2024年天皇賞(春) 予想。力が違う。

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土曜日の馬場情報 良馬場  Aコース

向正面から外回り3コーナーの内側にわずかな傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です。

土曜日の馬場状態は良馬場でした、10Rの御池特別が1400mで外回りの2勝クラス、走破時計が1:21.3で、含水率の割に時計が掛かっている感じですね。日曜日は真夏日の予報で気温が上がるので、さらに乾けばやや高速くらいには入ると思います。

◎テーオーロイヤル

○ドゥレッツァ

▲サリエラ                                   

△マテンロウレオ                               

★ブローザホーン                                 

☆タスティエーラ                              

X ワープスピード                                  

※チャックネイト                    

3連単 ⑭=⑫ー①④⑤⑦⑪⑯ 12点             

     ⑭ー⑪ー⑫ 1点   ⑪ー⑭=⑫ 2点       

                  

逃げる可能性があるのはマテンロウレオでしょうか、何が何でも逃げたい馬が居らず、むしろ逃げたくないが先行したいタイプが多い。前走の日経賞で逃げているマテンロウレオが、スタート出れば逃げるのではないかと思います。横山典騎手なので競られないようなら、ペースを極端に落とす可能性もあり、スローペースになると思います。

中段の前からディープボンド、サヴォ―ナ。中段のやや前からブローザホーン、テーオーロイヤル、タスティエーラ、ドゥレッツァ。中段からプリュムドール、ワープスピード、チャックネイト。中段のやや後ろからサリエラ、シルヴァーソニック、ハピ。中段の後ろからスカーフェイス、メイショウブレゲ。後方からゴールドプリンセス、スマートファントムという並びを想定。

二の足が遅い馬が多いし、ブローザホーンは折り合いに不安があるので出しては行かないはず。なので変に位置取り争いが激化することはなく、すんなり隊列が決まると思います。サリエラは出来ればタスティエーラの後ろが欲しい、これはスタート次第ですね。

4コーナーです、隊列に大きな変化はないと思います、動くポイントとしては1周目のスタンド前と向正面ですが、外目に居る馬で動きそうな騎手が居ないので、淡々と流れそうです。L4区間から下り坂を利用してジワジワ加速、このコーナー区間で外から捲り上がるのは距離ロスが大きいし、ペースも上がっているので脚を使ってしまうはず。なので直線まで動かないと思います。

直線Ⅼ2標識付近です、マテンロウレオはL3区間で11秒台半ば位を出しているはずで、ディープボンドやサヴォ―ナが付いて行けなくなりそう。テーオーロイヤルがサヴォ―ナの外から上がって、その後ろからドゥレッツァが追走。ブローザホーンは菅原騎手なので内から、タスティエーラが中目で、その後ろからサリエラですね。ワープスピードは外からだと思います。

直線Ⅼ1標識付近です、L2区間でトップスピードの質が問われると思うので、テーオーロイヤルとドゥレッツァ、前に居るマテンロウレオが後続に差を付けていると思います。後続は内からブローザホーン、タスティエーラ、サリエラ、外にワープスピード、チャックネイト。更に後ろからはプリュムドール、シルヴァーソニック、ハピ。

ここからテーオーロイヤルがトップスピードの質を生かして押し切り狙いで、ドゥレッツァが差せるかどうか。この2頭はトップスピードの質ではテーオーロイヤルが上のような気がするので、ドゥレッツァが差し切るのは難しいと思います。マテンロウレオがゴールまで持つかどうかで、昨年5着なのでペース次第で粘れると思います。後ろからはサリエラが有力でしょうね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎テーオーロイヤル  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:展開、使い詰め。

使い詰めの不安はありますが、前走の阪神大賞典を圧勝したので、現状では長距離戦のトップクラスに居ることは間違いなし。阪神大賞典で対戦した馬には逆転されそうもない。未対戦の馬の中ではドゥレッツァくらいでしょうね。スタートも良いし前に行って折り合いも付くので、初の京都でも不安はないと思います。

○ドゥレッツァ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。  

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:騎手不安。

戸崎騎手ですがルメール騎手と比べてしまうと不安がありますね、菊花賞の競馬は神懸っていましたから、あの騎乗を戸崎騎手に求めるのはさすがに酷です。オーソドックスな騎乗で不利無くロスなく乗れば、凡走はしないと思います。菊花賞の3分3秒台の走破時計はかなり優秀ですから、大敗はないと思うのですが。

▲サリエラ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走のダイヤモンドSでテーオーロイヤルに1㎏貰っていましたが、タイム差無しの2着は優秀ですね。輸送を苦にすることはないと思うので、体調は問題ないはず。豊騎手で最内枠を引いたので、スムースなら好走するはず。

                                   

△マテンロウレオ  ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力はやや高い。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

・輸送が不安材料。

好材料:コース適性、地元。 悪材料:クラス負けの危険。

逃げた時に怖いのがこの馬というか騎手で、変幻自在のペースを刻むので激走しそうですね。昨年は5着ですが抜けたジャスティンパレスから0.9秒差、なので距離は持つはず。

                               

★ブローザホーン  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

京都は得意だし、前走は掛かった分だけ離されて3着なので、勝ち切るイメージは無いのですが、好走はしても驚けない感じですね。

                                 

☆タスティエーラ  ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

菊花賞でドゥレッツァに0.6秒も離されているので、逆転は難しいと思います。ただこの馬も3:03.7という好タイムで走っているので、3着は十分にあると思います。あとは前走の大敗原因が不明なので、巻き返せるかどうか。

                              

X ワープスピード  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。   

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

この馬も3着があるかどうかで、前走の阪神大賞典で2着に来ているので、勝ち切ることはないと思いますが、展開次第ですね。その阪神大賞典は川田騎手が緩んだところで内からポジションを上げる好判断。三浦騎手への乗り替りは大きな不安材料ですね。

                                  

※チャックネイト  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:なし。 悪材料:初距離、クラス負けの危険。

この馬が距離と対戦相手ということでは、全く未知数ですね。テーオーロイヤルとドゥレッツァ、マテンロウレオ以外で勝つ可能性があるとしたらこの馬かな~。 

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