2019年弥生賞 予想。


過去5年複数回3着以内に来ている種牡馬はディープインパクト5回、キングカメハメハ3回、ハーツクライ2回です。 展開は L 2最速戦が4回、消耗戦が1回、スローバランスが3回、平均バランスが1回、ややハイペースバランスが1回です。中山コースが改修された2015年以降、良馬場で行われた弥生賞は3回あり、全てディープインパクト産駒が勝っています。展開は全て L 2最速戦でスローバランスが2回平均バランスが1回でした。

◎カントル

○ラストドラフト

▲サトノラディウス

△ニシノデイジー

★ブレイキングドーン

3連複 ①=③=②④⑤  3点

3連単 ①=③-②④  4点

馬場状態は土曜日のオーシャンSで1分7秒1が出ているので、先週に引き続き高速馬場です。

展開ですが逃げ馬らしい逃げ馬が居ないので、サトノラディウスが逃げるのではないかと考えています。2番手に内からラストドラフト、外にカントル、ブレイキングドーンが外からどこまで上げてくるかですが、中段を意識しそうですね。最内にニシノデイジー、シュヴァルツリーゼ、ヴァンケドミンゴ、後方からメイショウテンゲン、ナイママ、ラバスト―ンという並び。

出走数が少ないので並びは流動的ですが、サトノラディウスは瞬発力やトップスピードの質では上位3頭に見劣るので、逃げは良い選択だと思います。前走もかなりズブイ感じで、豊騎手がやっとこさ1着まで持って行った感じでした。上位3頭に対して直線までにある程度リードを築ければチャンスはあると思いますし、逃げれば変幻自在の豊騎手なので思い切って逃げて欲しいですね。

カントルがラストドラフトの進路を制限するような動きをしてくると予想しました、この動きは東京大賞典でゴールドドリーム相手にオメガパフュームが取った作戦です。サトノラディウスがここで出し抜きに出てしまうと、一瞬ラストドラフトが置かれる可能性もありミルコの駆け引き次第では、ラストドラフトは苦戦するかもしれませんね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎カントル   格上げ、延長、未勝利戦のL1は11.2とトップスピードの質はかなり高いが、エンジンの掛かりが遅い。栗東w12.1、2馬身先着、反応・バランスとても良い。まず調教がかなり良かったです、その上で未勝利戦の内容が圧巻でスローバランスから、L4、L3の坂でじわっと全体が加速してL2から減速に入る中、この馬はL1だけで前との5馬身差を捕まえて2馬身引き離す圧勝、最後は流していながら手動計測で11.2を出してきた。平坦京都とはいえこの瞬発力はかなり評価した方が良いと思っています。今回の展開も枠の並びがラストドラフトの外なので、コースを塞ぎつつ自身が加速するコース取りをしてくるのではないかと。

○ラストドラフト   格上げ、新馬戦の内容が圧巻で、L2から10秒台を連発するトップスピードの高さと持続力を見せている。美浦P12.1、持ったまま2馬身先着、バランス・伸びは良い。新馬戦の内容は超スローバランスだったが上がり33.1は高評価、特にラスト2Fは10秒台に入れてきているのでトップスピードの質だけなら、このメンバー最上位だと思います。この枠なので逃げてもいいと思いますが、逃げるとミルコに目標にされる恐れもあるため控えるのではないでしょうか。

▲サトノラディウス   格上げ、短縮、瞬発力が無いのでスパートのタイミングが難しい。美浦w12.5、持ったまま併入、バランス良い。前走の梅花賞は少頭数のスローバランスを、2,3番手追走から外に出して追い出すが反応イマイチ、かなり追ってやっとこさ1着という感じで瞬発力はなさそう。この日はかなり馬場が重かったので上がりが遅くなったのは仕方ないが、それでもトップスピードの質は低いと言わざるおえない。好走するためには上位3頭よりも前に居ないと厳しいはずで、そこを豊騎手も分かっていると思います。

△ニシノデイジー  2カ月強の間隔空けは実績あり、東スポ杯で高速馬場を勝っている。美浦w12.7、単走持ったまま、バランス良い。ハービンジャー産駒なので間隔開けてどこまで走れるかは未知数ですが、東スポ杯が2か月半で1着に来ているので現状では走れるのかも。問題は騎手と枠で、ホープフルSでも直線追い出しが遅れて3着がやっと、同じような枠で取りこぼしは大いにあると思います。

★ブレイキングドーン  休み明けでも走る、ホープフルSは不利もなく完全に力負け。栗東w12.8、強め3馬身先着、バランス良い。ホープフルSがイマイチで、直線で追い出しが遅れたニシノデイジーにあっさり交わされている。先行してどこまで粘れるか・・・。
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