土曜日の馬場情報 良馬場 Aコース
＜向正面から3コーナー、4コーナーにかけて、内柵沿いに傷みがあります。＞
土曜日の馬場状態は良馬場でした、8Rの古馬2勝クラス1400mで1:20.7、クラスを考えればまぁまぁのタイムですから、標準的な良馬場でしょうね。8Rと10Rの芝のレースでは逃げ馬が残りましたから、中段よりも後ろからだと届かない可能性がありますね。
◎アスコリピチェーノ
○キャプテンシー
▲ジャンタルマンタル
△シュトラウス
★ロジリオン
☆ダノンマッキンリー
Xゴンバデカーブース
※ディスペランツァ
馬連 ⑭＝①③⑥⑨⑫⑬⑯ 7点
3連複 ⑭＝①③⑥⑨⑫⑬⑯＝①③⑥⑨⑫⑬⑯ 21点
逃げるのはキャプテンシー、スタート五分くらいですが内枠ではないので、包まれて前に行けなくなる心配はないと思います。先行はノーブルロジャー、アレンジャー、ユキノロイヤル。中段の前からジャンタルマンタルで、最内に入れなければ単独でメイン集団をコントロールする感じですね。
中段のやや前からイフェイオン、ボンドガール、アスコリピチェーノ。中段からロジリオン、チャンネルトンネル、エンヤラヴフェイス、ゴンバデカーブース。中段のやや後ろからダノンマッキンリー、アルセナール。中段の後ろからディスペランツァ、シュトラウス。後方からウォーターリヒト、マスクオールウィンという並びを想定。
逃げるのはキャプテンシーで、何が何でも逃げたい馬が居ないので、ミルコも多少遅れても前に行くと思います。ジャンタルマンタルは中段の前、これはいつものポジションで、川田騎手なので最内に入れないと思います。ゴンバデカーブースは中段を狙うと外を回されそうで、1列下げてダノンマッキンリーの外へ行く可能性もありますね。
キャプテンシーはスタートで遅れなければ、安定したラップを刻むタイプ。ジュニアCが逃げて平均バランス、11秒台を連発して押し切っているので、このイメージで乗ってくると思います。なので平均バランスで中緩みが小さい展開ですね。
問題はこの展開でジャンタルマンタルが前に付いて行くかどうか、間隔を空けてメイン集団をスローバランスに落とすと馬群は凝縮。ついて行ってメイン集団も流れれば縦長の展開になりそう。朝日杯FSのレース振りからも、ついて行って縦長にする可能性が高いと思います。
4コーナーです、ペースは落ちずに中緩みはないと思うので、縦長のまま4コーナーを抜けていくはず。ゴンバデカーブースが外目を回すと距離ロスがあるはず。ここでアスコリピチェーノが1列上がっていれば、ジャンタルマンタルを閉じ込める可能性が出てきますね。ルメール騎手ならやりかねないと思います。
直線L2標識付近です、キャプテンシーが先頭で、この辺りから各馬追い出しを開始する感じ。ジャンタルマンタルとアスコリピチェーノの位置取りが重要で、ジャンタルマンタルがスムースに外に出せるかどうか。ルメール騎手がジャンタルマンタルを内に閉じ込めれば、追い出しをギリギリまで遅らせると思います。ロジリオン、ダノンマッキンリーは内を捌けるかどうか、シュトラウスは外からスムースだと思います。
直線Ⅼ1標識付近です、キャプテンシーが先頭、集団から抜け出すのはスムースならジャンタルマンタル、その後ろからボンドガール。。スムースなアスコリピチェーノ、外からゴンバデカーブース、シュトラウス。内からはロジリオン、ダノンマッキンリーがコースが空くかどうか。ディスペランツァは最内からだと思います。
キャプテンシーはジュニアCがフロックでなければ押し切りもあるはずです。実績的にはジャンタルマンタルとアスコリピチェーノですね、ジャンタルマンタルはスムースなら好走するはず、アスコリピチェーノはスムースなレースが出来そうですから、ジャンタルマンタルより不安なし。外からはシュトラウスが面白そう、折り合いさえ付けばスムースに伸びてきそうですね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎アスコリピチェーノ ・心肺機能は不明、パワーはある、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料：コース適性、距離適性。 悪材料：なし。
血統、実績、騎手と3拍子揃っています、凡走は考えにくい。後ろから差される可能性は低いと思うし、差し損ねるにしても自身よりも前に居る馬が少ないので、3着以内は硬いと思いますが。
○キャプテンシー ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：コース適性、休み明け2走目。 悪材料：クラス負けの危険。
ジュニアCが好内容で、走破時計1:32.5は過去10年の中山3歳マイル戦の中でも最速、この条件で1分32秒台は今年のジュニアCだけなので、如何にこの馬が強いか分かりますね。この時の2着がチャンネルトンネルで0.4秒も千切っているし、チャンネルトンネルは続くアーリントンCでタイム差無し3着なので、少なくともアーリントンC組は相手にしないはずです。逃げると思うので押し切り、もしくは逃げ残りが十分に考えられます。前走は休み明けなので、一叩きされての激走に期待ですね。
▲ジャンタルマンタル ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは不明、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料：距離適性。 悪材料：なし。
前走皐月賞の内容はいかにもマイラーという負け方、適距離になっての好走は当然ですね。やや不安なのは年明け3走目で、いづれも関東圏への輸送で疲労がありそう。展開的にルメール騎手にいじめられそうなので、スムースに抜け出せるかどうか。
△シュトラウス ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：気性難。
前走は詰まって凡走、2走前の朝日杯FSでは外から前に行って暴走してしまいました。東スポ杯2歳Sで1:46.5の走破時計で圧勝したし、同じ開催のノベンバーSが古馬3勝クラスで1:46.3ですから、古馬の準OPと同等のタイムを2歳で出しています。能力は疑いようがないのですが、気性の不安があり前走も内へ行って凡走。今回は馬の後ろに入れての直線勝負だと思うので、スムースに伸びれば十分可能性があると思います。
★ロジリオン ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。
好材料：コース適性、騎手強化。 悪材料：特になし。
前走は詰って凡走、2走前も詰まって2着ですから、スムースならチャンスがあると思います。
☆ダノンマッキンリー ・心肺機能はやや高い、パワーは不明、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料：血統。 悪材料：気性。
朝日杯FSは掛かって凡走、前走は後方から折り合いに専念して差し切りました。血統は素晴らしいのですが、気難しい感じで朝日杯FSは自分から辞めていますからね。後ろからになると思うので、スムースに外に出してどこまで届くかどうか。
Xゴンバデカーブース ・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力はまぁまぁ。
好材料：コース適性。 悪材料：手術明け。
サウジアラビアRCは0.3秒差をつけて勝っていますから、強いとは思うのですが・・・。その後順調さを欠いて喉の手術までしています、どこまで状態が上がっているか。そこだけですね。
※ディスペランツァ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料：距離適性。 悪材料：クラス負けの危険。
アーリントンCは勝っていますが、モレイラ騎手が上手く乗ったし、レースレベルも高いとは言えないと思います。一応ひっかけておくかな～という評価ですね。