2023年富士S　予想。条件最高。

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金曜日の馬場情報　良馬場　　Aコース

＜向正面直線および3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みがあります。＞

馬場状態ですが金曜日は良馬場、散水の影響だと思いますが若干含水率が高目ですね。クッション値は9.4なので先週の土曜日よりも高いです。明日土曜日に掛けては雨の心配はなく、気温も20度以上まで上がる予報なので、もう少し乾く感じかなと。

先週は内外フラット、先々週は内優位でした。なので今週どのような馬場になっているかは予測不可能。昨年は外から差してきた馬で決まったので、今年も同じような内外フラットの馬場を予想しています。

◎ナミュール

○ジャスティンスカイ

▲エターナルタイム                 　　　　

△レッドモンレーヴ              　          

★イルーシヴパンサー       　　             

☆ユニコーンライオン                        

Xダノンタッチダウン                         

3連複 ⑥＝①③⑤⑦⑨⑪＝①③⑤⑦⑨⑪　　　15点

逃げるのはユニコーンライオン、逃げるしかないと思うし、差しに回ってはトップスピードの質で見劣るのは、誰の目にも明らか。溜めて逃げても良さが出るとはお思えないので、思い切った逃げをしてくると思います。2番手には10馬身位離さないと勝負にならないはず。

2番手はソーヴァリアント、スタート早い方だし第2先行を嫌う可能性はありますが、押し出されるようにメイン集団の前に立つと思います。メン集団の中段の前からエターナルタイム、中段のやや前からマテンロウオリオン、ナミュール。ナミュールはモレイラ騎手なので、ルメール騎手をマークするような位置を取ってくると思います。

中段からキラーアビリティ、イル―シヴパンサー。中段のやや後ろからジャスティンスカイ、レッドモンレーヴ。中段の後ろからタイムトゥヘヴン、ダノンタッチダウン、後方からステラヴェローチェという並びを想定しました。

ユニコーンライオンは行くしかないと思うので、ハイペースでも行くだけ行くレースになると思います。メイン集団はこのペースに付き合わないと思うので、10馬身位離れてスローペースで追走していくでしょうね。ソーヴァリアントの騎手が池添騎手なので、ソーヴァリアントがメイン集団の先頭でペースをコントロールすると、かなりスローになる気がします。

4コーナーです、ユニコーンライオンが先頭で、メイン集団はL4からジワっとペースアップ。池添騎手のペース認識は信用できませんが、その後ろのルメール騎手が突っつくと思うので、この辺りでユニコーンライオンから8馬身位に詰まるかなと。後ろは動きにくいですね。直線勝負になると思うので、隊列に変化はなく、ステラヴェローチェが外を伺うくらい。

直線L2標識付近です、ユニコーンライオンが逃げてまだ差があると思います。メイン集団はL3でも11.0くらいのラップのはずで、ソーヴァリアントはやや分が悪いかも。エターナルタイムが抜け出し、中目からナミュール、外からイル―シヴパンサーとレッドモンレーヴ。マテンロウオリオンもこの辺りではまだまだ頑張っているはず。イル―シヴパンサーが外目に出せば、ジャスティンスカイのコースが空きそう。

直線L1標識付近です、ユニコーンライオンが先頭、L2区間でメイン集団は10秒台に入るはずで、トップスピードの質が問われると思います。ナミュール、エターナルタイム、ジャスティンスカイはトップスピードの質を持っていますね、イル―シヴパンサーはどちらかというとバテ差し型。レッドモンレーヴはトップスピードの質を持っていますが、58㎏で他馬よりも1㎏重いことがどこまで影響するか。

ここからユニコーンライオンがどこまで粘るか、差しに回る馬ではナミュール、エターナルタイムはスムース。ジャスティンスカイはコースが空くかどうか。レッドモンレーヴは斤量の影響次第。イル―シヴパンサーは57㎏で早い上がりに対応できるかどうか。マテンロウオリオンは1F長いと思います。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ナミュール　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。　

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料：コース適性、休み明け。　悪材料：特になし。

我らがナミュールです、今回は横山武騎手からモレイラ騎手へ乗り替わり。横山武騎手が悪い騎手ではないのですが、モレイラ騎手への乗り替りは大幅な好材料ですね。加えてコース適性も良いです。なによりも好材料なのは休み明けであること、この馬は2カ月以上間隔を空けると2-2-0-1で、着外の1回は不利のあったヴィクトリアMなので、スムースなら休み明けでフレッシュな今回は、好走できるはずです。

○ジャスティンスカイ　　・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は不明。　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：届くかどうか。

前走の米子Sは直線入り口で内に刺さり、スムースさを欠いていました。4走前にこのコースで勝ち切っているし、その時の2着がレッドモンレーヴ、3着がアヴェラーレでこの2頭はすでに重賞を勝っていますから、相手関係を考えても高評価。戸崎騎手と手が合うかですが、流れに乗って差す競馬が得意な騎手なので、詰まらなければ問題ないと思います。

▲エターナルタイム　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは不明、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険、体調面。

府中のマイルでは3-0-0-1と好相性で、着外の1回は雨が降っていてノメっていたというコメントでした。休み明けでマイナス14㎏の影響もあったと思うので、体調面はやや不安ですが、ルメール騎手が乗るので仕上げてくると思います。

△レッドモンレーヴ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。　　

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：展開。

安田記念は後ろからになり届きませんでしたが、京王杯SCを勝っているのでクラス負けの危険はないし、節分賞を勝っているのでコース適性も良い。斤量58㎏だけですね。

★イルーシヴパンサー 　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険、届くかどうか。

安田記念で見せているようにトップスピードの質は高くはない、レッドモンレーヴよりも0.2秒遅かったですからね。なのでバテ差しにならないと届かないと思います。そこを考慮してポジションを取ってくる騎手でもないので、届くかどうかだけですね。

☆ユニコーンライオン 　　・心肺機能は低い、パワーはある、瞬発力は低い。

・トップスピードの質は低く持続力は高い。

好材料：・・・。　悪材料：近走の不振。

穴ならこの馬ですね、逃げれば何が起こるか分からないので、逃げ残りに期待です。

Xダノンタッチダウン　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料：距離適性。　悪材料：初古馬戦。

朝日杯FSで2着なのでマイルで期待したいのですが、なぜか横山典騎手へ乗り替わり。この乗り替りが不可解で、勝負気配を感じませんね。