2022年オークス　予想。実績上位から。

 

 

土曜日の馬場情報　良馬場　　Bコース

＜コース全周の内柵沿いに傷みが出始めました。＞

土曜日は良馬場から稍重でした、11RのメイSが1800mのOPで1:46.3、上がり3F最速は1着カレンシュトラウスで33.8なので、稍重でと言いつついつもの府中でしたね。夜間もパラっと降る予報が出ていますが、雨量は多くなく早朝からはくもり晴れの予報、なので先週に引き続きやや高速馬場になると思います。先週の土曜日は稍重から良馬場で、日曜日にはやや高速馬場。含水率は下がりクッション値も上がりましたから、雨が上がれば一気に乾きますね。

 

◎サークルオブライフ

○スターズオンアース

▲ウォーターナビレラ　　　　　　　　　　　　　　    

△スタニングローズ   　　　　　  　　　　　　　　　 　　

★パーソナルハイ                           　　　　　　　

☆サウンドビバーチェ       　　　　　　　　　　　 　　　

☆エリカヴィータ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

☆アートハウス     　                            　　　　

☆プレサージュリフト                               　　　

※ホウオウバニラ                                 　　　　

※ピンハイ                                        　　　

※ナミュール                                       　　　

※ルージュエヴァイユ                               　　　

※ベルクレスタ                                     　　　

馬連　⑥＝①②③⑤⑨⑬⑯⑱ 8点　　              　　　　 

3連複 ⑥＝⑱＝①②③④⑤⑦⑧⑨⑪⑬⑮⑯　12点　　 　　　  

3連単 ⑥ー⑱ー①②③④⑤⑦⑧⑨⑪⑬⑮⑯　12点

 

 

逃げるのはパーソナルハイ、2番手にラブパイロ―、やや離れたメイン集団の前からウォーターナビレラ、ニシノラブウィンク、中段の前からスタニングローズ、アートハウス、中段のやや前からサウンドビバーチェ、スターズオンアース。中段からエリカヴィータ、ナミュール、中段のやや後ろからルージュエヴァイユ、サークルオブライフ。中段の後ろからホウオウバニラ、ベルクレスタ、後方からシーグラス、ピンハイ、ライラック、プレサージュリフトという並びを想定。

逃げるのはパーソナルハイとラブパイロ―、どちらも逃げ争いまではしないと思いますが、出しては行くはずで前半からある程度流れると思います。この2頭は前走平均バランスで好走しているので、緩めるとしても向正面辺りだと思います。メイン集団はやや離れてウォーターナビレラの豊騎手がコントロール、その外にニシノラブウィンクが外からどこまで上がるか。外枠なので出して行かないと前へ行けないと思うので、三浦騎手が積極的にポジションを取りに行くかどうか。継続騎乗だし前走2番手先行で2着に好走しているので、行くとは思うのですが・・・。

ニシノラブウィンクが出して行くようなら、最初の1，2F目は速くなりそうでバラけて縦長になりそう。スタニングローズはウォーターナビレラの後ろ、その外にアートハウス。スターズオンアースは外からなので、スタート決めれば中段のやや前辺りが取れるはず。エリカヴィータは内が空きそうなので、最内に入りそう。ナミュールが中段でサークルオブライフと前後入れ替わるかも。プレサージュリフト、ピンハイは後ろから、ベルクレスタも出して行かないと後ろになりそう。ホウオウバニラは前走フローラSでスタート直後に寄られて前に行けませんでした、今回は横山和騎手から横山典騎手へ乗り替わって、2走前のように前に行くかどうかですね。

メイン集団をコントロールするのは豊騎手ですから、向正面で捲りを打つ騎手は居ないでしょうね。ニシノラブウィンクの三浦騎手が勝手に前に行くかもしれませんが、豊騎手含めて静観でしょう。メイン集団は桜花賞のように中緩みのある展開で、1，2コーナーでペースダウンして、4コーナー辺りでジワっと加速し始めるイメージですね。昨年は豊騎手が逃げていて、全く無駄な動きをしないレースラップを作り出していますから、恐らく今回のメイン集団も綺麗なレースラップで走ると思ます。

 

 

4コーナーです、向正面で中緩みがあっても捲りはないと思うので、3コーナーではまだ縦長、4コーナーに入る辺りで外からジワっと押し上げがありそう。ウォーターナビレラは急加速しないはずで、ラブパイロ―を交わせるようにジワっと外へ寄る感じ。アートハウスもニシノラブウィンクを交わすために外へ、その後ろからスターズオンアース。サークルオブライフが加速体勢に入りナミュールの外へ。ナミュールは横山武騎手が消極的なので、ここで動かず待ってしまうかも。

 

 

直線L2標識付近です、パーソナルハイが先頭で、ラブパイロ―はこの辺りで苦しくなると思います。ウォーターナビレラがパーソナルハイを追いかけ、スタニングローズが追走。外からアートハウス、スターズオンアース、サークルオブライフがスムース。サウンドビバーチェは石橋騎手でスムースに捌けるかどうか。後ろからは内からエリカヴィータ、ルージュエヴァイユ、ホウオウバニラとベルクレスタは中目辺り。外からプレサージュリフトがクイーンCのようなイメージで、ピンハイも外から。

 

直線L1標識付近です、パーソナルハイがどこまで粘るか、距離適性は無視して力としてはウォーターナビレラ、スターズオンアース、外からサークルオブライフが伸びてくるはず。内からエリカヴィータがフローラSの再現を狙い、ルージュエヴァイユはコースが空くかどうか。ベルクレスタは内へ行くとコース取りに苦しみそうですね。外からピンハイとプレサージュリフトが伸びるかどうか。

 

では1頭ずつ見ていきます。

◎サークルオブライフ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　

・トップスピードの質はやや高い、かなり持続力は高い。

好材料：・・・。　悪材料：特になし。

桜花賞で3，4コーナー外目を回して唯一伸びてきたのがこの馬、この時の走りを見てオークスの本命に決めていました。阪神JFではハイペースバランスを差し切っているし、アルテミスSでは平均バランスを差し切りですから、オークスに向いた特性を持っていると思います。枠も良いしミルコの継続騎乗も好材料だと思います。非ノーザンF生産馬なので、休み明けではないことも好材料ですね。

 

○スターズオンアース　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

桜花賞馬ですから力は証明済みですね。この馬はクイーンC、フェアリーSと詰まってしまったので、スムースならしっかり伸びることを見せました。今回は外枠で詰まる心配はないし、ルメール騎手への乗り替りも問題なし。血統的にも近親にソウルスターリングが居るので、距離も大丈夫でしょう。

 

▲ウォーターナビレラ　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料：・・・。　悪材料：体調。　　

前走の桜花賞がマイナス14㎏なので、お釣りがあるかどうかですね。豊騎手が前でコントロールするはずで、桜花賞のように自分のペースに持ち込めばチャンスはあるはず。ただ桜花賞は完璧に乗ったにもかかわらず、スターズオンアースに差されたし、サークルオブライフとのコースの差を考えると、ここで1番手に評価するわけにはいきませんでした。　　

　　　　　　　　　　    

△スタニングローズ   　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。　

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

フラワーCで4F戦を押し切っているので、持続力を見せています。このレースはキレッキレのトップスピードの質よりも、2400mで持続力を発揮できる馬が好走することが多いので、この馬の持続力が活きると思います。お婆ちゃんのローズバドがこのレース2着なので、血統的にも高評価ですね。もちろんレーン騎手への乗り替りも好材料です。　　　　　  　　　　　　　　　 　　

★パーソナルハイ         ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

前走のフローラSを逃げ粘ったように、逃げてこその馬ですね。他に逃げそうな馬はラブパイロ―で、逃げ争いはしないと思いますが、少なくとも2番手先行にはなると思うし、遅ければ自分で行くはずなので、自分の形には持ち込めるはず。お母さんのパーソナルダイアリーが1800m位で良かった馬なので、距離が持つかどうかですね。

                   　　　　　　　

☆サウンドビバーチェ　　・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。　　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料：なし。　悪材料：クラス負けの危険。

調教の動きは抜群でした、調教番長の可能性もあるので大きな評価はできませんが・・・。ズブイ感じもあるので早目に追い出したい馬ですが、石橋騎手にそれが出来るかと言うと大きな不安。持続力は持っているので、減速率が大きくなるL1でバテ差しが届くかどうか。

       　　　　　　　　　　　 　　　

☆エリカヴィータ　　・心肺機能は不明、パワーはまぁまぁ、瞬発力は不明。　　　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

フローラSを勝っていますが、一番恵まれた感じの勝ち方でした。ただそういう展開に持ち込めるスタートセンスは大きな武器で、考えて乗るようになった福永騎手なら上手くポジションを取りそう。フェアリーSは大きな不利があったので、度外視して良いと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

☆アートハウス　　　・心肺機能は低く、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。　　

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。

好材料：休み明け2走目。　悪材料：初輸送、コース適性。

前走の忘れな草賞は強い勝ち方でしたから、ここでも通用して良いと思います。ただこちらを選んだ川田騎手のコメントが若干不安ですね。輸送も初めてなので不安はあります。

     　                            　　　　

☆プレサージュリフト 　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　　　

・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

クイーンCを評価しないわけにはいきませんね、前走の桜花賞は初輸送だったので度外視。クイーンCでは詰まったスターズオンアースをやっとこさ差しているので、大きな期待はできませんが、外からスムースなら伸びてくるはず。

                              　　　

※ホウオウバニラ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料：血統。　悪材料：クラス負けの危険。

前走のフローラSはスタート直後に寄られてエキサイトしてしまい、掛かって凡走してしまいました。2走前は先行しているので、スタートさえ出れば前で勝負するかもしれません。ただ前走マイナス10kgで416㎏、小柄な馬で休み明け3走目なので余力があるかどうか。

                                 　　　　

※ピンハイ 　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：なし。　悪材料：クラス負けの危険、体調、初輸送。

この馬も小柄な馬で、前走マイナス8㎏、更に2走前もマイナス6㎏と馬体重を減らし続けています。余力があるかどうか、この馬体重で初輸送をこなせるかどうかが不安ですね。ただチューリップ賞では内から差し込んで2着だし、桜花賞でも上がり3F33.4で0.1差5着なので、末脚勝負でどこまで伸びるかですね。

                                       　　　

※ナミュール　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。　

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料：コース適性。　悪材料：距離適性。

この馬も小柄な馬で、阪神JFでマイナス10㎏、休んでチューリップ賞が馬体重変らずで、桜花賞マイナス4㎏でした。桜花賞ではサークルオブライフにはっきり見劣ったので、体調も含めて大きな期待はできませんね。

                                       　　　

※ルージュエヴァイユ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。　

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

前走のフローラSでは詰まって凡走、空いてからのL1は良い伸びだったので、スムースなら十分に通用するポテンシャルは見せましたね。再度内枠ですしスムースな競馬が出来るかどうか。調教で舌を出していたのが印象悪いです。

                               　　　

※ベルクレスタ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高い、持続力はまぁまぁ。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

前走の桜花賞ではサークルオブライフと一緒に伸びてきたので、一定の評価は必要だと思いますが、サークルオブライフよりも内を回していたので、能力比較ではやや落ちる感じ。