チャンピオンズCに出走予定だったゴールドドリームが出走回避です。右肩の筋肉痛が原因で大きな怪我ではないことが不幸中の幸いですね。ルメール騎手騎乗予定で必勝態勢だっただけに残念ですが、次走は東京大賞典を目指すそうです。昨年はダートG1を連勝している馬ですから種牡馬としても期待できるだけに大事に使って欲しいですね。
昨年の最優秀短距離馬レッドファルクスはボーマン騎手と新コンビで阪神Cに出走予定です。心肺機能とパワーにプラスして瞬発力も兼ね備えた稀有な馬でしたが、瞬発力が顕著に落ちたことが近走の凡走原因でしょう。この乗り替りが刺激になって復活するかどうかは微妙です。7歳ですし速い上がりは使えなくなっています、かといって先行できるほどスタートが速くない。後方から競馬をする馬は年齢とともにどうしても好走できなくなってしまうので、ゲート練習してスタートを速くして先行するような脚質転換をしないと、今後は厳しいかもしれませんね。
キャピタルS2着のタワーオブロンドンは次走東京新聞杯の予定です。前走は直線の馬場差で惜しくも2着でしたが、勝ったも同然のレースっぷりでした。東京のマイルは合っているようですし、間隔空けても好走できるので心配は騎手だけですね。誰が乗るのか、ここまですべて外国人騎手とコンビを組んでいるのでまた外国人騎手かもしれません。
キャピタルSを勝ったグアンチャーレは京都金杯に。キャピタルSでは内枠からインコースをロスなく立ち回り、直線では外に寄れてしまいましたがしっかり勝ち切りました。外から差してきたタワーオブロンドンとは馬場差があったので優位とは言えません。この馬は内で上手く立ち回れる器用さが大きな武器です。京都金杯はL2最速戦になりやすいので、後ろから差し馬にかわされる可能性が高いと思いますので、先行してL3最速戦になるように早目に仕掛けることが出来れば1着もあるかも。
キャピタルS7着のダイワキャグニーは白富士Sへ。2000mへの距離延長はいいですね、この馬の3歳時は筋肉の柔らかさを生かして道中のハイペースにも対応できましたが、4歳になり筋肉が硬くなったことが影響したのか道中の速いペースに対応できなくなってしまいました。近3走は4コーナーまでに勝負権が無くなる競馬でしたからね。2000mへの距離延長で道中ユッタリ進めることが出来れば、上がりはパワーをスピードに変えられるので好走できるかもしれません。
ダートで5連勝してOP入りを決めたインティーは次走東海Sの予定です。まぁ強かったですね、準OPで2着に0.8差と大差を付けていますし、得意の逃げに持ち込めばいきなり重賞制覇もあるかも。逃げ・先行から豊騎手が絶妙なペースを刻み、直線で全くバテないのがこの馬の特徴。中京1800でも勝っているので死角は少ないと思います。
有馬記念にボーマン騎手とのコンビで出走予定のシュヴァルグランは来年も現役続行です。まず有馬記念ですが昨年3着と同じローテションで出走できること、昨年のジャパンC1着時のボーマン騎手騎乗とプラス要素は多いですね。もともと速い上がりは使えないうえに6歳になって更にズブくなっています、京都大賞典でもズブい上に早目に仕掛けて息切れしてしまうようになっているので、仕掛け所は難しいでしょうね。ジャパンCのようにステイヤー的な展開になれば好走できるはず。反対にスローからの瞬発力勝負では分が悪いでしょうね。
来年も現役続行とのことですが、今年のように2000mの大阪杯などを使うことがないようにして欲しいですね。阪神大賞典から天皇賞春が一番合っているはずです。陣営ではアメリカやオーストラリアを視野に海外遠征を考えているようです、サンデー系のハーツクライ後継種牡馬は飽和状態ですから、アメリカやオーストラリアで結果を出して、そのまま現地で種牡馬入りも考えているのかもしれませんね。
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