2022年毎日王冠 予想。逃げ切り期待。

土曜日の馬場情報 稍重から良馬場  Aコース

第3回東京競馬終了後、傷んだ内側を中心に約32,000平方メートルの芝張替作業を行いました。その後、肥料散布・散水等の生育促進に努め、8月下旬にオーバーシードとして洋芝を播種しました。野芝および洋芝ともに順調に生育しており、全体的に良好な状態です。

馬場状態は稍重スタートから5Rで良馬場になりました。11RのサウジアラビアRCが2歳のGⅢですが、ややハイペースバランスを1頭で離して逃げて、メイン集団は1.5秒程離れていました。逃げたグラニットが2着、1着は上がり33.4で差し切ったドルチェモアで、メイン集団の前からでした。このレースの前半4Fは46.3ですが、L3で逃げたグラニットが11.1のラップを踏んでいます。L4から0.4のペースアップをしているので、かなり軽い馬場になっていると思います。特に直線は内・外関係なく非常に良い状態で、9Rのtvk賞では1着のプラチナトレジャーが、後方から上がり最速32.9で差し切りました。

土曜日のサウジアラビアRCと小倉日経OPが似た展開で、小倉日経OPでは前半4F46.1でレッドベルオーブが逃げ切り。この時はL2最速11.7なので、今日の府中よりも馬場は重かった可能性があります。なのでレッドベルオーブが怖がらずに前走同様の逃げを打てば、後ろは届かず逃げ切りという可能性があると思います。

◎レイパパレ

○レッドベルオーブ

▲サリオス                               

△ジャスティンカフェ                                   

★ポタジェ                                       

☆キングストンボーイ                   

馬連 ①⑤=①③⑤⑥⑦⑨ 9点                   

3連複 ①⑤=①③⑤⑥⑦⑨=①③⑤⑥⑦⑨ 16点

逃げるのはレッドベルオーブ、離れたメイン集団の前からノースブリッジ、中段の前からレイパパレ、中段のやや前からキングオブコージ、サリオス。中段からポタジェ、ダノンザキッド、中段のやや後ろからキングストンボーイ、、中段の後ろからジャスティンカフェ、後方からハッピーアワーという並びを想定。

最内を引いてしまったレッドベルオーブはスタートがカギ、幸い少頭数だし何が何でも逃げたい馬が居ない。枠の並びからノースブリッジが前に出ても、バラければノースブリッジの外から前に行けると思います。そもそもノースブリッジもスタート不安で、ウェルカムSではスタートで立ち上がり出遅れています。なので、レッドベルオーブは逃げられると思います。ノースブリッジが離れたメイン集団の2番手、昨年のtvk賞で離れたメイン集団の前からレースをしているので、レッドベルオーブを追いかけることはないと思います。

ノーズブリッジの後ろがレイパパレ、掛かることもある馬なので前に馬を置きたいはずだし、この馬はあくまで次が本番なので、行く気に任せて行かせてしまうことはないはず。キングオブコージが横山武騎手なので、ある程度ポジションを取ってくる可能性があります。外目の枠だし少頭数なので、スタートが遅くともリカバリーはしやすいはず。

サリオス、ポタジェ、ダノンザキッドが中段から、ポタジェは金鯱賞と宝塚記念で後ろからになっているので、後ろからになる可能性もありますね。キングストンボーイは中段のやや後ろ、前半は無理をしないはずで、昨年の共同通信杯のイメージで乗ると思います。ジャスティンカフェとハッピーアワーはいつも通り後方からだと思います。

4コーナーです、レッドベルオーブが単騎で離して逃げ、メイン集団は動かないと思います。キングストンボーイは動いて押し上げないと届かないと思いますが、ここで動くと末が甘くなる可能性もあるし、ルメール騎手もここで無理はしないと思います。

直線L2標識付近です、この付近でもレッドベルオーブはリードを保って先頭、L3区間から11秒台前半を求められるメイン集団は、ノースブリッジにレイパパレが並びかける感じ。サリオス、ポタジェ、ダノンザキッドが中段から足を伸ばす感じですが、ここでは前も減速しないはずで差は詰らないと思います。

直線L1標識付近です、レッドベルオーブがL2区間でどこまで減速するかがカギですね、小倉日経OPのL2が11.7ですから、馬場が良くなれば11.5くらいを出して逃げ切れるかも。ノースブリッジはトップスピードの質で見劣りそうで、レイパパレが抜け出しレッドベルオーブを追いかける。サリオスは馬体重次第で差し切りも、ポタジェは58㎏をこなせるかどうか。ダノンザキッドは輸送が不安で、自力だけでどこまで走れるかですね。後ろからのキングストンボーイとジャスティンカフェは届くかどうか。

では1頭ずつ見ていきます。

◎レイパパレ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

前走のヴィクトリアMはスタート直後にバランスを崩し、落馬寸前から立て直したので12着も度外視して良いと思います。着順は残念でしたが府中をスクリーニングできたし、マイルでも2戦2勝と好相性。休み明けは問題ないと思いますが、金鯱賞で取りこぼしたので、前哨戦だし大敗はないにしても、2,3着に取りこぼす可能性はあると思います。

○レッドベルオーブ  ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

土曜日の馬場を見ると前に行った方が優位になると思うし、前走の小倉日経OPと同じようなペースであれば逃げ切りが期待できます。内枠は不安でしたが、隣がノーズブリッジだったことは好材料、ノースブリッジがスタート不安定だし、サリオスも前には行かないと思うので、すんなり逃げられると思います。

▲サリオス   ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質は高く、持続力も高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

前走の安田記念3着で復活の兆しが見えましたね、不安は日本人騎手との相性と馬体重です。

                             

△ジャスティンカフェ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

エプソムCでは馬場が悪く届きませんでしたが、良馬場なら32秒台の上りが使えるので、展開次第で届く可能性があります。

                                   

★ポタジェ  ・心肺機能はやや高く、パワーはやや低い、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

昨年のこのレースが休み明けで3着に好走していますが、金鯱賞が印象悪く不安ですね。宝塚記念でも後ろからになっているので、前哨戦だし後ろからだと凡走もあると思います。

                                       

☆キングストンボーイ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

まだ重賞で通用するかは未知数ですが、昨年の共同通信杯で上がり33.3を出しているので、後ろからになると思いますが展開次第では届くかも。

 

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コメント

  1. そだしれいなす より:

    こんばんは。サウジRCは⑧シルヴァーデュークから④⑤⑦⑨のマルチで撃沈‥
    ①グラニット=⑧シルヴァーデューク=⑦ドルチェモア
    という俳句感で3連複をカゴに入れ、馬鹿馬鹿しいと思って取消したら来るんだなこれが(´・ω・`)

    今回のレースは①レッドベルオーブを無視できなくなってしまったのは言うまでもなしですが……
    私は②ノースブリッジ④ダノンザキッド2頭軸マルチALLで!
    理由は②は結局追切評価、岩田騎手のコメントも興味深い。
    ④は鞍上の相対的強化(戸崎騎手は土曜日好調ですし…汗)
    どちらもみやや様の無印なのでガッツリ外れたら笑ってくださいw

    • みやや より:

      そだしさん、こんにちは。
      ノースブリッジを馬連と3連複の紐に入れます。
      もしダノンザキッドが汗をかいていないようなら追加します。

  2. そだしれいなす より:

    ミッキーブリランテを思い出すと岩田父がやってくれる可能性もありますからねえ(´・ω・`)
    余談ですが明日は誕生日なので、縁起で私と同じ名前の鞍上の馬買います笑
    なので適当ですw