2022年府中牝馬S　予想。2連覇に期待。

金曜日の馬場情報　稍重　　Aコース

＜3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みが出始めました。＞

馬場状態は稍重、木曜日と金曜日に合計10.5㎜の雨量があり、含水率はやや高めです。先週は7日金曜日に47.5㎜の雨量がありましたが、土曜日には5Rから良馬場に回復して、メインのサウジアラビアRCでは、走破時計1:33.4と標準的な良馬場に回復しています。14日金曜日の雨量は6㎜なので、15日土曜日はかなり乾くと思います。サウジアラビアRCよりも速い馬場になりそうで、毎日王冠と同等の馬場、やや高速馬場になると思います。

◎シャドウディーヴァ 

○ソダシ

▲クリノプレミアム　　　　　　　　　　　　　　    

△リアアメリア           　　　　　  　　　　　　　　　   

★アンドヴァラナウト                         　　　　　      

☆アブレイズ                                        

※ローザノワール                                            

馬連　②⑭＝①②③⑤⑨⑪⑭ 11点　　   　           　　　　   

3連複 ②⑭＝①②③⑤⑨⑪⑭＝①②③⑤⑨⑪⑭　25点

逃げるのはローザノワール、ライティア。やや離れたメイン集団の前からソダシ、中段の前からクリノプレミアム、イズジョーノキセキ。中段のやや前からアンドヴァラナウト、リアアメリア、中段からホウオウピースフル、ゴルトベルク。中段のやや後ろからサトノセシル、シャドウディーヴァ、中段の後ろからラヴユーライヴ、クールキャット、後方からアブレイズ、アカイイトという並びを想定。

逃げるのはローザノワールとライティア、共に逃げたいはずですが、スローの逃げを得意としている馬で心肺機能は低い、なのでどちらかが引かないとハイペースになり共倒れになると思います。枠的にはローザノワールが主張しそうですが、坂井騎手が控えるかどうか。2走前の桑名Sで2番手に控えて凡走しているので、無理にでも前に行きそうですが・・・。

ソダシはメイン集団の前から、前2頭が逃げ争いをするようなら3～4馬身離れて追走、その後ろからクリノプレミアム、イズジョーノキセキ。アンドヴァラナウトがスタート決めれば中段のやや前を取れるはずで、これは阪神牝馬Sの時のイメージですね。その外にリアアメリア、関屋記念ではスタートで遅れてしまいましたが、この枠なら多少遅れてもリカバリーしやすいし、陣営も前を意識するコメントを出しているので、ある程度の位置は取ってくると思います。

サトノセシルはスタート速い方ではないので、中段のやや後ろからで、その外にシャドウディーヴァ。アブレイズはもう少し前の方が良いと思いますが、テン乗りの大野騎手でスタートから積極的に行くかどうか。アカイイトは外枠でスタートも速くないので、後ろからになりそう。ラヴユーライヴも後ろからだと思います。

4コーナーです、ローザノワールとライティアが先頭、ソダシ以下のメイン集団が差を詰めて4F戦になりそう。メイン集団がL4からペースアップすれば、隊列に大きな変化はないと思います。後方のクールキャットやアカイイトが、ジワっとポジションを上げるくらいでしょうか。

直線L2標識付近です、馬場状態次第ですが、ソダシが前を泳がせるような展開なら、L3で10秒台、遅くとも11.0くらいになるはず。さすがにこのペースにはローザノワールとライティアは苦しくなるはず、勢いを付けてソダシが先頭に並びかけ、クリノプレミアムが追走。アンドヴァラナウトは内から流れているので、この地点では詰まることはないと思います。外からはリアアメリアがスムースなコースが取れそう。この辺りで外に出してコースが取れれば、中段の後ろからでも届くはず、昨年のシャドウディーヴァがL2標識手前で進路変更して届いていました。

直線Ⅼ1標識付近です、ソダシが先頭に立ちクリノプレミアムが追走。リアアメリアが外から2列目に上がり、アンドヴァラナウトが内からスムース。外から伸びそうなのはシャドウディーヴァで、アカイイトは届くかどうかですね。アブレイズは捌けるかどうか。

では1頭ずつ見ていきます。

◎シャドウディーヴァ　　・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁで持続力は高い。

・前向き過ぎるところがあって、馬群の外だと掛かる。・輸送はダメ、新潟も。

好材料：コース適性、休み明け、輸送なし。　悪材料：特になし。

昨年1着でコース適性は最高、使い減りするので休み明けでフレッシュな方が良いと思います。輸送もないし2連覇に期待です。

○ソダシ　　・心肺機能はやや高い、パワーは高い、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：なし。

札幌記念は距離なのか馬場なのか断定はできませんが、0.6差5着は印象が悪いですね。ヴィクトリアMで快勝しているのでコース適性は良いし、1800mなら持つのではないかと。

▲クリノプレミアム　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：距離適性。　悪材料：クラス負けの危険、コース適性。

前走の京成杯AHで0.1差3着、この時休み明けで上位2頭に対して斤量も一緒なので、高評価で良いと思います。距離は持ちますがトップスピードの質が問われると危ない、4F戦を前で運べれば可能性はあると思います。

△リアアメリア　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質は高く、持続力はやや高い。

好材料：距離適性。　悪材料：クラス負けの危険。

前走の関屋記念ではスタートで遅れてしまいました、2走前のマーメイドSで前に行って4着に好走。陣営のコメントも前に行きたいと言っているので、この枠なら多少遅れてもリカバリーして前に行くと思います。後はどこまで粘れるか。

★アンドヴァラナウト 　　・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は高い。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は今のところまぁまぁ。

好材料：距離適性。　悪材料：特になし。

前走のヴィクトリアMでは初輸送の影響かマイナス10㎏で凡走、2度目の輸送で克服できる可能性があるし、阪神牝馬Sで2着があるのでクラス負けの危険も無し。2000mで勝っているので距離適性も良いし休み明けも問題なし。やっぱり輸送だけですね。

☆アブレイズ 　　・心肺機能は高い、パワーは高い、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：休み明け。

昨年のメイSを勝っているのでコース適性は良いですね、ただこの時は先行していましたが最近は後ろから。テン乗りの大野騎手で前に行くかどうか不安だし、後ろからだと届かない可能性がありますね。この馬は休み明けが不安定で、馬体重がプラスで出て来ると良くないですね、休み明けの中山牝馬Sはマイナス14㎏で2着ですから、480㎏台で出てきたら怖いですね。

※ローザノワール　　・心肺機能はやや低く、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はやや低く、持続力はやや高い。

好材料：コース適性。　悪材料：展開。

ヴィクトリアMで0.3差4着ですから、コース適性は良いですね。ただ昨年のこのレースは11着に凡走しているので、前半ゆったり入れるかどうかですね。