2022年阪神C 予想。有終の美を飾れ‼

金曜日の馬場情報 良馬場  Bコース

向正面直線および正面直線の内側に傷みが見られます。内回り3コーナー入口および内回り4コーナー出口の内側にも部分的な傷みが見られます。

馬場状態は金曜日の時点で良馬場、先週とほとんど変わらない状態ですね。先週の土曜日のタンザナイトS1400mでは内から2頭目を回して、先行した2頭がワンツー、3着にも内目を回したミニオンペールが差し込んできました。日曜日の六甲アイランドS1400mでも上位3頭は内から2頭目、2着のヒメノカリスは中段のやや後ろからだったので、内目を回していれば差しも届く感じですね。

◎ダイアトニック

○カイザーミノル

▲バスラットレオン                 

△ラウダシオン                             

★トゥラヴェスーラ                                        

☆グレナディアガーズ                                   

※ルプリュフォール                                           

※エントシャイデン                  

単複 ⑭  

馬連 ⑭=①③④⑦⑫⑯⑱ 7点                          

3連複 ⑭=①③④⑦⑫⑯⑱=①③④⑦⑫⑯⑱ 21点

3連単 ⑭ー①⑦ー①③④⑦⑫⑯⑱ 12点

逃げるのはメイショウチタン、外からエントシャイデンが2番手先行。中段の前からカイザーミノル、バスラットレオン、オパールシャルム、中段のやや前からラウダシオン、ダイアトニック、ロータスランド。中段からミッキ―ブリランテ、ライトオンキュー、キングオブコージ。中段のやや後ろからダイメイフジ、プルパレイ、グレナディアガーズ、中段の後ろからトゥラヴェスーラ、ルチェカリーナ、トリプルエース。後方からルプリュフォールという並びを想定。

先行馬は多いのですが逃げが予想されるのは、メイショウチタン、バスラットレオン、エントシャイデンの3頭。メイショウチタンは前走逃げてタイム差無しの2着なので、何が何でも逃げたいはず。エントシャイデンとバスラットレオンは逃げ争いまではないと思うので、控えて2,3番手先行だと思います。エントシャイデンは内に切り込めないと、馬場の悪いい内から3頭目を回すことになるので、バスラットレオンの前に行くかどうか。メイショウチタンと並ぶようだとペースが上がるかもしれません。

中段の前からカイザーミノル、荻野騎手はジャンダルムでもスタートが速いし、昨年のマイラーズCと京王杯SCでカイザーミノルに乗ってスタート決めているので、ここでも内枠を生かして先行出来ると思います。ダイアトニックはスタート速いので中段のやや前、ポンっと出て行きたい馬を行かせて内に出来たスペースを狙うと思います。内からラウダシオン、ムルザバエフ騎手はポジションを取ってくるイメージだし、ラウダシオンもスタート悪い馬ではないので、内枠を生かして中段のやや前は取れると思います。

ライトオンキューはいつも通り出たなり中段、ミッキーブリランテも前走前に行って苦しくなったので、今回は控えると思います。グレナディアガーズは昨年のこのレース差して1着、同じクリスチャン騎手だし、外枠を引いているので初手では無理をせず、中段のやや後ろ辺りかと思います。ルチェカリーナはスタート悪くないのですが、今回はミルコがテン乗りなので後ろからになるかも。トゥラヴェスーラ、トリプルエース、ルプリュフォールもいつも通り後ろからだと思います。

4コーナーです、中緩みが出来るかどうか微妙なところで、メイショウチタンが国分恭騎手、エントシャイデンが坂井騎手なので、実質的にペースをコントロールするのは川田騎手だと思います。バスラットレオンは前走ダートで逃げて、中緩みを作っての3F戦で3着でした。これを考えると大きな中緩みはなくとも、多少は緩むのではないかと。

なので外からの押上も効くと思いますが、ここで外を回すと馬場の悪いところを通すので、ロスが大きくなるはず。キングオブコージ、グレナディアガーズ、トリプルエース、ルチェカリーナなどは内から3頭目よりも外になりそう。内からスムースな馬の方が良い状態で直線に入れそうです。

直線L1標識付近です、バスラットレオンとエントシャイデンが先頭で、前半がある程度のペースで流れれば、メイショウチタンとオパールシャルムが苦しくなりそう。なのでバスラットレオンの内、エントシャイデンの外にスペースが出来そう。ダイアトニックが内と外、どちらに行くか。スワンSでは外へ行きましたが、岩田康騎手なので内を突く可能性も十分あるかと思います。もちろん川田騎手が内を締める可能性はあるので、スワンSのようにロータスランドを外に張りながらコースを作ることも。

ここからダイアトニックが伸びるはずで、押し切れるかどうか。先行したバスラットレオンとエントシャイデンがどこまで粘るか。ロータスランドはL1が12秒台に入らないと苦しいと思います。内からはカイザーミノルがダイアトニックを追走する形、外からはグレナディアガーズが伸びるかどうか。ラウダシオンはカイザーミノルの後ろからですね。トリプルエース、ルチェカリーナ、ルプリュフォールは届くかどうか、トゥラヴェスーラは届く足は持っているはずですが、コースが空くかどうかですね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ダイアトニック  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。

・トップスピードの質は高く、持続力もある。・直線で外に寄れることがある。

好材料:コース適性。 悪材料:なし。

今年も阪急杯、スワンSとこのコースでは負けなし、庭みたいなものなので外目の枠ですが本命です。阪急杯が6枠10番から勝っています。スタートが速いので行きたい馬を行かせて出来たスペースを取れると思うし、前半が33秒台の前半に入らなければ、スワンSのように楽に抜け出して押し切ってしまうと思います。スワンSの時のこの馬の上り3Fが34.2ですから、この馬よりも後ろから差し切るには、当然33秒台の脚が必要で、それだけの末脚を持っているのは後方勢、届かない可能性が高いと思ます。グレナディアガーズも昨年34.0なので、4コーナーで2馬身以内に居ないと届かないのではないかと。有終の美を飾って欲しいです。

○カイザーミノル  ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:コース適性、休み明け2走目。 悪材料:特になし。

休み明け2走目で得意の1400m、スタートの良い荻野騎手で馬場の良い内を走れそうな内枠、条件は全て揃ったと思います。後は相手次第、京都金杯でダイアトニックに1.5㎏貰っていましたが先着しているので、スムースなら好走できると思います。

▲バスラットレオン  ・心肺機能はやや高い、パワーは不明、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質は不明、持続力はまぁまぁ。・坂不安。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走はダートの武蔵野Sで3着、芝スタートでしっかり逃げ体勢を作れたので、ここでも先行は出来ると思います。今年は海外メインに走っているし、1400mも初めてなので評価が難しいですが、川田騎手を配してきたのは勝負気配を感じるので3番手評価。内・前優位の馬場を味方に付けると思うので、多少の能力差はひっくり返せるのではないかと。

                 

△ラウダシオン  ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・距離変更で好走する。

好材料:距離適性。 悪材料:近走の不振。

近走良くないのですが、内枠引いてすんなり中段のやや前辺りを取れれば、スムースに流れ込んでくるのではないかと。上がりが33秒台とかでは対応できませんが、34秒台なら十分対応できるはず。昨年の京王杯SCが中緩みのない展開で勝ち切ったので、展開にも注文が付きますね。

                             

★トゥラヴェスーラ   ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

阪急杯が内枠から2着に突っ込んできたので枠は良いですね、問題は鮫島騎手が上手く捌けるかどうか。1200~1400mでは末脚がしっかりしているので、スムースに差し込んでこられるかどうか。

                                       

☆グレナディアガーズ  ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

昨年クリスチャンが勝たせてしまっているので、昨年のイメージで乗ってくると思います。そうなると道中内から3頭目を回しそうだし、馬場の悪い部分を走る羽目になりそう。届くかどうか、結構あぶないと思いますが。

                                   

※ルプリュフォール  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

末脚がしっかりしているのは前走のスワンSで見せましたね、豊騎手の継続騎乗なので、ここでももう一回突っ込んでくる可能性はあると思います。

                                         

※エントシャイデン  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高く、持続力も高い。

好材料:距離適性、斤量。 悪材料:クラス負けの危険。

国内の重賞では3着が最高なのでクラス負けの危険はあるし、海外帰りで体調面も不安。加えて12番枠なので内から2頭目に入れられるかどうか、先週は坂井騎手が内枠から良いポジションを取りましたが、今回は自力で良いポジションを取らないといけない。しかも前半無理をしないで内目に入れたいところ、これは結構難しいと思います。今年GⅠを2つ勝ってブレイクした感じもありますが、スタニングローズも7番枠で恵まれていました。ここは騎手としての真価が問われると思います。

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