2024年菊花賞　予想。前から押し切れ!

土曜日の馬場情報　稍重　　Aコース

＜向正面中程から正面直線内側に傷みがあります。その他の箇所は概ね良好な状態です。＞

土曜日の馬場状態は稍重でした、早朝までは降っていませんでしたが、8時頃から降り始めてレースが始まる時間には稍重になりました。土曜日の20時頃に雨が上がる予報で、明日の日曜日にかけては晴れ、気温は上がらないようです。なので乾くのが遅れると思うので、稍重よりの良馬場という予想です。

◎ピースワンデュック

○コスモキュランダ

▲アーバンシック　　　　　　

△ミスタージーティー　

単勝・複勝　　①　　　　　　　　　　　　　　　　　　

馬連・ワイドBOX　①⑥⑨⑬　6点x2　　　　　　　　　

3連複BOX　①⑥⑨⑬　4点　

逃げるのはメイショウタバル、離れたメイン集団の前からピースワンデュック、中段の前からノーブルマーズ、エコロヴァルツ。中段のやや前からダノンデザイル、メリオーレム。中段からアスクカムオンモア、ミスタージーティー、ハヤテノフクノスケ、ウエストナウ。中段のやや後ろからビザンチンドリーム、コスモキュランダ。中段の後ろからショウナンラプンタ、アドマイヤテラ。後方からシュバルツクーゲル、アーバンシック、ヘデントール、アレグロブリランテという並びを想定。

逃げるのはメイショウタバルだと思いますが、メイン集団の前がやや不透明。ピースワンデュックはスタート次第ですね、近2走はスタートで遅れているので、ポンと出れば前に行くと思いますが、遅れるようだとノーブルスカイが前の可能性があると思います。ただ1番枠で内にスペースがあるので、リカバリーは出来ると思います。

ダノンデザイルが中段のやや前、ミスタージーティーも下げることはないと思います。コスモキュランダは中段の外目、馬群の中に入れると捲りに行けなくなんるので、内から3頭目あたりを回すかもしれませんね。アーバンシックはスタートが良くないので、リカバリーできないようだと後ろからになりそう。

メイショウタバルは折り合いが不安、前走は道悪だったので折り合いが付きましたが、良馬場だと掛かる可能性が高い。最終追い切りでもエキサイトしていたようで、暴走気味に行ってしまいそうですね。メイン集団はスローで入るはずですが、長丁場なので縦長の展開になりそう。

4コーナーです、メイショウタバルが苦しくなるはずで、ピースワンデュックがメイン集団を引っ張て先頭に立つ。メイン集団はスローからの4F戦のイメージですね。コスモキュランダが3コーナー辺りから捲り上がり、これにウエストナウが併せる感じ。その後ろからアーバンシックですね。

直線L2標識付近です、ピースワンデュックが出し抜ければ、ここで最内を回してリードを築くと思います。内からノーブルスカイ、エコロヴァルツ。中目からメリオーレム、ウエストナウ、外からコスモキュランダがスムース。ダノンデザイルとミスタージーティーがコースを探しながら。アーバンシックは外目で前を風除けに使いながらですね。ヘデントールもその後ろからだと思います。

直線Ⅼ1標識付近です、ピースワンデュックが押し切り狙いのところ、外からコスモキュランダが捲り追い込み。その後ろからアーバンシックが伸びてくるはず。あとはミスタージーティーがコースを確保してから。ダノンデザイルは体調次第ですね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ピースワンデュック　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。　　　　

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料：なし。　悪材料：クラス負けの危険、スタート不安。

前走の阿賀野川Sはスタートで遅れてしまい逃げられませんでした、これで馬群の中から差し切ったので、やや高いトップスピードの質を見せたし、このレースはスローからの5F戦で持続力も高いものを見せました。1番枠で内にスペースがあるので、リカバリーはしやすいはずだし、前に行ければチャンスはあると思います。前走の阿賀野川Sを勝ち上がってきた馬は、このレースで好走する馬が多いんですよね。昨年はリビアングラスが4着、ユーキャンスマイル3着、ポポカテペトル3着、オウケンブルースリーは神戸新聞杯を挟んだが菊花賞1着。フォゲッタブルは阿賀野川Sを2着だったがセントライト記念を挟んで菊花賞2着と、とにかく菊花賞と相性がいいレースなんですよね。善臣騎手のクラシックレース勝ちを見たいので、この馬に期待です。

○コスモキュランダ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　　　　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：血統。　悪材料：特になし。

トップスピードの質で勝負するタイプではないので、長距離戦は合っていると思います。捲りのタイミングが合えば圧勝まであるでしょうね。

▲アーバンシック　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　　　　

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料：・・・。　悪材料：スタート不安。

能力は皐月賞と前走のセントライト記念で示しているし、長距離戦のルメール騎手はとんでもない好成績。スタート不安があるので後ろからになると思います。コスモキュランダの捲りを目標にすると思いますが、コスモキュランダが不発の時は共倒れもあるかなという感じ。

△ミスタージーティー　　・心肺機能は低い、パワーはある、瞬発力は不明。　　

・トップスピードの質は高い、持続力は高い。

好材料：血統。　悪材料：クラス負けの危険。

血統的には一番買いたい馬です、母系を見ると超1流馬がこれでもかというくらい出て来るし、お兄ちゃんのサトノルークスもこのレース2着。そのサトノルークスも皐月賞とダービーで凡走していましたから、人気薄で穴をあけるならこの馬でしょう。新馬戦で高評価して、ホープフルSで本命にしましたが、坂井騎手の酷い騎乗でGⅠタイトルを取り逃した。今回も同じ坂井騎手ですが、チャンスをくれた陣営に報いて欲しいですね。