土曜日の馬場情報 良馬場 Bコース
<向正面から3コーナー、4コーナーにかけて、内柵沿いに傷みが出始めました。>
土曜日の馬場状態は良馬場でした、金曜日に散水していますが含水率は下がっています。この天気だと土曜日も散水する可能性が高いと思いますが、気温も高いようなので、すぐに乾くでしょうね。想定している馬場状態は土曜日と同じと見ています。
11RのメイSが1:45.1ですから馬場は高速、逃げから中段の前に居た馬で上位独占なので、余程ハイペースの消耗戦にならないと、後ろからでは届かない馬場になっています。
◎ステレンボッシュ
○タガノエルピーダ
▲チェルヴィニア
△スウィープフィート
★ライトバック
馬連 ⑦=⑫⑬⑭⑰ 4点
3連複 ⑦=⑫⑬⑭⑰=⑫⑬⑭⑰ 6点
3連単 ⑦=⑰ー⑫⑬⑭ 6点
逃げるのはヴィントシュティレ、前走の逃げ切りを考えれば、北村宏騎手へ乗り替わりますが、行くだけ行くのではないでしょうか。2番手が離れたメイン集団の前からショウナンマヌエラ、中段の前からパレハ、ラヴァンダ。中段のやや前からエセルフリーダ、タガノエルピーダ。中段からアドマイヤベル、ランスオブクイーン、ミアネーロ、ステレンボッシュ。
中段のやや後ろからクイーンズウォーク、ホーエリート、サフィラ。中段の後ろからコガネノソラ、チェルヴィニア、ライトバック。後方からサンセットビュー、スウィープフィートという並びを想定。
ヴィントシュティレは前走の未勝利戦を大逃げで押し切り、差しに回っても勝負にならないことは分かっているはずで、ここでも逃げると思います。もちろん前走同様に行くだけ行くと思うので、ペースはハイペースで前半1000m58秒台位でしょうか。
問題は逃げ宣言のショウナンマヌエラですが、岩田康騎手なので逃げ争いはしないと思います。ヴィントシュティレを行かせて、他に行く馬が居なければメイン集団の前でスローにコントロール。メイン集団の前半1000mは61秒位だと思います。なのでメイン集団はスローバランスになるはず。
2400mなので先行争いが激しくなることはないと思うし、メイン集団自体が縦長になると思います。各馬出たなりのポジションで収まり、ステレンボッシュは中段、ライトバックとスウィープフィートは後ろから、タガノエルピーダはミルコのスタートが不安ですが、馬自体はスタート良いので中段のやや前は取れると思います。
4コーナーです、2400mの距離なので捲りはないと思います。もちろんレイデオロが勝ったダービーの時のようなスローなら、動く馬も出て来ると思いますが、さすがにそこまでは遅くならないと思います。なので隊列に大きな変化なく、後ろの方のサフィラやライトバックがジワっとポジションを上げる程度かなと。
直線Ⅼ2標識付近です、メイン集団はスローからの4F戦くらいだと思うので、L3区間でヴィントシュティレが捕まり、タガノエルピーダがこの辺りで先頭に立ちそう。タガノエルピーダはギリギリまで追い出しを我慢するよりも、前走のように長くいい脚を使って押し切った方がいいと思うので、ミルコも前走のように乗ると思います。
これをステレンボッシュが追いかけ、外からサフィラとライトバック、その後ろからスウィープフィート。チェルヴィニアは中目から、クイーンズウォークは内から中目に出してくる感じです。
直線L1標識付近です、タガノエルピーダが抜け出し、ステレンボッシュが追いかける。その後ろからチェルヴィニア、サフィラ、ライトバック、スウィープフィートが追いかけてくる感じですね。チェルヴィニアは中目を通すと思うので、コースが空くかどうかですが、ルメール騎手なので大きな不安なし。
ここからタガノエルピーダが押し切り狙いのところ、ステレンボッシュが差し切れるかどうか。チェルヴィニア、ライトバック、スウィープフィートは届くかどうかですね。オークスの傾向として、1000m通過が60秒以上かかるようだと、中段よりも前で決まりやすい。逆に60秒を切るようだと中段よりも後ろから届く感じです。ただ今年は1勝馬が多く出走しているので、展開に関係なく力の違いで届くと思います。
では1頭ずつ見ていきます。
◎ステレンボッシュ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:血統面。 悪材料:騎手弱化。
実績は最上位です、問題は距離ですが、近親にヴァルコスが居るので、こなせる可能性が高いと見て本命にしました。戸崎騎手なので後ろからになることはないと思うし、末脚もしっかりしているので、1番手ですね。
○タガノエルピーダ ・心肺機能は高い、パワーはある、瞬発力は不明。
・トップスピードの質は高く、持続力は高い。
好材料:血統。 悪材料:初輸送。
朝日杯FSで牡馬相手に3着と能力の高さを見せましたね。チューリップ賞は休み明けで取りこぼしました、これは非ノーザンF生産馬なので仕方ないと思います。そして休み明け2走目で忘れな草賞を圧勝して、満を持して頂点に挑戦してきました。新馬戦で能力の高さを見せたので、このクラスでも見劣ることはなし。初輸送が不安ですが、これは運を天に任せるしかない。
▲チェルヴィニア ・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力やや高い。
好材料:コース適性、休み明け2走目、血統。 悪材料:クラス負けの危険。
前走は出遅れもあり凡走しましたが、アルテミスSを圧勝したし、休み明け2走目で上積みも見込め、ルメール騎手へ手が戻って鞍上大幅強化。お母さんはこのレース2着のチェッキーノなので、スタートさえ決めればこの馬が勝ってもおかしくないでしょうね。
△スウィープフィート ・心肺機能はやや低い、パワーはある、瞬発力は不明。
・トップスピードの質は高い、持続力は高い。
好材料:血統。 悪材料:届くかどうか。
桜花賞では追い出しのタイミングが若干遅れましたね、その分だけライトバックにやられましたが、この2頭は互角の評価。血統的にお婆ちゃんがスイープトウショウなので、このレースとの相性はドンピシャでしょ。あとは届くかどうか。
★ライトバック ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質は高い、持続力はやや高い。
好材料:なし。 悪材料:届くかどうか。
桜花賞の末脚は凄かったですね、なので後ろから届くかどうかだけ。