レーヴミストラル、マウントロブソン引退

レーヴミストラルは種牡馬に

まずはレーヴミストラルから、新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入り。キンカメXレーヴドスカーという良血で期待されていましたね。特に非サンデー系であることは貴重です。3歳までは十分な活躍、青葉賞1着、アル共3着。特にアル共では全盛時のゴールドアクター相手に0.4差ですから、古馬での活躍を期待したんですが、年明けの日経新春杯1着後は低迷。

もともとスタートが悪く展開待ちの馬でしたから、成績が安定しないのは仕方ないのですが、古馬になってからは走る気を失くしてしまったようでしたね。休み明けが良くない割に疲れやすいという体質で、調教師泣かせだったのでしょう。日経新春杯1着後に京都記念、天皇賞春と使ったことでダメージが蓄積した可能性が高いですね~。

血統的には期待大、特にお母さんはいい子を出してますから、この血が残るのは日本競馬にとって財産になるかもしれません。父はキンカメは後継種牡馬も結構いますからどこまで需要があるか分かりませんが、非サンデー系なのでサンデー系牝馬に付けて活躍馬が出れば、現役時代の成績を逆転するような種牡馬生活を送れるかも。頑張って欲しいですね。

マウントロブソンは乗馬だそうです

乗馬ですか、まぁディープ産駒は飽和状態ですからね~、需要がないかも。マウントロブソンは3歳時のスプリングSが主な勝ち鞍、クラシックは皆勤賞で6,7,7着とまずます。古馬になってからはOPで2勝してますが、パッとしなかったですね。怪我もあったし体質も弱かったのでしょう、無事に引退できてよかったと思います。

全弟にポポカテペトルなどディープXミスパスカリの組み合わせは現役3頭、2017年生まれが1頭と弟妹達が大活躍するようだと乗馬から種牡馬に戻される可能性もあります。ディープの全兄ブラックタイドは、マウントロブソンと同じ主な勝ち鞍がスプリングSだけ、オンファイアに至っては重賞勝ちがなくても種牡馬になってますからね。ブラックタイドからはキタサンブラックも出ていますし、こういう血の繋がり方は面白いですね。

実は昨年の菊花賞で13番人気のポポカテペトルをBOXに入れていました。理由は1週前の重馬場のレースでマウントロブソンが勝っていたからです。そういう意味でもマウントロブソンには感謝しています。ディープ産駒って重馬場苦手なイメージがありますが、そんなことはないんですよ。重馬場でも走る馬はいます。

両馬ともお疲れ様でした。無事に引退できて良かったです。

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