2021年函館SS　予想。開幕週で先行勢から。

土曜日の馬場情報　良馬場　　Aコース

今週はずっと晴れで金曜日の含水率がやや高いのは散水の影響だと思います、土曜日の朝にはご覧の通りゴール前11.0％、4コーナー11.8％まで下がっているので、日曜日も同じような含水率だと思います。11Rの大倉山特別が2勝クラスの1200mで1:08.6でした、前後半33.5-35.1のハイペースバランスで前が苦しくなったのは2勝クラスからでしょうね。

◎ビアンフェ

〇カレンモエ

▲コントラチェック

△ミッキーブリランテ

★シゲルピンクルビー

馬連　⑭⑯＝③⑦⑪⑭⑯　7点

3連単　⑭⑯ー③⑦⑪⑭⑯ー③⑦⑪⑭⑯　24点

逃げるのはビアンフェ、2番手に内からアスタールビー、ロードアクア、カレンモエ。中段の前からケープコッド、コントラチェック、中段のやや前からミッキーブリランテ、中段からマイネルアルケミー、アルピニズム。中段やや後ろからシゲルピンクルビー、中段の後ろからジャスティン、リンゴアメ、タイセイアベニール、後方からカツジ、センショウユウト、ジョーアラビカという並びを想定。

逃げるのはビアンフェでしょう、スタート自体良いし二の足も速いので外枠でも逃げられるはずだし、この馬が逃げればハイペースでしょうね。2番手に内からアスタールビー、ロードアクアですがこの2頭もスタート良いので、ビアンフェを行かせて2番手でしょうね。外枠のカレンモエはスタート良いが二の足はそこまで良くないので、出して行かないと先行出来ないでしょうね。そこを鮫島騎手が分かっているかどうか、外枠なので出して行かなくても内に閉じ込められる心配が無いのは好材料ですね。

ケープコッドが内から中段の前、その外にコントラチェックでしょうね、スタートが良くないので、出して行かないともっと後ろになってしまうが、外目の枠で外から行きたい馬を行かせてしまえばリカバリーはしやすいですね。コントラチェック最大の不安は、スタートで内へ切り込まないかどうかですね、5枠の2頭は後ろからだしカツジも後ろからだと思うので、ミッキーブリランテの前にスペースが出来てしまうと、内に入りそうで怖いですね。そのミッキーブリランテとシゲルピンクルビーが中段で、その外にアルピニズムが付けそう。

ジャスティンは芝の前半33秒台で前に行けるとは思えませんね、良くて中段くらいでしょうか。リンゴアメとタイセイアベニールが中段の後ろから、カツジは1200mでは先行出来ないと思います。センショウユウトとジョーアラビカはバテ差し狙いで後方からでしょう。

4コーナーです、この地点ですでにL2です、アスタールビーとロードアクアは、前半が速くなるとこの辺りから手応えが怪しくなるはず。この2頭を上手く捌けないと勝負処で待たされてしまいそう、カレンモエは外からスムースで、コントラチェックは外を塞がれなければカレンモエを追走できると思います。ミッキーブリランテの方が待たされるかもしれませんね。

直線L1標識付近です、ミッキーブリランテはロードアクアが当てにならないので、コントラチェックが外から抜けてから追走、その後ろからシゲルピンクダイヤ。アスタールビーとロードアクアに進路を塞がれそうなのはケープコッドでしょうね。アルピニズムもこの辺りで苦しくなりそうで、中段の後ろから差し狙いの組は距離ロスがありそうですね。なので中段よりも前に居る組はスムースだと思います、ビアンフェがどこまで粘れるか、カレンモエが差せるかどうかと、コントラチェックが前走から1㎏増の斤量をかなせるかどうかですね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ビアンフェ　　・心肺機能は高く、パワーはある、瞬発力は低い。・トップスピードの質は低く、持続力はまぁまぁ。好材料：距離適性。　悪材料：特になし。札幌芝39.3-12.2，単走持ったまま、やや左傾だがバランスは良い。

去勢明け2走目で前走よりも上積みを期待しての本命です、開幕週ですし逃げ切りまであると思います。前走のオーシャンSは去勢明けで5カ月ぶりで3着、カレンモエとは同斤量ですがコントラチェックとは1㎏斤量差が縮まるので、すんなり逃げてしまえば。

〇カレンモエ　　・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。好材料：距離適性。　悪材料：休み明け。札幌芝37.7-11.9，単走持ったまま、バランス良い。

お母さんがカレンチャンで、この馬も休み明けはピリッとしないんですよね。今回も3カ月の間隔だし、騎手も・・・。

▲コントラチェック　　・心肺機能は高く、パワーはある、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力もまぁまぁ。・左回りは良くない。好材料：コース適性、距離適性。　悪材料：展開次第。札幌芝40.2-12.9，持ったまま半馬身先着、馬の後ろに入れているが掛かり気味。

オーシャンSで先行押し切りですから、この枠は好材料ですね。斤量が1㎏増えるのでそこだけでしょう。

△ミッキーブリランテ　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。好材料：斤量。　悪材料：初コース、距離適性。札幌ダート42.5-13.2，持ったまま併入、バランス良い。

2走前が高松宮記念で凡走、この時は重馬場で前に行けなかったので度外視して良いと思います。先行出来れば阪急杯で粘りを見せているので、控えなければ。56㎏ならチャンスはあると思います。

★シゲルピンクルビー　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。・トップスピードの質は低い、持続力はまぁまぁ。好材料：距離適性、休み明け、軽斤量。　悪材料：初コース、初古馬戦。函館ｗ40.4-12.4，持ったまま半馬身先着、やや掛かり気味。

枠がね～、内目の枠に入ってしまったので、直線で捌けるかどうか。50㎏は裸同然なので大チャンスですが、開幕週で中段から差せるかどうか。