2022年エリザベス女王杯 予想。準備万端。

土曜日の馬場情報 良馬場  Aコース

内回り3コーナー入口から4コーナーにかけてコース内側に傷みがあります。その他の箇所についてもコース内側に軽微な傷みがあります。

馬場状態は良馬場、金曜日に散水していますが乾いています。9Rの岸和田Sが3勝クラスの2000mで1:59.8、逃げ切りでした。2番人気のセファーラジエルが3,4コーナー内から3頭目を回して3着。11Rのデイリー杯2歳Sが外回り1600mで逃げ切り、走破時計1:33.2でスローからの4F戦でした。1番人気のダノンタッチダウンが、3,4コーナー内から3頭目を回して2着まで。芝は内が荒れているようですが、それでも内をスムースに先行してしまった方が良いようです。

明日は10時頃から雨の予報で、お昼以降は雨量も多くなりそう。今の阪神は散水くらいではかえって乾くので、エアレーションと単粒砕石の効果でかなり水捌けがいい感じ。今年の京都大賞典がかなりの雨量でしたが稍重でした。なので多少の雨量では大きく悪化はしないと予想して、稍重くらいではないかと考えています。

◎ウインマリリン

〇スタニングローズ

▲クリノプレミアム

単複 ⑬

馬連 ⑩=⑬

ワイド ⑩=⑬

3連複 ①=⑩=⑬

逃げるのはローザノワール、2番手にウインキートス、中段の前からクリノプレミアム、スタニングローズ、ウインマイティ。中段のやや前からアンドヴァラナウト、ウインマリリン、中段からホウオウエミーズ、テルツェット、ジェラルディーナ。中段のやや後ろからイズジョーノキセキ、ナミュール、中段の後ろからピンハイ、デアリングタクト、ルビーカサブランカ。後方からマジカルラグーン、アカイイト、ライラックという並びを想定。

ローザノワールは内枠引いたし、前走のように躓かない限りすんなり逃げられると思います。2番手にはウインキートス、内から前に行きたい馬が少なく、外枠からでも先行出来ると思います。その後ろが中段の前で内からクリノプレミアム、豊騎手なので最内だしスタートさえ五分に出れば引かないはず。スタニングローズもスタート良く、他に前に行きたい馬が少ないので、やや押し出されるような感じで前に行くと思います。後はウインマイティで、ウインが3頭出しなので、外からスタニングローズにプレッシャーを掛けに行くかどうかですね。

中段のやや前からはアンドヴァラナウト、この馬はスタート出るしムーア騎手も位置を取りに来るので、いつも通り中段のやや前は取れると思います。その外にウインマリリンで、スタート五分以上に出るし二の足も速い、自身よりも内の馬で前に行きそうな馬が少ないので、外からでも内目に入れそう。ジェラルディーナは大外枠で前に行けるかどうか、前走のオールカマーは内優位の馬場で前に行けたことが大きかった。クリスチャン騎手に乗り替わって、お母さんジェンティルドンナのイメージで乗てしまうと、差しに行って不発になることもあるかと。

ナミュールは前走スタニングローズにぶつけられているので度外視して良いが、オークスでもゲートが開いた瞬間に加速できない感じで、スタートがやや遅い。なので前には行けないと思います、中段のやや後ろくらいだと思います。その内にイズジョーノキセキ。中段の後ろからになりそうなのがデアリングタクトですね、内枠を引いてしまったので一旦下げてからだと思います。

同じようにピンハイも内枠を引いてしまい、スタートも良くないので中段の後ろで、外に出すスペースを探りながらだと思います。アカイイトはいつも通り後ろから、ライラックは引き続きミルコなので後ろからだと思います。外国馬のマジカルラグーンは、スタート速い感じではないので、後ろからになるかな~っと。

4コーナーです、距離不安のあるローザノワールがどこまで粘るかですが、前半無理をしないと思うので直線までは踏んばると思います。ウインマイティがスタニングローズに追い出しを掛ける感じで上がれば、スタニングローズは併せるように上がるはず。この地点でL3の終わりなので、スパートのタイミングとしてはドンピシャだと思います。ウインマイティはスタニングローズを潰したいなら、もっと前から先捲りに行くべきですね。

スタニングローズがジワっと上がれば、ウインマリリンが追走。中段辺りの馬は外目に広がると思うので、内にスぺースが出来ればクリノプレミアムはウインマリリンの後ろへ、ジェラルディーナは内から4頭目あたりになりそう。後ろからはアカイイトが昨年のような感じで外から、ライラックも同じような感じで外を回すと思います。デアリングタクトとピンハイは外に出せるかどうか、スローからの4F戦だと馬群がばらけないと思うので、アカイイトやライラックが行ってからでないとコースが空かないかも。

直線Ⅼ1標識付近です、スタニングローズが抜け出しウインマリリンが追走、その後ろからクリノプレミアムとウインキートス。アンドヴァラナウトはその後ろからでローザノワールを捌けるかどうか。外目になりそうなジェラルディーナは馬場次第。ナミュールは前が空くかどうかで、その後ろからピンハイ。外から追い込むアカイイト、ライラック、デアリングタクト、マジカルラグーンが届くかどうか。

余程の消耗戦にならなければ中段よりも後ろからでは届かないはずで、前半スローなら前で決まると思います。京都大賞典の時の雨量と馬場を考えると、稍重でも良馬場寄りの馬場で、レースの上り3Fが34秒台になると思います。そうなると中段よりも後ろの馬は上がり3F33秒台前半が求められるはずで、そこまでのトップスピードの質を期待できるのは、ナミュールとアンドヴァラナウトではないかと。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ウインマリリン  ・心肺機能はやや高い、パワーは高い、瞬発力はやや高い。

・トップスピードの質はやや低く、持続力はまぁまぁ。

好材料:コース適性、距離適性、騎手強化。 悪材料:特になし。

昨年のこのレースは展開が合わずに凡走しましたが、オールカマーがこの馬の真骨頂でスローからのロンスパを押し切り、同斤量のウインキートスに0.3秒差。2年前のこのレースはスローからの3F戦で切れ負け、相手がラッキーライラック、サラキア、ラヴズオンリーユーですから、4着は立派だと思います。この時が栗東滞在で今回も同じ。レーン騎手へ乗り替りだし、まさに人事を尽くして天命を待つという感じですね。

〇スタニングローズ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:なし。

器用な馬で先行出来るし折り合いは付くしで大敗のリスクが少ない馬ですね。キレッキレのトップスピードの質がない事はオークスで見せたし、前走の秋華賞でも後ろから半馬身差まで詰め寄られました。どちらもスローからの4F戦で押し切ろうというレースなので、この展開が得意のはず。さすがに坂井騎手も後ろから行くようなことはないと思うので、馬場の良いところを選んで早目に抜け出せば押し切りも。

▲クリノプレミアム  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:騎手強化。 悪材料:距離適性、クラス負けの危険、斤量。

内枠を引いて豊騎手へ乗り替りでは無視できないですね。この馬はトップスピードの質は期待できませんが、パワーと持続力は持っていて、中山コースで再三好走しています。京成杯AHでは牡馬相手に同斤量で0.1差だし、中山牝馬Sではアブレイズに3㎏貰っていましたがしっかり勝ち切っているので、初の2200mですがコースとの相性は良いのではないかと。前走は休み明け2走目で謎のプラス12㎏、輸送して絞れればチャンスはあるかも。

コメント

  1. そだしれいなす より:

    こんばんは。
    当初マリリンからアカイイト、ライラックと言ったみたものの、なんと同枠ということで、もう確率を使い切ってしまったような気がします(´;ω;`) 
    しかしマリリン馬連(全)・同枠連・同枠ワイド・同枠三連複!
    武豊さん、クリノプレミアムも伏兵で頑張るとのことですが、ハーツイストワールへの評価。最近馬の評価をしているところを見たことがなかったので今後の参考になりそうです。http://www.yutaka-take.com/diary_column/
    クリプレを複勝で!(`・ω・´)

    • みやや より:

      そだしさん、こんばんは。そしておめでとうございます。
      ワイドで8000円以上の高配当じゃないですか、馬場と展開を読み切った素晴らしい買い方ですね。
      クリプレの複勝という余計なものを買わせてしまった面目ないです。
      こっそり7,8枠でもっと買ってませんか?(´∀`*)ウフフ