2021年クイーンS 予想。実績上位から。

土曜日の馬場情報 良馬場  Bコース

土曜日は良馬場でした、週中に雨はなく先週に引き続き良馬場、クッション値は7.8でやや軟らかめですが、これは洋芝の特性でしょうね。11RSTV杯が3勝クラスの2000mで1:59.3、前半1000m59.3なのでややハイペースバランスでした。中段の前に居たアラタが1着、中段に居たウィナーポイントが2着、1番人気のルビーカサブランカは中段の後ろに居て届かず3着でした。このレースは5F戦になっていてL2から減速、L1は12.7迄落としているので普通ならバテ差しが決まりそうですが、ルビーカサブランカは伸びがイマイチでした。7Rの1勝クラスはハイペースバランスで、L1が12.7迄落としている割に、3着のタイミングハートはL1での伸びがイマイチ、Ⅼ1の外目の馬場は案外伸びないのかもしれませんね。L1標識手前で先頭に並んでおかないと突き抜けるまではイメージできません。

◎マジックキャッスル

○ドナアトラエンテ

▲クラヴァシュドール                 

△シゲルピンクダイヤ                  

★フェアリーポルカ                 

☆テルツェット                                  

Xサトノセシル                                  

馬連 ⑤⑥=①③⑤⑥⑨⑩⑫ 11点

3連単 ⑤⑥ー①⑤⑥⑫ー①③⑤⑥⑨⑩⑫ 36点

逃げるのはサトノセシル、2番手からローザノワール、シャムロックヒル。中段の前からフェアリーポルカ、マイエンフェルト、中段からイカット、ドナアトラエンテ、シゲルピンクダイヤ。中段の後ろからクラヴァシュドール、マジックキャッスル、ウインマイティ―。後方からテルツェットという並びを想定。

前走逃げたのはサトノセシルとシャムロックヒル、ローザノワールはダート、マイエンフェルトは何が何でもという感じではなったので、逃げる可能性があるのはサトノセシルとシャムロックヒルでしょうね。シャムロックヒルは団野騎手へ手が戻ります、1度逃げていますが逃げ争いまではしそうもないので、サトノセシルの逃げが濃厚だと思います。問題はペースで、コース形態の影響なのか土曜も6Rの未勝利戦、7Rの1勝クラス、11RのSTV杯でも前半の方が速かったので、ややハイペースバランスくらいまでは引き上げそう。サトノセシルは前走も平均バランスだったので、スローに落とすことはないと思いますが。

外からマイエンフェルトが切れ込んで来ると思うので、5枠の2頭は中段辺りでしょうね。シゲルピンクダイヤも後ろから行くタイプではないので、外から中段辺りを狙うはずで、ドナアトラエンテの川田騎手はマイエンフェルトの外に出しておくかもしれません。マジックキャッスルはドナアトラエンテをマークする位置が取れそう、テルツェットはルメール騎手に替わってスタートを決められるかどうかですね。フェアリーポルカはローザノワールに前に入られるのは嫌ですね。

4コーナーです、サトノセシルは前走L3が11.7なのでこの付近ではまだまだ先頭でしょう、シャムロックヒルは一気に斤量が増えるので、この辺りで苦しくなるかも。その外にドナアトラエンテが並びかけ、マジックキャッスルが追走。この後ろにクラヴァシュドールが入りそうです。シゲルピンクダイヤはドナアトラエンテを内に極めておきたいところ、外を回してしまうと距離ロスと馬場状態で不利が大きくなりそうですね。その後ろからテルツェットが外を回しそう。

直線Ⅼ1標識付近です、ドナアトラエンテが抜け出しマジックキャッスルが追走、シゲルピンクダイヤは距離が持つかどうか。サトノセシルがどこまで粘れるかで、前走はL1が12.2ですがこの時は開幕週、開催が進んでいるので土曜のようにⅬ1が12.7まで落ちると、スピード負けする可能性があります。クラヴァシュドールとテルツェットがどこまで届くか、フェアリーポルカは内を捌けるかどうかですね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎マジックキャッスル  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:実績上位、距離適性。 悪材料:斤量。

まず枠が良いですね、6番枠で内過ぎず外過ぎず、しかもドナアトラエンテをマークしやすい枠、そのドナアトラエンテは川田騎手なので、4コーナーからのコース取りも信用できます。前走がヴィクトリアM3着、2着のランブリングアレーとは同タイムなので、ここでは格上です。展開の幅も広いので、中段辺りを取れれば凡走の危険は低いと思います。

○ドナアトラエンテ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

クラス負けの危険はあるかな~っと思いましたが、前走の福島牝馬S2着がディアンドルと同タイム、そのディアンドルはヴィクトリアMでマジックキャッスルから0.1差4着なので、このクラスで十分やれるはずです。川田騎手の継続騎乗で枠も中程といい枠です、マジックキャッスルに目標にされる可能性は高いですが、前に居る分粘ってしまう可能性も十分あります。

▲クラヴァシュドール  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:・・・。 悪材料:距離適性、クラス負けの危険。 

内枠は不安ですがスタートが良くないので、いつも通りなら中段の後ろ辺り、最内を追走して距離ロスはないと思いますし、直線入り口で馬群が外に膨れたところを、マジックキャッスルの後ろに入れればチャンスはありそう。

                

△シゲルピンクダイヤ  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁで、持続力は高いバテ差し型。

好材料:・・・。 悪材料:距離適性。  

距離がね~、1800mは展開に注文が付くと思います。前走がヴィクトリアM5着ですから、クラス負けの危険はないのですが、中日新聞杯のように前半がスローにならないと苦しいかと。力はあるし前に居れば粘れる可能性も。

                

★フェアリーポルカ  ・心肺機能まぁまぁ、パワーは高い、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:特になし。 

前走はダートでしたが休み明け2走目で走り頃、ただ内枠を引いてしまい捌けるかどうかが大きな不安材料ですね。しかも三浦騎手ですし、ローザノワールの後ろになってしまうと詰まりそう。   

             

☆テルツェット   ・心肺機能はまぁまぁ、パワー有る、瞬発力はまぁまぁ。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。 ・スタートが良くない。

好材料:騎手強化。 悪材料:厩舎不安。

ルメール騎手が乗るので怖い1頭ですが、厩舎不安は大いにあると思います。和田厩舎はオジュウチョウサンで有名ですが、開業13年目で平場の重賞は3勝だけです。加えてこの馬自身前走のヴィクトリアMで14着と大敗しています、クラス負けの危険はあるのではないかと。                   

              

Xサトノセシル   ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。  

・トップスピードの質は低く、持続力はやや高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走の洞爺湖特別が逃げ切りでした、同コースを逃げ切っているし平均バランスだったので、ここでも上手く逃げられればチャンスはあると思います。

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