2018年11月14日 気になった競馬ニュース

エリザベス女王杯優勝のリスグラシューは香港Cか香港マイル、2着のクロコスミアは香港ヴァ―ズ。萩S1着のサートゥルナーリアはホープフルSに。マイルCS参戦のレーヌミノルは四位騎手に、ジュールポレールは石川騎手に乗り替わり。ウェスタールンドはチャンピオンズCに。菊花賞10着のグレイルは中日新聞杯。

エリザベス女王杯で悲願のG1制覇を成し遂げたリスグラシューの次走が香港Cか香港マイルになるそうです。エリ女回顧にも書きましたが、ハーツクライ産駒で疲れやすく休み明け3走目はことごとく凡走していますから、良い判断とは思えません。オークスと昨年のエリ女は詰って追えなかったことも凡走の理由ですが、今年の安田記念は外目の枠から直線もスムース、前も空いていたのに伸びず。疲労以外は考えられない凡走なので香港遠征はやめた方が…。

2年連続でエリ女2着のクロコスミアは香港ヴァ―ズです、2400mの距離は問題ないのですがペース次第。この馬は疲労には強いので体調さえ良ければ問題はないのですが、ハイペースになると直線失速してしまうので本当にペース次第なんですよね~。香港ですんなり逃げられるか、道中他馬に絡まれないかなど課題は多いですね。

新馬、萩Sと2連勝中のサートゥルナーリアはホープフルSです。朝日杯FSかと思いましたがここも社台グループの都合なのでしょうか。前走1800mだったので距離延長の方が合うとの判断かもしれませんね。ロードカナロア自身もそして産駒も距離延長で好走しますからね、ロードカナロアは高松宮記念から安田記念勝ち、アーモンドアイも桜花賞からオークス勝ちです。距離の心配はないのですが折り合いだけですね、鞍上未定になっているのでミルコ以外だと掛かる可能性も出てきますから不安はそこだけですね。

マイルCS出走予定のレーヌミノルは四位騎手に乗り替わり、同じくジュールポレールは石川騎手へ乗り替りです。11日の京都6Rで3頭が落馬する事故が起きて、和田騎手と幸騎手は怪我で騎乗できませんのでこの乗り替り。特にジュールポレールは今年のヴィクトリアM1着の有力馬ですから、この乗り替りは残念ですね~。事故の時期が悪くすでに有力騎手は決まっていましたからね~、コース適正はバッチリだと思っていたので買いにくくなってしまいました。

武蔵野S7着のウェスタールンドはチャンピオンズCに。武蔵野Sでは直線で詰まってしまい本来の末脚を出せず消化不良なレースでした。オメガパフュームを物差しにすれば力は十分足りるはずですし、直線のトップスピードだけならむしろこの馬の方が上だと思うので、外目の枠を引ければ期待できます。

菊花賞10着に終わったグレイルの次走は中日新聞杯です。この馬はハーツ産駒らしくない瞬発力を持っている馬で、馬込や内で揉まれてもヘコタレナイ精神的な強さがあるんですよね~。中日新聞杯は距離も合うと思うのですが、ロンスパ―になった時に取りこぼす不安はあります。

JBCスプリント1着のグレイスフルリープは来年3月30日に行われるドバイのメイダンダート1200mに向かいます。国内での前哨戦ではなくドバイのレースで一叩きしての参戦になるようです。国内のダート短距離競争もG1を作った方が良いのでは?

先日お伝えしたボーマン騎手の騎乗停止の件です。オーストラリアで行われたメルボルンCで3つの違反があり35日間の騎乗停止処分を受けていましたが、異議申し立てを行っていました。処分はやや軽減されましたがジャパンCへの騎乗は出来ない事が確定しました。シュヴァルグランには誰を乗せるか悩みどころでしょうね。

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