2018年11月15日 気になった競馬ニュース

ジャパンC出走のシュヴァルグランはC・デムーロ騎手。チャンピオンズC、サンライズノヴァは戸崎騎手、クインズサターン、ユラノト、ドバイWC4着のアメリカ馬パヴェルが出走予定。モズカッチャンは香港遠征回避で有馬記念か。デイリー杯勝ちのアドマイヤマーズは朝日杯FS。

ジャパンC連覇を狙うシュヴァルグランは予定していたボーマン騎手が騎乗停止で、C・デムーロ騎手に決まりました。C・デムーロ騎手は欧州でも活躍していますし、日本でもG1を勝っている騎手なので実績十分。ただテン乗りだと馬に合わせた乗り方をするより、自身の得意パターンである中段から溜めての差し競馬に持って行きます。ここがやや不安でシュヴァルグランは3F戦が得意な馬で長くいい脚を使うタイプ、L2からの瞬発力勝負は合わないのでそこを理解できれば連覇も可能かと。外目の枠から先行した方が良さは出そうですね。

チャンピオンズCの出走予定馬が明らかになってきました。まず武蔵野S勝ちのサンライズノヴァは引き続き戸崎騎手、昨年の武蔵野S12着から同じミスは2度しませんでしたね。中京ダート1800mは合うと思うので、外枠を引いた方が直線もスムースでしょう。  武蔵野S2着のクインズサターンも出走予定ですが今のところ騎手については発表なし。この馬も後方からいい脚で追い込んできましたね、ただサンライズノヴァと0.2差あったので3着以内に届くかどうか。東海Sでも勝ち馬からかなり離された5着なので、相当展開が嵌らないと厳しいかも。  武蔵野S4着のユラノトも参戦予定です、騎手は未発表。休み明けで4着なので悪くはなかったと思いますが、じり脚で上がり勝負は良くないので、もっと積極的な競馬にならないと好走は難しいかも。  もう1頭楽しみなのがドバイWC4着のアメリカ馬パヴェルが参戦予定。今年のアメリカG1スティーブンフォスターハンデキャップ1着、斤量53㎏でしたが1:49.21となかなかのタイム。アメリカのダートは高速なので単純比較はできませんが雨でも降って高速馬場になると怖い存在になりそう。

エリザベス女王杯3着のモズカッチャンは香港遠征を回避です。年内は使うとしたら有馬記念とややトーンダウンしています。12月の初旬に適鞍が無いのが痛い、使い詰めでこそ力を発揮する馬ですからね。有馬記念に出てくるとしても1か月半以上間隔が開いてしまうので調子が上がってくるかどうか…。チャレンジCを使ってもいいと思うのですが。

ディリ―杯2歳Sを逃げ切ったアドマイヤマーズは予定通り朝日杯FSです。サートゥルナーリアがホープフルSなので騎手はミルコでしょうかね~。休み明け+12㎏でしっかり逃げ切ったのはいい材料ですね。中段からも競馬が出来るのでどんな展開でも対応できそうですが、ハイペースになった時の対応は未知数です。ダイワメジャー産駒なのでマイルまでならスピード負けすることはないと思いますので、不安を吹き飛ばして逃げ切ると来年が楽しみになります。

天皇賞秋で放馬、除外になってしまったダンビュライトの次走はチャレンジCです。中山が得意なこの馬には阪神2000mは合うでしょうね、問題はペースで上がり勝負になってしまうと切れ負けするので、前半からペースを引き上げられるかがカギです。同じ日に中山でステイヤーズSがあるので戸崎騎手から乗り替わる可能性もあります。しっかりペースを作れる騎手ならチャンスです。

JBCスプリント5着だったレッツゴードンキは年内休養、来年の高松宮記念を目標に前哨戦を目指しているようです。キンカメ産駒で芝ではそろそろ苦しくなってきていますし、ダートでも最盛期の伸びが見られませんでしたね。一番の問題はスタートが悪くなってきたことで、速い上がりが使えないので届かないんですよ。今後は少頭数の弱い相手に好走できるかどうか、そんな感じかもしれません。

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