3番手に上がり中目をスムース、直線ではL2の11.0で前に離され、後ろからダノンタッチダウンに並ばれたので、トップスピードの質で見劣り。ジュニアCではスタートやや早くハイペースバランスを逃げ切り圧勝、L2で出し抜いて勝負を決めているのでまぁまぁの瞬発力を見せたし、高い心肺機能とパワーを見せた。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、未勝利戦が府中マイルで快勝しているので好相性。悪材料はクラス負けの危険で、デイリー杯は展開が合わなかったので仕方ないが、重賞で好走していないので、GⅠで通用するかは未知数。休み明けは未勝利戦で勝っているので不安はない。

適性:竹

サトノヴィレ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
ジュニアC 12着 ハイペースバランスをスタートやや早く中段の前から掛かり気味、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
クロッカスS 2着 スローバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
フローラルウォーク賞 5着 稍重でスローバランスをスタートやや早く少頭数の中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
ジュニアCではスタートやや早く中段の前から掛かって3番手へ、4コーナーで一杯になったので距離適性が出た感じ。このレースはハイペースバランスなので、これで掛かっているということはスピードが勝ちすぎている感じ。クロッカスSではスタートやや早く中段のやや前から、折り合いは付いている。スローからの3F戦でL2の11.0では差を詰められず、L1でジワっと差を詰めたので持続力は見せた。フローラルウォーク賞ではスローからの3F戦を少頭数の中段の後ろから、スムースだったが伸びずに凡走。トップスピードの質で見劣り。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:距離適性、クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、府中は2着2回なので好相性。悪材料は距離適性で、ジュニアCを見ると1F長い感じがする。もちろんクラス負けの危険もある。

適性:梅