NHKマイルC 全頭評価。その3。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

シャンパンカラー ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。
ベゴニア賞 1着 スローバランスをスタート早く逃げ切り。
京成杯 6着 スローバランスをスタート五分に出て2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
ニュージーランドT 3着 稍重でややハイペースバランスをスタート五分に出て中段の前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが3着まで。
新馬戦ではスタート五分に出て中段のやや前から、スローからの3F戦を差し切ったので、やや高いトップスピードの質とやや高い持続力を見せた。ベゴニア賞ではスタート早く逃げ切り、追い出しが遅かったので詰められた。京成杯ではスタートやや早く2番手先行、スローからの2F戦になりL2から全く伸びなかったので、距離が長かった可能性がある。ニュージーランドTでは稍重でややハイペースバランスを中段の前から、L2から12秒台に入る消耗戦になり3着なので、持続力とパワーの高さを見せた。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、新馬戦、ベゴニア賞と府中のマイルで勝ち切っている。京成杯を見るとマイルがベストだと思うので、距離適性も良いはず。悪材料はクラス負けの危険で、前走ニュージーランドTで3着、悪くはないがGⅠで通用する感じのレース振りではなかったし、これといった武器がない感じなので不安。

適性:竹-

ショーモン ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
デイリー杯2歳S 3着 スローバランスをスタート早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに3着。
1勝クラス 1着 ややハイペースバランスをスタートやや早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
アーリントンC 3着 重馬場でハイペースバランスをスタート早く離れたメイン集団の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
デイリー杯2歳Sではスタート早く2番手先行、スローからの4F戦でL2で突き放されたので、トップスピードの質で見劣り。L1で盛り返しているので距離は問題ないし、パワーと持続力は見せた。1勝クラスではややハイペースバランスを2番手先行、L2で内から差されているが、L1で差し返したのでトップスピードの質では見劣ったが、パワーと持続力で差し返した。

アーリントンCでは重馬場でハイペースバランスを離れたメイン集団の前から、自身もハイペースバランスだったはずで心肺機能は見せた。L2で内外から交わされているので、トップスピードの質で見劣ったが、L1で盛り返しているのでパワーと持続力は相当高い。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、1勝クラスをマイルで勝っているし、重賞でも3着2回と好相性。悪材料はクラス負けの危険で、デイリー杯で0.3差付けられているので、GⅠでは苦しい感じ。特に良馬場になるとスピード負けする可能性が高い。

適性:梅

シングザットソング ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 スローバランスをスタート五分に出て少頭数の中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
白菊賞 5着 スローバランスをスタートやや遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが届かず。
エルフィンS 3着 スローバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。
フィリーズレビュー 1着 ハイペースバランスをスタート早く中段の前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに押し切り。
桜花賞 7着 平均バランスをスタート五分に出て3,4番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
新馬戦では直線やや狭くなったが怯まず差し切り、スローからの2F戦でレースレベルは微妙。白菊賞ではスタートやや遅く後方から、直線スムースだったが届かず5着まで。L3から11.0-11.2で差を詰められなかったので、トップスピードの質は高くない。エルフィンSではスタート遅く後方から、直線スムースだったが届かず3着。コナコーストに見劣っているので、トップスピードの質は高くないが持続力は見せた。

フィリーズレビューではスタート早く中段の前から、自身もハイペースだったはずで心肺機能の高さを見せたし、3,4コーナーで外目を回していたがしっかり伸びているので着差以上に強い。桜花賞ではスタート五分から先行、3,4コーナー最内を回したが、直線伸びなかったのは中3週の疲労の可能性がある。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:疲労、初輸送。

好材料は距離適性で、マイルは新馬戦で1着、エルフィンSで3着と好相性だし、フィリーズレビューを勝っているのでクラス負けの危険もない。悪材料は疲労で、前走の桜花賞が非常に良い展開だったが0.8差7着、距離は問題ないはずだし休み明け3走目の疲労しか原因が考えにくい。中1か月で回復するのかが大きな不安で、加えて今回は関東圏へ初輸送もある。

適性:竹-

セッション ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質は低く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 3着 スローバランスをスタート早く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。
未勝利戦 1着 スローバランスをスタート早く逃げ切り。
若駒S 3着 スローバランスをスタート早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに3着。
弥生賞 7着 ややスローバランスをスタート早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
アーリントンC 2着 重馬場でハイペースバランスをスタート早く離れたメイン集団の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
新馬戦ではスタート早く中段のやや前から、スローからの4F戦になりスムースだったが差せず、トップスピードの質が高くないことを見せたが、ゴールまでジワジワ伸びているので持続力は見せた。未勝利戦ではスタート早く逃げ体勢、スローからの3F戦に持ち込み、L2の11.3では出し抜けず、L1の坂で差を広げたのでパワーを見せた。若駒Sでは2番手先行、スローからの3F戦になり伸びずに3着、終始すぐ内に居たワンダイレクトにL2で見劣ったので、トップスピードの質が足りなかった。

弥生賞ではスタート早く2番手先行、スローからの3F戦になりL2でスピード負けして凡走。アーリントンCではスタート早く離れたメイン集団の前から、ハイペースバランスで自身もハイペースだった心肺機能は見せたし、パワーと持続力の高さも見せた。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険、スピード。

好材料は距離適性で、前走アーリントンCで2着、持っているスピードを考えると距離は長い方が良さそうだが、道悪ならチャンスはあると思う。悪材料はクラス負けの危険で、前走GⅢで2着だがこれは道悪の恩恵が大きい、スピード能力が低い感じなので、道悪待ちになってしまう。

適性:梅