2022年菊花賞　ロンスパ戦に対応できる持続力型から。

土曜日の馬場情報　良馬場　　Aコース

＜内回り3コーナー・4コーナーから正面直線にかけてコース内側に軽微な傷みがありますが、全体的には良好な状態です。＞

馬場状態は良馬場、含水率がかなり低いので土曜日に散水する可能性がありますね。ただ先週の秋華賞を見ると、3，4コーナー外目を回しても大きな不利はなさそう。1周目の3，4コーナーは内を回した方が良いかもしれませんね。

◎ヴェローナシチー 

○ガイアフォース

▲セレシオン　　　　　　　　　　　　　　    

△ディナースタ           　　　　　  　　　　　　　　　   

★アスクビクターモア                         　　　　　      

☆ドゥラドーレス                                      

※ボルドグフーシュ                                          

馬連　①⑫＝①④⑪⑫⑬⑭⑱ 11点　　   　           　　　　   

3連複 ①⑫＝①④⑪⑫⑬⑭⑱＝①④⑪⑫⑬⑭⑱　25点

逃げるのはフェーングロッテン、2番手にマイネルトルファン、外からセイウンハ－デス。中段の前からガイアフォース、アスクビクターモア。中段のやや前からシェルビーズアイ、ポットボレット、ジャスティンパレス、中段からブラダリア、シホノスペランツァ、ビーアストニッシド、ドゥラドーレス。中段のやや後ろからボルドグフーシュ、ヴェローナシチー、中段の後ろからヤマニンゼスト、ディナースタ、後方からアスクワイルドモア、セレシオンという並びを想定。

ハッキリした逃げ馬が居ませんが、外枠だし前に行きたいフェーングロッテンが逃げ体勢、中途半端に外を回すよりも前に行ってしまった方が良いと思います。ただ騎手が松若騎手なので、外からということもありペースが上がるかも。2番手にマイネルトルファン、その外にセイウンハ－デス辺り。ガイアフォースは最内枠なのですんなり中段の前、その外にアスクビクターモアですが、枠が外目なので内に入れられるかどうか。

ジャスティンパレスも外からなので、1周目の3，4コーナーは外を回しそうで、中段のやや前辺り。中段は最内でじっとして居そうな岩田騎手のビーアストニッシド、ドゥラドーレス、ボルドグフーシュ、ヴェローナシチー。この辺りは足を溜めたいが、位置も取りたいという馬達ですね。後ろからの1発狙いのヤマニンゼスト、セレシオンが後方。捲り狙いのディナースタも初手は後ろからだと思います。

向正面です、ここでディナースタが捲り上がると思います。ただこれは分かり切っていることなので、前に居る馬が素直に捲りを打たせるペースにするかどうか。捲りを封じるなら、2コーナー過ぎからジワジワペースを引き上げるしかない。これを逃げる可能性のある騎手が出来るかどうか、松若、丹内、幸騎手だと思うので、ペースが上がるのはディナースタが来てからではないかと。中段よりも後ろの馬はここで一緒に動くと、ゴール前苦しくなりそうで我慢できるかどうか。

4コーナーです、ここまでくるとスタートから2600m走っていますから、距離適性が合わない馬は苦しくなり、外を回しても距離ロス云々ではなくなると思います。ガイアフォースはディナースタに合わせて上がり、ドゥラドーレス、ヴェローナシチー、セレシオンが外から。ヤマニンゼスト、ビーアストニッシドは内からだと思います。

直線L1標識付近です、ガイアフォースが抜け出しディナースタがどこまで粘れるか、持続力を持っているヴェローナシチー、セレシオン、ボルドグフーシュがバテ差しで届くかどうか。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ヴェローナシチー　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は極めて高い。

好材料：コース適性、休み明け2走目、騎手強化。　悪材料：クラス負けの危険。

この馬はとにかくバテないタイプで、持続力は異様に高い。長距離向きだと思うので思い切って本命に。川田騎手を配してきたことでも勝負気配を感じますし、昨年の好走血統サドラーズウェルズを持っていることも好印象。最後に届くかどうかですね。

○ガイアフォース　　・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力非常に高い。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

前走のセントライト記念でも強い内容でしたが、2走前の国東特別が6Fのロンスパ戦になり圧勝、今回ディナースタが捲りを打つ可能性があるので、ロンスパになりやすくこの馬の持続力が活きそう。

▲セレシオン　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

好材料：なし。　悪材料：クラス負けの危険。

前走平均バランスで中緩みが少ないレースを前で押し切りました、今回は外枠になってしまったので、無理に前に行かずに後ろからの1発狙いではないかと。ロンスパ消耗戦になれば後ろからでも届く可能性があるし、福永騎手の手腕に期待ですね。

△ディナースタ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は低く、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：展開、クラス負けの危険。

捲りを打つと思いますが、合わされてしまうと単に距離ロスを受けるだけになりますから、向正面でペースが緩むかどうかですね。無理やり捲りに行くことはないと思うので、バテ差しでも届くと思いますが、スローからトップスピードの質を問われると苦しいでしょうね。

★アスクビクターモア   　　・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。   

好材料：休み明け2走目。　悪材料：初輸送。   

ダービーの内容からは実績上位ですが、ダービーでは上位2頭に0.3差、  皐月賞でも0.4差とこの世代のトップに居るわけではないんですよね。加えて今回は初輸送、牡馬なので大きな不安はありませんが、体調万全で走れるかどうか。枠も前に行きたいこの馬には良い訳がなく、前半で距離ロスを受ける可能性も高い。 

☆ドゥラドーレス　　・心肺機能はまぁまぁ、パワー有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料：・・・。　悪材料：・・・。

前走が2勝クラスを0.4差で勝ち切っていますから、このレースの好走条件には当てはまります。ただ2000mだったので距離が持つかどうかが不安ですね。

※ボルドグフーシュ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性、休み明け2走目。　悪材料：クラス負けの危険。

長めなところで好走している馬で、前走も後方からしぶとく3着は高評価。2勝クラスを勝って神戸新聞杯ちょい負けというのは、オウケンブルースリーなど好走馬多数。内目の枠でスムースなら面白いですね。