2024年金鯱賞 予想。開幕週なら逃げ切りも。

競馬ランキング
競馬ランキング

土曜日の馬場情報 良馬場  Bコース

昨年の第4回中京競馬終了後、開催で傷んだ箇所に洋芝(イタリアンライグラス)を追加播種しました。その後、馬場内側全周に渡り、約5週間保温効果のあるシートで養生しました。洋芝の生育は順調で全体的には良好な状態です。

土曜日の馬場状態は良馬場、12Rの1勝クラス1400mで1:21.6、クラスを考えるとまぁまぁ平均くらいのタイムで、特段早いという印象ではないですね。火曜と水曜日に雨があって、木曜日に散水しているので、良馬場ですが含水率がやや高めです。高速馬場になっていないのはこの影響でしょうね。

開幕週ということもあって内優位、逃げた馬もよく残っていて、ペース次第ですが前優位の馬場になっている感じ。このレースは過去4年、逃げた馬が必ず3着以内に来ているので、内・前優位と見て良いと思います。

◎エアサージュ

○プログノーシス

▲ドゥレッツァ                        

△ヤマニンサルバム                          

★シーズンリッチ                           

☆ノッキングポイント            

3連複  ⑪=④=①⑦⑨ 3点               

3連単BOX ③=④=⑪ 6点

逃げるのはエアサージュだと思います、池添騎手に乗り替わりますが、札幌日刊スポーツ杯でこのコンビは逃げ切っているので、他に何がなんでも逃げたい馬も居ないので、すんなり逃げられると思います。2番手に内からシーズンリッチ、その外にヤマニンサルバムでこの2頭が先行。中段の前からドゥレッツァ、中段のやや前からノッキングポイント、バラジ。中段からヨーホーレイク、アラタ。中段のやや後ろからプログノーシス、ハヤヤッコ。中段の後ろからブレイブロッカー、後方からワイドエンペラー、レッドジェネシスという並びを想定。

逃げるのはエアサージュだと思いますが、問題は単騎で離しての逃げになるのか、それとも一団で進んで行くのか。離して逃げれば逃げ切りの十分可能性があると思います。シーズンリッチが吉田隼騎手なので、すぐ後ろにいる可能性が高いルメール騎手を意識して、前を追いかけずにペースを落とす可能性はあると思います。三浦騎手は何をするか不明ですね。

ドゥレッツァは脚質自在ですが、菊花賞で前から勝負して圧勝しているので、ここで後ろからということはないと思います。もちろん出遅れれば仕方ないですが、プログノーシスと同じ位置からでは勝負にならないことは分かっているはず。

プログノーシスはスタート遅いんですよね、昨年もスタート遅く中段の後ろからでした。昨年は外枠でリカバリーしにくかったはずなので、内目の枠で1コーナーでジワっとポジションを上げれば、中段のやや前は取れると思います。ブレイブロッカーとレッドジェネシス、ワイドエンペラーが後ろからだと思うので、リカバリーできると思いますが。

4コーナーです、エアサージュが先頭で、隊列に大きな変化はないと思います。馬場状態からもここであえて先捲りに行く馬はいないでしょうね。ドゥレッツァのルメール騎手は当然プログノーシスを意識するはず。早目に動けば目標にされるので、ギリギリまで仕掛けを遅らせると思います。

直線L1標識付近です、エアサージュがどこまで踏ん張れるか、ドゥレッツァはスムースですね。中目からプログノーシスが伸びてくるはずで、これは昨年と同じ展開ですね。前優位の馬場ならヤマニンサルバムも粘ると思うし、シーズンリッチとノッキングポイントは、他世代に通用するかどうかですね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎エアサージュ   ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は低い。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

条件戦を勝ったばかりなのでクラス負けの危険はありますが、逃げ馬なので逃げ切り、逃げ残りに期待ですね。前走の3勝クラスで1㎏あげて2着に下したニホンピロキーフが、次の関門橋Sで58㎏背負って0.4秒差の圧勝、3着のリフレーミングも次の湾岸Sを勝っています。オリオンSではブレイブロッカーに負けていますが、2㎏あげて0.1秒差。他にもミッキーゴージャスとリカンカブールに負けていますが、この2頭は重賞を勝っています。つまり条件戦の相手がかなり骨っぽい相手で、いきなり重賞でも勝負になるのではないかと。もちろん逃げればですが。

○プログノーシス  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

昨年勝っている馬で川田騎手の継続騎乗なら不安はないと思います。今年は香港からですが間隔は一緒ですから、体調面は問題ないと思います。余程大きく出遅れなければ取りこぼしはないと思いますが。

▲ドゥレッツァ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

菊花賞で皐月賞馬とダービー馬に圧勝しているので、この世代のトップに居るはず。なので世代を理由にしたクラス負けの危険はないと思います。ただ59㎏はさすがに不安ですね、大型馬ではないので斤量が堪える可能性があるのでこの評価まで。                        

△ヤマニンサルバム  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:休み明け、クラス負けの危険。

中日新聞杯を勝っているのでコース適性は良いですね、三浦騎手で連勝しているので大きな不安は無いのですが、そこは三浦騎手ですからね~・・・。休み明けも不安材料で、この馬は非ノーザンF生産馬なのでこの間隔は不安。前に居る可能性があるので一応押さえで。

                          

★シーズンリッチ       ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。    

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険。

ダービーでは前に行って7着でしたが、0.4秒差なので大きく負けてはいません。前に居る馬なので馬場の恩恵があれば。

                    

☆ノッキングポイント  ・心肺機能はやや低い、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

・かなりズブく騎手を選ぶ。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

新潟記念で古馬相手に勝っていますが、斤量の恩恵があったのでクラス負けの危険はありますね。同じ左回りで良さが出れば。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする