2019年阪急杯 予想。

外枠の人気馬に危険信号。


まず過去5年で複数回3着以内に来ている種牡馬は、ディープ産駒3回(2頭)、ダイワメジャー産駒2回です。展開はL2最速戦が1回、消耗戦が2回、L3最速戦が2回です。基本的にハイペースバランスで進み、中緩みがあればL2、L3最速戦になるレースですね。良馬場で行われた4年は1着が先行・差で決まっていました。1着に関しては4コーナー2桁順位からでは届いていません。

◎レッツゴードンキ

○スマートオーディン

▲ヤングマンパワー

△ロジクライ

★ダイメイフジ

☆ミスターメロディー

Xダイアナヘイロー

Xロードクエスト

3連複 ①=②③⑨⑪⑭⑯⑰=②③⑨⑪⑭⑯⑰ 21点

馬場状態は開幕週で内の先行馬が優位でした、前がなかなか止まらないレースが多く、外から差してくる馬は届かないケースが目立ちましたね。

展開はダイアナヘイローが外から先手を主張、特に逃げ争いを挑むような馬も居ないので逃げるのはこの馬、2番手は内からヤングマンパワー―、外からミスターメロディー、間にラインスピリット、内からロジクライ、ダイメイフジ、トウショウピストがこの辺り。レッツゴードンキが内枠ならこの辺りから、コウエイタケル、エントシャイデン、中段やや後ろのインにスターオブペルシャ、リョーノテソーロ、ヒルノデイバロー。後方からになりそうなのがアドマイヤゴッド、タイムトリップ、スマートオーディン、リライアブルエース、ロードクエストという並び。

ダイアナヘイローの豊騎手がハイペースで逃げるわけもなく、平均バランスに持ち込みそう。馬場は前優位ですからこのペースでは後方からは苦しくなるでしょうね。ヤングマンパワーもハイペースに持ち込んでいいタイプではなく、初の1400になるロジクライも探りながらのペースになるのではないでしょうか。1400mなので展開は一本調子になり、緩んでもL3で11秒台の後半に入るかどうかだと思います。

後方からの馬にとって厄介なのは、下がってくるであろうコウエイタケルやトウショウピストを捌けるかどうか。外を回せば影響はありませんが届かない可能性が高くなる。リライアブルエース辺りは前走同様馬群に入れそうで詰まる危険が高そう、タイムトリップも上手く外に出せるかどうかですね。

◎レッツゴードンキ  休み明けでも走る、コース適正まぁまぁ。内枠は良い。栗東坂路11.8、単走強め、バランス良い。まず調教が凄く良かったので体調は良いと思います。前走のJBCスプリントの調教が坂路で12.9だったので、今回はかなり仕上げてきていますね。そのうえで近走スタートがイマイチで後方からになっているので、内枠を生かして中段のポジションが取れれば期待できそう。ヴィクトリアMでも内枠で中段やや前が取れていたので、内枠なら。

○スマートオーディン  短縮、初の1400は合いそう。栗東坂路12.2、持ったまま半馬身先着、バランス良い。前走の金杯ではかなり掛かっていながら、上がり3F最速でしたから状態は良い時に戻っていると思います。1400で前走より流れが速くなれば、折り合いの心配はなくなりトップスピードの質を生かせるのではないかと。

▲ヤングマンパワー 短縮、初の1400。心肺機能が持つかどうか。美浦w13.9、強め半馬身先着、バランス悪い。調教は良くなかったのですが、これは前走も一緒、その前走が先行して14000m通過までは先頭でロジクライと並んでいました、1400m通過が1:20.0くらいで昨年の勝ちタイムとほぼ同じです。つまり前走くらいやれれば馬券に絡む可能性があると思います。

△ロジクライ  短縮、休み明け2走目で走り頃。初の1400で心肺機能が持てば。栗東坂路12.5、持ったまま併入、バランス不明。調教が霧の影響で最後の方しか見られなかったのですが、前走よりは良かったかなと思いました。この馬もヤングマンパワーと一緒で、前走1400mまでは先頭でしたので、前走だけやれれば。

★ダイメイフジ  格上げ、延長、減った方が良い。コース適正は良い、すんなり先行できれば。栗東坂路12.1、単走強め、バランスは良い。前走謎の凡走でしたが、コース適正は良いし内目の枠ですんなり先行出来れば粘り込むと思います。減った方が良い。

☆ミスターメロディー  格下げ、2カ月の間隔空け、騎手弱化。コース適正は良い。栗東w11.6、単走やや強め、バランス良い。2カ月の間隔空けがどう影響するかがまずは懸念材料で、休み明けだったオーロCで凡走している。内伸び馬場で外から先行しても、最内には入れられないはずなのも懸念材料ですね。

Xダイアナヘイロー  格下げ、2カ月の間隔空けは良くない。コース適正良く騎手強化。栗東坂路12.8、単走持ったまま、まぁまぁ。この馬もミスターメロディーと同じ懸念材料ですね、2カ月の間隔空けについては京阪杯で3着に来ていますが、レースレベルの疑問もあったので懸念材料であることは変わらないと思います。

Xロードクエスト  短縮、コース適正良い、騎手強化、1400ベストで届くかどうか。栗東w12.3、持ったまま3馬身先着、バランス良い。1400ベストですが前優位の馬場でトップスピードの質も最高レベルではない、となるとこの評価までですね。
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