土曜日の馬場情報 良馬場 Aコース
土曜日は良馬場でした、8Rの1勝クラス2000mが1:59.4、スローバランスでしたが4F戦でまぁまぁのタイムが出ていますね。4Rの新馬戦はマイルでしたが、前半歩いていたので参考にはしにくいのですが、上がり3F最速33.1、L2のレースラップが10.8なのでやや高速という感じでしょうか。前回の開催後に芝の傷んだ部分を張り替えたそうですが、8月の長雨の影響で育成は良くないようです。それでも土曜のタイムを見ていると、やや高速馬場で昨年よりも速そうな印象。内外では大外は割り引きたい感じでした。
昨年の回顧から画像を引っ張てきましたが、上位3頭は中段よりも前、4コーナーから直線は中目までですね。外からは伸びがイマイチだったので、この傾向は今年も一緒だと思います。
◎タイセイビジョン
○レシステンシア
▲ピクシーナイト
△ラウダシオン
★カレンモエ
☆ジャンダルム
Xシゲルピンクルビー
馬連 ⑤⑧=③⑤⑧⑩⑪⑮⑰ 11点
3連単 ⑤⑧ー③⑤⑧⑪⑮ー③⑤⑧⑩⑪⑮⑰ 40点
逃げるのはシャンデリアムーン、2番手にレシステンシア、ボンボヤージとラウダシオンまでが先行勢。中段の前からカレンモエ、ジャスティン、レッドアンシェル、中段やや前からタイセイビジョン、メイショウチタン。中段からジャンダルム、クリノガウディ―、中段やや後ろからピクシーナイト、中段の後ろからシゲルピンクルビー、シャインガーネット。後方からナランフレグ、ラヴィングアンサー、ベストアクターという並びを想定。
シャンデリアムーンは長篠Sで前半33.2を逃げているし、挑戦者の立場ですから行くだけ行くと思います。騎手が斉藤騎手なので先頭に立って緩める可能性があり、そうなるとレシステンシアが叩くかどうか、ルメール騎手なので叩いて自分で行くかどうか。行っちゃえばそのまま押し切りもあると思いますが、控えて斉藤騎手のペースに付き合ってしまうと、チューリップ賞みたいなことも。ラウダシオンはスタートが良いし、今までもミルコで先行していますからいつも通り先行。カレンモエはスタート抜群ですが内から前に行きたい馬が多いので、外目から中段の前辺りでしょうか。
レッドアンシェルは引き続き豊騎手、前走もスタート良かったのですんなりと内の中段の前を取れるはず。ジャスティンはどこまで前に行くかですね、逃げまではないと思うので中段の前辺りだと思います。タイセイビジョンは中段やや前辺り、前に馬を置けるし折り合いはつくと思います。メイショウチタンは前に行きたいはずですが、幸騎手なので出たなりでしょうね。外目の枠を引いてしまったクリノガウディーは中段を取れるかどうか、岩田騎手が乗るようになって先行はしていない、前走もスタート良かったが控えているし、調教でも終いを生かすような稽古をしていたので、中段狙いではないでしょうか。
ピクシーナイトも外目の枠でどこまで前に行けるか、掛かるタイプでもあるので前に馬を置くためにも出しては行かないと思います。シゲルピンクルビーは大外なので、無理やり前に行くとは思えないですね、位置取りが難しくなりそうで中段のやや後ろ、外々を回されそうですね。ジャンダルムは内のスペースに入って中段辺り、その後ろからシャインガーネット、ラヴィングアンサー、ナランフレグ、ベストアクターはいつも通り後方からでしょうね。
4コーナーです、シャンデリアムーンのペース次第では馬群が詰まるかもしれませんね、その場合は外から押し上げてくる馬も中段辺りに取り付くでしょう。レッドアンシェルは待たされそう、クリノガウディ―もジャスティンが下がり切るまでは動けないでしょうね。外を回すピクシーナイトやシゲルピンクルビーは、大きなロスになるはずですし、馬場も内の方が良さそうなのでかなりの不利になりそうですね。レシステンシアとカレンモエがどこで動くか、カレンモエはレシステンシアが動くまでは、自分から動かないと思いますが。
直線L2標識付近です、レシステンシアはここから一足使うタイプなので、ここではスムースなコースを確保しておきたいですね。その内にラウダシオン、で直後にタイセイビジョンが続くと思います。中目からカレンモエがスムース、外からピクシーナイトと更に外からシゲルピンクルビー。クリノガウディ―はジャスティンが下がり切るまでコースが空きそうもないですね、そもそも内に切れ込む癖があるので、まっすぐ走らせることで精一杯かも。そういう意味ではレッドアンシェルが影響を受けるかもしれませんね。
直線L1標識付近です、レシステンシアが抜け出しラウダシオン、カレンモエが追走、タイセイビジョンはコースが空けば。外からのピクシーナイト、シゲルピンクルビーはどこまで伸びるか微妙ですね。クリノガウディ―はジャスティンが下がってから、まっすぐ走れば伸びるはずですが、調教でもまっすぐ走れていないし、休み明けでどこまで伸びるかですね。レッドアンシェルはクリノガウディ―に絡まれたくない、コース確保が難しいと思うので、豊騎手の手綱さばきに注目ですね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎タイセイビジョン ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質は高く、持続力も高い。
好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険、騎手弱化。
調教データ。
今回:栗東w38.2-11.9,単走強め、バランス良い。
2021年京王杯SC:栗東w36.6-11.9,単走強め、バランス良い。12着。
2020年マイルCS:栗東w37.9-11.9、単走強め、バランス良い。14着。
2020年富士S:栗東坂路38.6-13.0、単走やや強め、バランスは良いが重苦しい。5着。
2020年NHKマイルC:栗東坂路38.9-12.6、単走やや強め、やや首が高い。4着。
朝日FS:栗東坂路39.6-12.5、単走持ったまま、バランス良い。2着。
前走は内枠で折り合いが付きましたが、直線で伸びてきたところで前に詰まってしまい4着でした。超高速馬場で前残りだったし、詰らなければ3着があった勢いだったので、内枠で折り合いが付いてスムースならチャンスでしょうね。この馬はノーザンダンサー系で母系はサンデー、さらに母の母系にミスプロを有しています。この配合は昨年12番人気で2着に入ったメイショウグロッケ、2015年10番人気で勝ち切ったアクティブミノルと同じです。まぁこういうのは見つけた時には賞味期限が切れていることが多いので、期待半分ですけどね。
○レシステンシア ・心肺機能は高く、パワーは不明、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや低い、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
調教データ。
今回:栗東坂路37.3-11.9,単走持ったまま、バランス良い。
2021年ヴィクトリアM:栗東坂路38.1-11.7,単走持ったまま、バランス良い。6着。
2021年高松宮記念:栗東坂路38.8-11.9,単走持ったまま、バランス良い。2着。
2021年阪急杯:栗東坂路36.1-11.5,単走強め、やや右傾。1着。
2020年マイルCS:栗東坂路37.0-12.0(阪神JF時と一緒)、単走持ったまま、バランス良い。8着。
NHKマイルC:栗東坂路40.5-13.7、単走持ったまま、バランスは良い。2着。
桜花賞:栗東坂路36.2-12.1、単走持ったまま、やや右傾。2着。
阪神JF:栗東坂路37.0-11.9、単走持ったまま、バランス良い。1着。
高松宮記念2着で1200mを好走していますし、1400mでは阪急杯でコースレコードを叩き出しています。前哨戦ですが休み明けでも走るのは阪急杯で見せていますし、ルメール騎手が変に控えてしまうと怪しくなりますが、スピードの違いを見せつけるような逃げを打てば、圧勝まであると思います。
▲ピクシーナイト ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:距離適性、コース適性。 悪材料:特になし。
調教データ。
今回:栗東坂路37.1-11.9,やや強め2馬身先着、右に寄れるシーンがあるがバランス良い。
NHKマイルC:栗東坂路37.6‐12.3、抑えて3馬身先着、バランス良い。
枠がね~、この馬は現状ではスプリンターズSに出走できません、2着以内に入らないと賞金が足りませんから、ここはメイチの仕上げで挑むと思います。昨年も外からでは先行しないと勝負になっていませんし、無理に先行してしまうと掛かりそうなので、難しいかじ取りになりそう。斤量が軽いので好走できる可能性もあると思いますが。
△ラウダシオン ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・距離変更で好走する。
好材料:距離適性。 悪材料:特になし。
調教データ。
今回:栗東w38.8-11.9,単走一杯、バランス良い。
2021年安田記念:栗東w40.4-12.8,単走持ったまま、バランス良い。14着。
2021年京王杯SC:栗東w43.5-14.0,単走持ったまま、バランス良い。1着。
2021年高松宮記念:栗東w41.0-12.6,単走持ったまま、バランス良い。14着。
2020年マイルCS :栗東w37.8-12.1、持ったまま半馬身先着、バランス良い。15着。
2020年富士S:栗東w40.1-11.8、単走持ったまま、バランス良い。2着。
NHKマイルC:栗東w39.4-12.3、単走持ったまま、バランス良い。1着。
朝日杯FS:栗東w38.1-11.9、単走持ったまま、バランス良い。8着。
距離適性は問題ないと思います、シルクロードSで3着があるし新馬戦も勝っていますからね。休み明けが若干不安で、この馬は社台の白老F生産、富士S2着、シルクロードS3着と勝ち切れていません。1着は怪しいと思いますが大敗するイメージはないですね。
★カレンモエ ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。
調教データ。
今回:栗東坂路39.1-12.5,持ったまま併入、やや行きたがっているがバランス良い。
2021年オーシャンS:栗東坂路37.5-11.6,単走やや強め、バランス良い。2着。
2020年京阪杯:栗東坂路38.5-12.1、単走持ったまま、バランス良い。2着。
1200mの重賞で3戦続けて2着、全て1番人気ですからからやや物の足りない。この3レースは全て2カ月以上の間隔なので、社台F生産馬で休み明けはピリッとしないんでしょうね、この辺はお母さんのカレンチャンも同じでした。この馬は現状でギリギリ賞金クリアしているので、メイチでは仕上げて来ないと思います。なので2,3着までかな~。
☆ジャンダルム ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。・距離は短い方がいい。
好材料:距離適性、休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。
調教データ。
今回:栗東坂路38.8-11.7,持ったまま併入、バランス良い。
2021年阪急杯:38.4-11.8,単走持ったまま、バランス良い。3着。
2020阪神C:栗東坂路38.9-12.0,単走持ったまま、バランス良い。7着。
2020年関屋記念:栗東坂路40.3-12.8、単走持ったまま、バランス良い。11着。
2019年富士S:栗東w39.4-11.9、持ったまま併入、バランスは良い。18着。
前走は休み明けで出遅れ凡走、この馬は非ノーザンFでノースヒルズの生産馬なので休み明けは良くないですね。お母さんがビリーブなので距離は短い方が良いと思っていましたし、休み明け2走目で上積みも期待できます。乗り替りがどう出るかですね。
Xシゲルピンクルビー ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質は低い、持続力はまぁまぁ。
好材料:斤量。 悪材料:クラス負けの危険。
調教データ。
今回:栗東坂路39.3-12.1,単走持ったまま、バランス良い。
桜花賞:栗東坂路40.3-12.7,抑えて併入、右に寄れてバランス悪い。16着。
阪神JF:栗東坂路39.5-12.4、単走やや強め、バランス良くない。17着。
間隔を空けた方が良いタイプのようで、フィリーズレビューを休み明けで1着、前走も2カ月の間隔空けで僅差4着でした。今回は中2週なのでどこまで回復しているかですね。斤量は軽いのですが大外を引いてしまったのは大きな割引、さすがにこの枠でこのメンバーだと前には行けないと思うので、枠の影響をもろに受けそうですね。
コメント
こんにちわ!今回も参考にさせて頂きます!
レシステンシア、1.9倍まで下がったと思ったら2.5に戻ってますね。まあどうせレース前にはまた1倍台になってると思いますがw
ボクは今回はピクシーナイトで勝負します。
考えが浅いかも知れませんが、昨日の紫苑Sといい、福永祐一騎手は崩れませんねー。
頭にはならずとも馬券ないはかたいのでは?と、勝手に思ってのことです。
後は人気2頭+大外、シゲルピンクルビーを絡めて三連複を組み立てていきます。
大きく当たりますように!
ションボリルドルフさん、こんばんは~。無印にしたクリノガウディーに好走されてしまいました。
ピクシーナイトは強いし、福永騎手も上手く乗っていますね、本番も楽しみになってきました。ヨカヨカとのワンツーもあるかもしれませんね。