2019年関屋記念 予想。

まずは馬場状態から、土曜は良馬場で9Rの村上特別が1勝クラスのマイルで1:33.6、勝ち馬の上がり3F33.0でした。10R三面川特別は2勝クラス1800mで1:46.7、最速上りが32.3でした。いつも通りの新潟という感じで、軽い高速馬場ですね。

◎ソーグリッタリング

○ディメンシオン

▲ハーレムライン

△サラキア

★ミエノサクシード

☆ロシュフォール

複勝 ⑥

馬連 ⑥=⑤⑨⑩⑭⑰

ワイド ⑥=⑤⑨⑩⑭⑰

3連複 ⑥=⑨=⑤⑩⑭⑰

逃げるのはトミケンキルカス、内からヤングマンパワーとマイネルアウラートが出を伺いつつ、オールフォーラヴ、サラキア、ソーグリッタリング辺りで先団を形成、これを見ながらハーレムライン、ディメンシオン、フローレスマジック、サンマルティンが中段。ケイデンスコースは内枠を生かして中段の後ろには取り付けると思います、リライアブルエース、エントシャイデン、ミッキーグローリー、後方からロードクエスト、ロシュフォール、ミエノサクシードという並びを想定。

トミケンキルカスとヤングマンパワーのペースならハイペースバランスにはならないはずで、平均バランスからスローバランス濃厚でしょうね。ミエノサクシードのは前走勝てるレースを詰まって落としているので、馬群の外目を回すと思います。サラキアも前走は押し出されるように逃げたので、今回は控えて中段の前あたりに、ソーグリッタリングも内に詰まりたくないはずだし、出たなりでまっすぐ走れば自然にこの辺りでしょう。

ケイデンスコールは内枠を生かして中段には取り付けそう、ロードクエストやロシュフォールはいつも通り後方から。ミッキーグローリーが骨折明けなのでどこまで積極的に乗ってくるか不明ですね。ディメンシオンは以前戸崎騎手が乗った時に後方からになり凡走しているので、中段よりも前には居たいはずですね。

4コーナーから直線入り口です、直線に向けて意識が外に向くはずで、オールフォーラヴ辺りが外目に誘導するような格好で直線出口を迎えると思います。ここでもまだ残りが650m位あるので、ペースは上がらず馬群が凝縮しそう、外からスムースに取り付けそうな馬は直線でもいいコースを通れそうですね。逆に内で詰まりそうなのがリライアブルエースで、以前にも厩務員が馬群に突っ込んだ方がいいと言っていたので、今回も中谷騎手では馬群に突っ込んでしまいそうです。

直線L2標識付近です、ヤングマンパワーがまだ頑張っていると思います。外からオールフォーラヴ、サラキア、ソーグリッタリング辺りが先頭列に並んでくるはず。ディメンシオンとハーレムラインはコースが空くかどうか、ミッキーグローリーとミエノサクシードは外からスムースなコースを取れそう、ケイデンスコールは外に持ち出すにもロスが大きそうですね。

直線L1標識付近です、この辺りでヤングマンパワーは一杯になりそうで、オールフォーラヴ、サラキア、ソーグリッタリングが先頭争い、この間を狙うのがディメンシオンとハーレムラインで、どちらも持続力は確かなので、先頭列から垂れた馬は食われてしまうでしょうね。外から伸びそうなのはミエノサクシードとロシュフォール、ミッキーグローリーは骨折超休明けで不安があります。ケイデンスコールは休み明けで内から伸びるかどうか、フローレスマジックがコースを見つけて伸びるかどうかですね。

では1頭ずつ見て行きます。

◎ソーグリッタリング  間隔空けても走る、短縮、すんなり先行できれば。栗東w39.9-12.9、単走持ったまま、バランス良い。調教映像が短くてあまり評価できませんでしたが、バランスは良かったのでサラッとやっただけなんでしょうね。先行出来ることと、そこからある程度速い上がりも使えて持続力で押し切るタイプですね、前走も追い出しが遅く前の2頭を捉えきれませんでした。六甲Sは勝ってしまっているのでどうしても注文を付けにくかったと思うんですが、あれでも追い出しが遅いんですよね。都大路Sで川田君が早目に追い出して圧勝しているので、あのタイミングがベスト。前走は負けているので、池江調教師も浜中騎手に追い出しが遅いと言っているのではないかと期待して、ここは本命を打ちます。騎手にではなく調教師さんに期待ですね。

○ディメンシオン  格上げ、コース適正は良い、2カ月の間隔空けは問題なし。栗東坂路39.7-11.9、単走やや強め、バランス良い。昨年の三面川Sで適性の高さを示しましたね、あとは戸崎騎手がどう乗るか、上がり33秒台前半でギリギリのはずなので、それ以上速くなってしまうと苦しくなるかも。

▲ハーレムライン  休み明けは走る、コース適正良い、重賞でどこまでやれるか。美浦坂路37.4-12.6、持ったまま1馬身先着、バランス良い。谷川岳Sで休み明けを激走しましたね、今回も休み明けで同じコースなら再度の激走もあるかも。

△サラキア  短縮、2カ月の間隔空けは良い、コース適正は良いはず。栗東坂路38.6-11.9、単走強め、ややバランス悪い。調教がやや右に寄った走りでどうも良くは見えなかった、上手く先行して直線スムースならチャンスは十分でしょう。

★ミエノサクシード  前走詰まって4着、コース適正は合うはず。栗東w37.1-12.0、単走持ったまま、バランス良い。前走直線で詰まって勝てたレースを落とした、乗り替りかと思ったら継続騎乗なので同じ轍を踏まないと良いのだが。外からスムースならチャンスはあるでしょうね。

☆ロシュフォール  短縮、後方から届くかどうか。新潟芝36.8-11.4、持ったまま併入、バランス良い。新潟芝での調教でしたが反応は抜群に良かったです。問題は後方から届くかどうかだけですね。

エルムSはマルターズアポジーの初ダート激走に期待。