2019年京都記念 予想 

過去5年複数回3着以内に来ている種牡馬は、ディープ産駒6頭、キンカメ産駒3頭です。ただし良馬場で行われたのは2015年だけで他は稍重か重馬場でした。良馬場で行われた2015年と2013年ではディープ2頭(3回)、キンカメ2頭でした。展開は馬場状態に拘わらずL2最速戦が多く後方からでは届かないケースが多い。1番人気の成績が悪く1着0回2着0回3着2回着外3回です、着外にはジェンティルドンナやハープスターが含まれます。

◎ハートレー

○タイムフライヤー

▲ノーブルマーズ

△マカヒキ

★ブラックバゴ

☆パフォーマプロミス

Xステイフーリッシュ

Xダンビュライト

3連複1頭軸流し ①=②⑤⑦⑨⑩⑪⑫=②⑤⑦⑨⑩⑪⑫ 21点

馬場状態は良馬場ですがかなり重い馬場です、土曜の洛陽Sでは1:35.2、勝ち馬の上り3Fが34.2でした。クラスを考えても2秒ほど遅いので、軽い高速馬場を得意とする馬には苦しい馬場かもしれません。

展開は逃げ馬不在でノーブルマーズが行くかどうかですね、正直並びはかなり流動的ではっきりしません。ただ逃げ馬不在でノーブルマーズが行くとしても騎手が高倉騎手なので、締まったペースにはならないと思います。かなりのスローからL3辺りからのスパートになるかもしれません。

展開上のポイントはステイフーリッシュの位置取りで、最近はスタートが遅く後方からになることが多い、前走も後方から向う正面で早目に押し上げての粘り込みでしたから、今回も同じ展開になるとL3どころかL4辺りからのロンスパも考えられます。内で上手く立ち回って足を溜める馬が優位に進めそうです。

◎ハートレー 格上げ、延長、休み明け2走目で走り頃。初コースで刺激が入るかも。美浦w13.1、持ったまま併入、バランス良い。ディープ産駒はこの馬だけで、ロンスパになれば内枠からインコースで足を溜めつつ抜け出してくると思います。川田騎手ですし、外回りなので捌くのに苦労することはなさそう。

○タイムフライヤー  休み明け2走目で走り頃、延長、外枠は良い。栗東坂路12.1、単走強め、バランス良い。前走は休み明けで向う正面でペースが上がったところを捲くるミス騎乗でした、また同じミスを繰り返すリスクはありますが、外々を大人しく回って直線で勝負すればホープフルSの再現も十分あると思います。

▲ノーブルマーズ  使い詰めでも走る、短縮、重い馬場は合う。コース適正良い、上がりが掛かれば。栗東坂路12.5、単走持ったまま、やや右に寄れる。高速馬場は合わないタイプで力の要る馬場でバテ差しが得意ですが、目黒記念では先行して粘り込んでいるように先行しても好走できます。問題は騎手がペース認識を出来るかどうか、これが大問題で前半をスローに落とすようだとトップスピードの質で見劣るだけに凡走もあります。

△マカヒキ  格下げ、短縮、後方から届くかどうか。栗東P12.7、単走持ったまま、バランス良い。岩田騎手が思い切った騎乗で先行するようなら、持ち前の心肺機能で好走できそうですが、スタートが悪く後方からになると届くかどうかのレースになりそうですね。

★ブラックバゴ  パワーも有り切れも良い。枠は真ん中より内の方が良さそう。疲れやすいのかも。掛からなければ相当強い。重なら折り合える。スタート不安。前走は休み明けで後方から4コーナーで大きく外を回して届かずでしたが、動き自体は悪くはなったようにこのクラスでも十分勝負になります。問題は掛かりやすい気性で、折り合いの為に後方からだと届かないと思います。

☆パフォーマプロミス  ステゴ格下げ、短縮、騎手弱化。重い馬場は良くない。栗東w12.4、単走持ったまま、バランス良い。ステゴ産駒で格下げ戦はあまり良くない、軽い高速馬場で好走しているので今の京都は合わないかもしれませんね。

Xステイフーリッシュ  格上げ、延長、使い詰めで疲労が懸念材料。コース適正は良いが重い馬場は合わないかも。栗東坂路12.3、単走持ったまま、やや首が高い。前走はいいタイミングで押し上げたことで2着に粘りましたが、捲りはタイミングがずれるとコーナーで外々を回されるリスクを孕む戦法なので、スタートが悪くなっているこの馬はやや不安ですね。ステゴ産駒で使い詰めなのも懸念材料でこの評価まで。

Xダンビュライト  ルーラー産駒で使い詰め、休み明け5走目でさすがに疲労が出るかも。重い馬場は合う。栗東坂路12.3、強め併入、まぁまぁ。流石に使い過ぎの感がありここでは重い印は打てませんでした、ただ今回は逃げ・先行馬が居ないのですんなり先行して、ロンスパに持ち込めば持ち前のパワーと心肺機能で粘れるかもしれません。これも騎手次第でそれをこの騎手が出来るのかどうか。
にほんブログ村 競馬ブログへ
にほんブログ村

競馬コラムランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする