2022年日本ダービー　予想。運の良い馬が勝つ。

土曜日の馬場情報　良馬場　　Cコース

＜今週からCコースを使用します。柵の移動により大きな傷みはカバーできましたが、正面直線の内柵沿いに傷みがあります。＞

土曜日は良馬場でした、金曜日に雨が降り含水率は高めでした。10Rの葉山特別が2勝クラスのマイル戦で1:34.2、前半がかなり遅かったので走破時計は参考程度、上がり3F33秒台を多数の馬が出しているので、日中にどんどん乾いてやや高速馬場まで回復していますね。今週からCコースに替わりましたが、外が全くダメという感じでもないので、内優位はあると思いますが、直線の外も伸びないことはないと思います。

◎ピースオブエイト

○イクイノックス

▲ドウデュース                                

△ジオグリフ                                      

★ダノンベルーガ                           　　　　

☆デシエルト 　　                              

馬連 ⑤⑱＝⑤⑫⑬⑭⑮⑱ 9点　　　　　　　　　　　　 

3連複 ⑤⑱＝⑤⑫⑬⑭⑮⑱ 16点　　　　　　 　　　　 

3連単 ⑤⑱ー⑤⑬⑭⑱ー⑤⑫⑬⑭⑮⑱ 24点

逃げるのはデシエルト、2番手にアスクビクターモア、ピースオブエイト。中段の前からセイウンハ－デス、ロードルゼル、キラーアビリティ、中段のやや前からアスクワイルドモア、プラダリア、イクイノックス。中段からオニャンコポン、ビーアストニッシド、ジオグリフ、中段のやや後ろからマテンロウレオ、ダノンベルーガ、ドウデュース。中段の後ろからジャスティンパレス、ジャスティンロック、後方からマテンロウオリオンという並びを想定。

逃げるのはデシエルト、前走の皐月賞ではスタートで躓き逃げられず。最初の100m位は躓いたことの影響を確認している感じでした、その後前に行きましたが掛かってしまい凡走。若葉Sでも先頭に立っても掛かっていたので、折り合えるかどうかは不安ですね。若葉Sでは前半1000m60.8で行きたがっているので、良馬場なのでもう少し速くなりそう。1000m60.0くらいを想定しています。

2番手先行はアスクビクターモア、皐月賞で逃げましたが5着だったので、何が何でも逃げることはないと思います。前走の毎日杯で逃げたピースオブエイト、何が何でも逃げるタイプではないので、デシエルトと逃げ争いはしないはず、問題は前に行けるかどうかですね、スタートで若干遅れるので、プラダリアやオニャンコポンに前をカットされるとリカバリーできないと思います。スタート次第になりますが、前走逃げ切っているので、中段に下がりたくはないはずで、ある程度出して行くと思いますが・・・。

中段の前からロードルゼルでレーン騎手なので、逃げ争いはしないはずで折り合って末脚勝負だと思います。キラーアビリティが中段の前に行くかどうか。イクイノックスが外から中段のやや前、内から3頭目あたりになりそうで、馬群の切れ目があるかどうか。ジオグリフは皐月賞と同じように、イクイノックスの後ろ狙い。ダノンベルーガは皐月賞では中段のやや前から、伸びがイマイチだったので今回はやや下げて脚を溜めるかも。逆にドウデュースは皐月賞で届かず、脚を余した感もあったので、今回は前回よりも前で進めるはず。中段のやや後ろくらいでしょうか。

デシエルトは気性が勝ったタイプで、岩田騎手が無理に抑えないと後続を離しての逃げもありそう。その場合はピースオブエイトが付いて行けば面白い展開になりそうですね。仮にこの2頭が離して逃げると、メイン集団をコントロールするのは田辺騎手や幸騎手の可能性があり、メイン集団はおかしなペースになるかもしれません。オークスでは前半がスローで向正面からジリジリ上げるラップ推移で、中段の後ろからでは届かない展開だったので、同じようなラップ推移はあると思います。若葉Sでもスローからの4F戦にしているので、前半スローからの4F、もしくは5F戦があると思います。

4コーナーです、デシエルトが先頭で、離して逃げていなければこんな感じ。L4で一気に速いペースにすることはないと思うので、後続が離れることはないし、隊列も大きく変化しないと思います。マテンロウオリオンがジワジワ上がてきて、他はステイでしょうね。

直線L2標識付近です、この辺りではまだデシエルトが先頭で、直線に入って外へ流れながらそれぞれのコースを目指す感じ。ロードルゼルの後ろからイクイノックスはまだ持ったままのはず、その後ろからジオグリフ、ドウデュースがそろそろ追い出しを始める感じ。ダノンベルーガはコースが空くかどうか。

直線Ⅼ1標識付近です、イクイノックスは東スポ杯のL2で10秒台の脚を使って勝負を決めています、ここでしっかり反応すればL1標識付近で先頭に並び、ここからは差を広げるはず。それをジオグリフとドウデュースが追いかけ、デシエルトがどこまで粘るか。ダノンベルーガは直線で進路変更を強いられそうで、加速が鈍る可能性があります。ピースオブエイトは単純な末脚勝負では分が悪い、デシエルト次第ですがL2標識辺りで、後続にある程度のリードを作っておけば、持続力で押し切る可能性があると思っています。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ピースオブエイト　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料：・・・。　悪材料：初輸送、クラス負けの危険。

毎日杯では稍重で1分47秒台を逃げ切り、アルメリア賞では1分46秒台で差し切りと、1800mで好タイムを連発しています。この時期に1800mで1分47秒台以下のタイムはかなり優秀で、完成度の高さを感じます。スタートが若干遅いので、前に行けるかどうかが最初の難関。次が藤岡佑騎手のペース認識の悪さ、これが結果的に良い方に出てくれれば、例えばデシエルトと2頭で離して逃げるとか。なにか幸運がないと苦しいと思いますが、力はあるので狙ってみたい馬です。

○イクイノックス　　・心肺機能は不明、パワーはある、瞬発力は不明。　

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：なし。

前走は1コーナーで行きたがってしまい、風除けにされた上にジオグリフの目標にされてしまいました。東スポ杯2歳SでL2の爆発力を見せているので、コース適性は良いはず。大外枠ですがルメール騎手なので上手く乗ると思いますい。力は1番だと思いますが。

▲ドウデュース 　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。　

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

皐月賞で脚を余した感じだったので、今回はある程度ポジションを取ってくると思います。末脚は前走見せているので距離さえ持てば伸びるはず。

△ジオグリフ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

皐月賞は恵まれた感もありますが、スタート決めて差し切ったレース振りは2冠の可能性十分。札幌2歳Sで見せたスタートの悪さや、喉鳴り不安もあるので、軸にはしにくい。

★ダノンベルーガ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　

・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

共同通信杯で稍重の中で1分47秒台、ジオグリフに先着しているのでここは好走する可能性が高いはず。ただ前走の皐月賞で差し損ねているので、今回初手のポジションを下げてしまうと届かない危険も。川田騎手がオークスでアートハウスを選んだことが、悪影響を及ぼさなければ良いが。

☆デシエルト　　・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料：血統。　悪材料：スタート不安、クラス負けの危険。

前に居るので逃げ切りの可能性は十分あると思います、若葉Sのように自分の形に持ち込めるかどうかですね。お婆ちゃんがアドマイヤグルーヴなので、府中2400mは合うと思いますが。