土曜日の馬場情報 良馬場 Aコース
土曜日は良馬場でした、9Rの山中湖特別2勝クラスの2000mが1:59.0、上がり3F最速はモリノカンナチャンとファユエンで33.6とまぁまぁ。11RがサウジアラビアRCで、このレースはスローからの3F戦で、上がり最速がスタニングローズで33.2と結構速かったですね。L2最速で10.9が出ているので、ハイペースバランスにならなければ、かなり速い上がりを求められそうですね。内外は大きく差が無く、中段辺りからなら届きそうな馬場でした。明日にかけてもくもりで雨は降っても短時間にパラっとという感じ、馬場状態に大きな変化はないと思います。
◎ダノンキングリー
○シュネルマイスター
▲ポタジェ
馬連 BOX ①⑤⑦ 3点
3連単 ①-⑦-⑤ ⑦ー①⑤ー①⑤ 3点
逃げるのはダイワキャグニー、2番手からトーラスジェミニ、中段の前からポタジェ、その外にカイザーミノル。中段やや前からシュネルマイスター、中段からヴァンドギャルド、中段やや後ろからヴェロックス、ダノンキングリー。中段の後ろからラストドラフト、ケイデンスコール、サンレイポケット。後方からマイネルファンロン、カデナという並びを想定。
ダイワキャグニーとトーラスジェミニは安田記念で仲良く逃げていますね、これでトーラスジェミニは5着に好走しましたから、無理に逃げ争いに行かずにダイワキャグニーを行かせると思います。ダイワキャグニーは安田記念と同じ石橋騎手、スローバランスにしているのでここでもペースは上がらないと思います。ポタジェが中段の前でその外に横山典騎手が進言したカイザーミノル、開幕週を使いたいとの事なので前に行くと思いますが。
シュネルマイスターが中段やや前、NHKマイルCでも中段には居ましたから、この辺でしょうね。ヴァンドギャルドが中段辺りで、その後ろからダノンキングリーが安田記念と同じような位置取りでしょう。マイネルファンロンは前走の新潟記念で後方から差し切りましたね、これで前に行くとは思えませんが、新潟記念ではミルコがスタート遅れたので、横山武騎手でもう少し前かもしれません。
4コーナーです、この辺りまでは大きな隊列の変化なく、L4辺りからジワっとペースが上がるかなという感じ。ケイデンスコールやカデナ辺りが少しポジションを上げてくるかも。ここまでスローだと思うので、馬群は凝縮するはずで内を回す組は結構窮屈になるかも。
直線L2標識付近です、スローからの3F戦ならこの辺でも前は頑張っていると思います。ポタジェとシュネルマイスターが上手くコースを作れるかどうか。ヴァンドギャルドは外からスムース、ダノンキングリーは外にケイデンスコールが居ても問題なし、この2頭は安田記念でも4コーナー出口から並んでいて、ダノンキングリーがケイデンスコールを外に張りながらコースを確保していました。
直線L1標識付近です、ダイワキャグニーは安田記念でL1標識で苦しくなっていたので、今回もここまでではないかと。元々トップスピードの質で勝負するタイプではないですからね。ポタジェがトーラスジェミニを捕まえに行き、外からダノンキングリーがスムースに伸びるはず。シュネルマイスターが上手くコースを取れないと取りこぼしの危険もあるが、ルメール騎手なので大きな不安はないですね。安田記念では3着シュネルマイスターと5着トーラスジェミニは0.3秒差でしたから、この間にポタジェが入るイメージですね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎ダノンキングリー ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はやや高く持続力も高い。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
調教データ。
今回:美浦ダート、39.5-12.0,持ったまま併入、バランス良い。
2021年安田記念:美浦ダート39.1-12.2,やや強め併入、バランス良い。1着。
2020年天皇賞(秋):美浦w38.8-12.9、持ったまま併入、やや口向きを修正したがバランスは良い。
2020年安田記念:美浦w37.4-12.2、持ったまま2馬身先着、バランス良い。
2020年大阪杯:美浦w36.8-12.0、単走持ったまま、バランス良い。3着。
2020年中山記念:美浦w37.5-12.2、単走持ったまま、バランス良い。1着。
2019年マイルCS :美浦P36.6-11.6、持ったまま併入、バランス良い。5着。
2019年毎日王冠:美浦P38.3-12.0、持ったまま併入、バランス良い。P追いはいつも通り。1着。
安田記念でグランアレグリアを撃破したことは大きいですね、川田騎手の継続騎乗ですし、このレースも2年前に勝っているので好相性。安田記念で3着に下したシュネルマイスターとの斤量も4㎏から2㎏に減りますし、良馬場も味方するはず。外目の枠でいつもの川田ポジションなら直線もスムースでしょうし、悪材料や不安な点がないですね。
○シュネルマイスター ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は驚異的に高い。
好材料:コース適性。 悪材料:展開。
調教データ。
今回:美浦w37.1-11.4,やや強め1馬身先着、バランス良い。
2021年安田記念:美浦w38.6-12.6,持ったまま併入、バランス良い。3着。
NHKマイルC:美浦w38.1-12.1、持ったまま半馬身先着、バランス良い。1着。
NHKマイルCでは流れた中での持続力の高さを見せましたし、安田記念でもトップスピードの質でしっかり3着を確保したので、コース適性も含めて不安らしい不安はないですね。1番枠なので直線スムースなコースが取れるかどうかだけですが、そこは名手ルメール騎手なので大きな不安はないでしょう。
▲ポタジェ ・心肺機能はやや高く、パワーはやや低い、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険、展開。
調教データ。
今回:栗東坂路39.5-13.3,単走持ったまま、バランス良い。
2021年金鯱賞:栗東芝38.1-12.5,持ったまま、併入、バランス良い。3着。
お姉ちゃんがルージュバックですからこのコースは得意コースだと思います、2000mですが白富士Sで中段の前から押し切っています、直線ではやや狭くなっていたので着差はクビでしたが、高評価で良いと思います。