2019年中山記念 予想。


過去5年で複数回3着以内に来ている種牡馬は、ディープ産駒3回、ハーツ産駒2回、キンカメ産駒2回、ローエングリン産駒3回(1頭)です。このレースは典型的なリピーターコースでローエングリン産駒3回のロゴタイプをはじめ、シルポートが2回、カンパニー3回、エアシェイディ2回、ローエングリン3回、バランスオブゲーム3回、アメリカンボス2回、ダイワテキサス2回です。今年可能性があるのはウィンブライトとマルターズアポジーですね。

展開ですが坂下スタートで前半がスローになりやすく、昨年を除きすべてスローバランスですが、昨年も逃げたマルターズアポジーとアエロリットのタイムがハイペースバランスで、1着のウィンブライトで見るとスローバランスでした。後半の4Fを46秒台で纏めることが好走条件ですが、昨年のような逃げグループの前残りには要注意です。

◎エポカドーロ

○ウィンブライト

▲ラッキーライラック

△ディアドラ

★スワ―ヴリチャード

☆ステルヴィオ

Xマルターズアポジー

3連複 ⑨=①②③⑤⑦⑩=①②③⑤⑦⑩ 15点

馬場状態は土曜の10R冨里特別で1:47.2なので標準的な馬場ですが、直線はやや前、内が優位な感じですね。

展開はマルターズアポジーが単騎逃げ、ここから間が空くと思います。離れた2番手にエポカドーロ、ウィンブライト、ラッキーライラック、マイネルサージュはここを狙ってくる気がします。中段はシベリアンスパーブ、トルークマクト、ハッピーグリン、ステルヴィオ、スワ―ヴリチャード、最後方からディアドラという想定です。

マルターズアポジーは前走逃げられずに消化不良なレースでしたから、ここはなにが何でも行くでしょう。昨年のペースならスローではなくハイペースバランスになりますが、離れた2番手以降はスローから平均バランスになるはずです。エポカドーロはスプリングSと皐月賞で同じような展開を好走しているので展開は向くと思います。

問題はディアドラ、ステルヴィオ、スワ―ヴリチャードの3頭であまりに仕掛けが遅くなると届きません。特にディアドラはスタートが遅いので最後方からになりそうで、思わぬ取りこぼしも考えられます。ここでポイントになりそうなのがマイネルサージュの位置取り、上の4コーナーの想定図を見て欲しいのですが、ラッキーライラックの外に張り付いて、後続をブロックする動きをしてくるかもしれません。この動きは当然ウィンブライトへの援護です。ステルヴィオ、ディアドラ、スワ―ヴリチャードが3,4コーナーでサージュの外を回すと相当なロスになると思います。

◎エポカドーロ  休み明けでも走る、コース適正良い。栗東w11.9、持ったまま半馬身先着、バランス、伸び良い。スプリングSや皐月賞のような展開になると想定できるので、ここでは3F戦以上のロンスパになりそう。展開は向くはずで休み明けも苦にしない。

○ウィンブライト  格上げ、短縮、休み明け2走目で走り頃。昨年1着でコース適正良い。美浦w12.8、持ったまま併入、バランス良い。昨年と同じような展開になりそうで、リピーターでもあるここは好走できそう。

▲ラッキーライラック  初古馬の牡馬混合戦、休み明けでも走る。オルフェ産駒でコース適正は良いはず。栗東坂路12.6、強め3馬身先着、バランスは良い。坂路での最終追い切りは初めてのはずで、この影響が良い方に出るかどうかは未知数。前残りの展開になれば。

△ディアドラ  休み明けでも走るが、次走への叩きの可能性がある。コース適正は良い。栗東坂路12.7、単走持ったまま、バランス良い。京都記念での凡走がドバイへの叩き台が理由なら、ここでも仕上げてこない可能性がある。実際京都記念の時の最終追い切りは栗東坂路12.5だった。

★スワ―ヴリチャード  休み明けでも走る、右回りが不安要素。栗東w12.0、持ったまま併入、バランス悪い。右回りとスタート不安でこの評価。

☆ステルヴィオ   休み明けでも走る、格下げ、延長、コース適正良い。騎手弱化。美浦w12.6、持ったままⅠ馬身先着、バランス良い。スプリングSではルメール騎手がドンピシャのタイミングで追い出しているし、丸山騎手にそれが出来るかは未知数。

Xマルターズアポジー  格上げ、昨年3着、連闘でどこまでやれるか。昨年の再来は難しいと思うが、逃げ馬だけにタイミング次第では残り目の可能性は0ではない。
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