NHKマイルC 全頭評価。その1。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

ウンブライル ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 スローバランスをスタートやや遅く2番手先行、3,4コーナー内目を回して早目先頭に立ち、直線ノーステッキで圧勝。
もみじS 1着 スローバランスをサーやや遅く少頭数の中段から、3,4コーナー内目をスムース、直線スースに差し切り。
阪神JF 15着 ハイペースバランスをスタート遅れて中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
クイーンC 6着 稍重でややハイペースバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
ニュージーランドT 2着 稍重でややハイペースバランスをスタートやや遅く中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが2着まで。
新馬戦ではスタートやや遅かったが2番手へ、折り合いが付いていて4コーナーで先頭に並び、直線L2突き放したし、L3から持ったままなのでトップスピードの質をまだ隠している感じ。もみじSではスタートやや遅く少頭数の中段から、直線L2で自身10秒台に入れた感じで一気に差し切り、この時もノーステッキだったのでまだまだ本気で走っていない。阪神JFでは外枠でスタート遅れて中段の後ろから、中緩みがなく前に取り付けない展開で凡走。直線入り口で反応が悪く全く伸びていないので、体調面の問題の可能性が高い。

クイーンCではスタート五分に出て中段から、スムースだったが伸びずに凡走、この時は2カ月の間隔でプラス12㎏。ニュージーランドTでは稍重でややハイペースバランス、スタートやや遅く中段から進めて、直線スムースに伸びて2着。パワーと持続力の高さを見せた。

<心肺機能が低い可能性があり、前半34秒台のレースでは凡走している>

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性、コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、前走のニュージーランドTでマイルを2着、新馬戦で府中を勝っているのでコース適性も良い。悪材料はクラス負けの危険で、阪神JFでは凡走、この時は外枠だったし反応も悪かった。前半の位置取りがカギになりそうで、ユッタリ入って末脚を生かした方が良いかも。このレースは前半が33秒台に入ることも多く、後方から行かないと苦しくなりそうで、そうなると届かない危険が出て来る。

適性:竹-

エエヤン ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 3着 スローバランスをスタート遅く中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが3着まで。
未勝利戦① 5着 ハイペースバランスをスタート早く逃げ体勢、掛かり気味で3,4コーナー内目を回し、直線スムースだったがL2で一杯になり凡走。
未勝利戦② 1着 ハイペースバランスをスタートやや早く中段の前から掛かり気味、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
1勝クラス 1着 スローバランスをスタートやや早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し持ったまま圧勝。
ニュージーランドT 1着 稍重でややハイペースバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し快勝。
新馬戦ではスタート遅く中段の後ろから、スローからの3F戦でL2では先頭に立ったが、L1で差されてしまったので、トップスピードの質を持続力する部分でやや見劣った感じ。未勝利戦①では掛かり気味に逃げて凡走、後方を離す逃げだったがL2で一杯になったので距離の問題かもしれない。未勝利戦②ではスタートやや早く中段の前から、ハイペースバランスを中段の前から押し切ったので、心肺機能とパワー―、持続力の高さを見せたし、マイルがベストの可能性がある。

1勝クラスではスタート早く2番手先行、若干掛かっていたがミルコが抑えて宥めていた。スローからの4F戦になりL2の11.1はこの馬のラップなので、やや高いトップスピードの質を見せたし、パワーと持続力の高さを見せた。ニュージーランドTではスタートやや早く中段の前から、稍重でややハイペースバランスを押し切ったので、心肺機能とパワー、持続力の高さを見せた。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

好材料は距離適性で、マイルに短縮して3連勝しているし、この3レースは全て0.2秒差以上つける快勝。展開もスローバランスからハイペースバランスまで勝っているので、展開不問。悪材料は特になし、戸崎騎手へ乗り替りだが、未勝利戦を快勝したコンビなので悪材料にはならないと思う。

適性:松

オオバンブルマイ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 平均バランスをスタート早く3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し快勝。
京王杯2歳S 1着 平均バランスをスタートやや速く3,4番手先行、3,4コーナー内目を回して直線前に詰まったが再加速して差し切り。
朝日杯FS 7着 ハイペースバンスをスタート出遅れて後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが7着まで。
アーリントンC 1着 重馬場でハイペースバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
新馬戦では平均バランスを3番手先行、スムースに抜け出し快勝しているので心肺機能と持続力を見せた。京王杯2歳Sでは平均バランスを先行、自身も平均だったはずでまぁまぁの心肺機能を見せたし、直線L2で詰まったが外に出してから再加速しているので、まぁまぁの瞬発力を見せた。朝日杯FSではスタートで遅れて後方から、バテ差しの展開になったがポジションが後ろ過ぎて届かず、トップスピードの質で見劣り。

アーリントンCではスタート改善して離れたメイン集団の中段のやや前から、直線はややモタモタしたが、L1で一気に差を詰めて差し切り。高いパワーと持続力を見せた。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性、コース適性。 悪材料:特になし。

好材料は距離適性で、前走アーリントンCでマイルを勝っている、朝日杯FSは出遅れたので度外視すれば、マイルは好相性。府中は1400mの京王杯2歳Sを快勝しているので好相性。悪材料は特になし、朝日杯FSのようにスタートで遅れてしまうと苦しくなるし、前走差し切っているので、初手のポジションが後ろになってしまうと届かない危険が出て来る。

適性:松-

オールパルフェ ・心肺機能はやや低い、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 2着 スローバランスをスタート五分に出て逃げ体勢、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
未勝利戦 1着 スローバランスをスタートやや早く逃げ切り快勝。
デイリー杯2歳S 1着 スローバラン明日をスタート五分に出て逃げ切り。
朝日杯FS 6着 ハイペースバンスをスタート早く逃げ体勢、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがL1で苦しくなり凡走。
スプリングS 7着 重馬場でハイペースバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったがL1で一杯になり凡走。
新馬戦ではスローバランスを逃げて2着、スタート五分に出てスムースだったが、L2標識まで待ってしまい差されている。未勝利戦ではスローからの3F戦にして逃げ切り快勝、L1で突き放したので、パワーと持続力を見せた。デイリー杯2歳Sではスタート五分に出て逃げ切り、スローからの4F戦にしてL2が11.0だが下り区間なので、トップスピードの質はまぁまぁ、パワーと持続力の高さを見せた。

朝日杯FSではハイペースバランスを逃げて凡走、心肺機能で見劣り。スプリングSでは重馬場でハイペースバランス、スタートやや早く中段の前からなので自身もハイペースバランスだったはず。これでL1減速率が大きくなったので、心肺機能で見劣った。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:騎手不安。

好材料は距離適性で、デイリー杯2歳Sを勝っているのでマイルは好相性、この時の2着はダノンタッチダウンなので高評価。新馬戦で府中マイルを2着、この時の1着はノッキングポイントなので、悪くないと思う。悪材料は騎手不安で、ここまで大野騎手が乗り続けている。デイリー杯ではスローの単騎逃げに持ち込めたが、朝日杯FSではハイペースで逃げて凡走、前走のスプリングSでも逃げてはいないが、自身もハイペースにしてしまい凡走した。この馬は心肺機能は高くないので、前半のペースが重要だが、騎手がこの馬の特性とペース認識を理解していない感じで負けている。このレースは前半から速くなることが多いので、前に行く意識に凝り固まってしまうと苦しくなると思う。

適性:梅