土曜日の阪神第2Rダート1400mに出走し圧勝したブッチーニ、ブチ模様の白毛馬です。 父キングカメハメハ、 母 シラユキヒメ、お兄さんに4勝している シロニイがいます 。 オーナーは金子真人HDですね、この血統を大事にされているので今後も期待しています。レースではやや出遅れたもののリカバリーして馬群に取り付き、4コーナーからエンジンをかけ始めて直線いい脚で突き抜けました、やや大味なレースでしたがデビュー戦で経験馬相手であることを考えれば、今後に期待が持てる内容だったと思います。
弥生賞2着のシュヴァルツリーゼは皐月賞です、1戦1勝で弥生賞2着は立派ですね。ハーツクライ産駒なので重馬場も苦にしないタイプですし、展開的に後方から足を溜めての消耗戦になったことも味方しました。新馬戦では上り3F33.6で圧勝していますが、この時は超スローバランスだったので、良馬場で流れた時に速い上がりを出せるかは未知数ですね。
弥生賞3着のブレイキングドーンは皐月賞へ向かいます。父父がネオユニヴァースですから弥生賞は適正で3着まで来た感じでした、ホープフルSの内容は決して褒められたものではないので、皐月賞が良馬場になってしまうと不安ですね~。心肺機能とパワーの両立型で瞬発力は低い、トップスピードの質は低く持続力が高いタイプでしょうか。
きさらぎ賞4着のヴァンドギャルドは毎日杯で出直しです。ホープフルSでは直線で前が壁になり6着でしたが、手ごたえは十分あるレースでした、それを受けてきさらぎ賞では単勝2.0倍の1番人気でしたが4着、馬場も重くスローバランスだったこともあり良さが出なかった感じでしたね。東スポ杯では高速馬場の4F戦を中段やや後ろから、直線で前が壁になり追い出したのはL2の標識から、つまり登り坂の始まる地点なんですね、これで堪えたのかL1ではやや落として目視11.7くらい、ニシノデイジーと外から差してきたアガラスに先着されてしまいました。もう少し長く足を使った方が良いと思うので、外目の枠から直線もスムースに加速できればもっとやれるはず。デビュー以来休みらしい休みがないので、疲労は心配ですね。特に皐月賞を使うようだと疲労がピークに達してしまうかもしれません。
マーガレットS2着のイッツクールは次走ファルコンSの予定です。マーガレットSではディアンドルに負けましたが0.3差、1200ではディアンドルはこの世代随一ですから好走と言っていいと思います。血統的のも短い方が良さそうなので、1400は合うでしょうね。すんなり先行出来れば好走期待できますが、前半で33秒台に入ってしまった時に対応できるかどうかがカギでしょうね。
東京新聞杯1着のインディチャンプはマイラーズCを予定。トップスピードの質が高く持続力も高いので京都は合いそうですね。懸念材料は掛かることくらいでしょう。安田記念を目標にすると、ちょっと中途半端なローテーションになるのがやや不安ですね、思い切って京王杯SCまで休んだ方が、フレッシュな状態で本番を迎えられると思うのですが、関東への輸送が続いてしまいますからね~。この辺りはちょっと困った感じですね。
中山記念4着のスワ―ヴリチャードは予定通りドバイへ、鞍上はモレイラ騎手です。中山記念ではミルコが無理をしませんでしたからね、まぁ悪くないレースでした。ドバイでは得意の左回りになりますし、モレイラ騎手も何ら不安なしで期待できそうですね。
セカンドテーブルが中尾厩舎に転厩です、崎山調教師が亡くなったことによって、田所厩舎に一時預けられ今月から中尾厩舎に転厩になったようです。この馬は前半が速ければ粘り込めるタイプで、レベルは違いますがモズスーパーフレアと同じタイプですね。今までの戦績でも前半3Fのタイムがバラバラで好走と凡走を繰り返していました。気になったのは昨年のオパールSで、前半33.4と得意パターンでしたが直線で失速してしまいました。この時は崎山厩舎に居た頃なので転厩の影響ではない、もしかしたら心肺機能が落ちてきたのかもしれませんね。
2200mの日本レコードホルダーであるグリュイエールが登録抹消です、屈腱炎で2年以上休養したのに昨年府中Sを勝って再度OP入りするなど不屈の馬でしたね。無事に引退できて良かったです。
昨年の福島牝馬Sを勝ったキンショーユキヒメが引退、繁殖入りです。重賞ではこの1回だけでしたね、トップスピードの質が低いので前半が速くなってのバテ差し待ちでした。無事に引退できて良かったです。