2024年AJCC　予想。GⅡなら。

競馬ランキング

＜3コーナーから4コーナーの内側に傷みが出始めましたが、その他の箇所は概ね良好な状態です。＞

土曜日の馬場状態は良馬場、11Rの初富士Sが3勝クラスの2000mで1:59.2、走破時計はやや速いですね。上がり最速は3着のダノンザタイガーで34.6、上りはやや掛かている感じです。日曜日にかけては雨予報、午後からは止むようですが、午前中の雨量はまぁまぁありそうで、重馬場まで悪化する可能性が高いと思います。

◎ボッケリーニ

○ショウナンバシット

▲クロミナンス                 　　　　　　　        

△マイネルウィルトス                    　           

★チャックネイト            　　                     

☆カラテ                                           

※モリアーナ                                        

3連複 ⑫＝①②③④⑨⑪＝①②③④⑨⑪ 15点　　 

3連単 ⑫ー②④ー①②③④⑨⑪　10点

逃げ馬不在で前に行く馬も少なく展開は予想しにくいのですが、こういう時に逃げそうなのがルメール騎手。土曜日の12Rでも2番手先行から押し切り、中段よりも前が優位と考えての先行だと思うので、日曜日の午前中に前優位が分かれば、逃げまでありそう。クロミナンス自身も重馬場は良くないタイプですから、差しに回って馬場に脚を取られるより、前で立ち回った方が可能性が高いと思います。

2番手にショウナンバシット、この馬は若葉Sまでは前で勝負して好走していましたが、ミルコに乗り替わって差しに回り凡走続き、今回は横山和騎手なので逃げる可能性まであると思います。中段の前からホウオウリアリティ、カラテ。中段辺りからシルブロン、ボッケリーニ、マイネルウイルトス、チャックネイト。中段の後ろからサンストックトン、ラーグルフ、後方からモリアーナ、アドマイヤハレーという並びを想定しました。

ボッケリーニはスタート早い方だし、中段よりも前でしょうね。前走は池江調教師も想定より後ろだったようで、浜中騎手に手が戻って差しが届く位置取りを取ってくるはず。スタートが良くないマイネルウイルトスは中段辺り、同じくスタート不安のあるモリアーナは後方からだと思います。

4コーナーです、ペースはスローからの3F戦、もしくは4F戦だと思うので、隊列に大きな変化はないと思います。後ろからだとラーグルフが三浦騎手なので、無駄捲りを打つ可能性はあります。モリアーナは横山典騎手なので、紫苑Sの再現狙いで後方待機でしょうね。

直線L1標識付近です、クロミナンスが先頭で直線に入り、ショウナンバシット、カラテ、ボッケリーニ、チャックネイトと外へ広がりスムース。その後ろが内からホウオウリアリティ、シルブロン、マイネルウイルトスがスムース。モリアーナは後ろからのバテ差し狙いですが、前半が遅いと前が止まらないので、届かない可能性がありますね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ボッケリーニ　　・心肺機能はやや低く、パワーは有る、瞬発力は低い。　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：なし。

GⅡなら”我らがボッケリーニ”で良いですね。外枠に入りましたが、12頭立てなので影響はないと思います。浜中騎手も乗り慣れているので問題ないでしょう。唯一の不安は勝ち切れるかどうか、早目に先頭に立つとフワッとするところがあるようで、そこは浜中騎手も分かっているはずですが。

○ショウナンバシット　　・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。　　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性、距離適性。　悪材料：クラス負けの危険。

今回は前に行く馬が少ないし、若葉Sまでは前で勝負して好走していましたから、横山和騎手に乗り替わって前に行けばチャンスですね。シルバーステートの産駒だし、重馬場で1勝クラスを勝っているので、馬場状態も合うはず。

▲クロミナンス　　・心肺機能はやや低い、パワーは有る、瞬発力は不明。　　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

血統的に重馬場は良くない感じだし、スピカSが重馬場で6着に凡走しているので、重馬場になると不安が増します。だからこそ差しではなく逃げるのではないかと思い期待しました。

△マイネルウィルトス 　　・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は低い。　　　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：距離適性。

この馬は馬場が悪くなればなるほどいいタイプで、不良馬場の福島民報杯で圧勝していますね。前半のポジションが中段の後ろになると、届かない可能性が出てきます。

★チャックネイト　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　　　　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

この馬は安定感抜群で、前走のアルゼンチン共和国杯は初重賞で3着、斤量の恩恵があったので額面通りには受け取れませんが、着差が僅差だったので通用する可能性は十分ありますね。六社Sで重馬場を勝っているし、キング騎手も結果を出しているので、大きな不安はないと思います。

☆カラテ 　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

距離不安は若干あるのですが、前半ゆったり入れば持つのではないかと思います。道悪適性、コース適性共に非常に良いので、菅原騎手で大駆けがあるのではないかと。

※モリアーナ　　・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は不明。　　　

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料：コース適性。　悪材料：届くかどうか。

この馬は届くかどうかですね、スタート良くないし横山典騎手の継続騎乗ですから、展開待ちになりそう。