2019年5月7日 気になった競馬ニュース。

まずはNHKマイルCの制裁により8日間の騎乗停止になったルメール騎手の乗り替り情報です、オークスのコントラチェック、ダービーのサートゥルナーリア共にD・レーン騎手です。レーン騎手は2週で27レースに出走して6勝、2着4回、3着4回で複勝率519といきなり好成績です。重賞でも新潟大賞典で7番人気、重賞初挑戦のメールドグラースで外から差し切っています、NHKマイルCでは直線詰まって10着でしたが、これは仕方ないですね。やや不安なのは逃げ・先行でやや甘いところで、コントラチェックに関してはやや不安があります。

昨年の有馬記念優勝馬のブラストワンピースは宝塚記念ではなく、目黒記念から札幌記念へ向かいます。騎手はルメール騎手へ乗り替わり、凱旋門賞を目指すこともありルメール騎手で万全を期すのでしょうね。2500mの距離は有馬記念で勝っている距離ですし、東京2500mはスタートが登坂の途中からと力の要るパワー系コースですから、コース適正は良いですね。2カ月ほど間隔が来ますが、NF天栄で仕上げるので問題なし、3歳時も間隔空けてしっかり走っていましたからね。

ルメール騎手への乗り替りについてはネットでも色々言われていますね、池添騎手はオルフェーブルでも同じように乗り替りの憂き目に合っているので、多くの方が同情的です。オルフェはサンデーレーシングですがどちらも社台系、競馬界の最強グループへの反発もあるんでしょうね。実績的には比較の対象にもならない2人ですから、仕方ないと思うんですが・・・。川田騎手からの乗り替りと言われたら、納得できなかったと思いますがね~。池添騎手も本気で凱旋門賞を考えているのなら、豊騎手のように積極的に海外へ行くなり、川田騎手のようにリーディングトップを維持する也をしないと、今後も同じことが起こるでしょうね。

安田記念参戦を匂わせていた香港のビューティージェネレーションが、参戦見送りです。残念ですね、海外で9連勝中の馬ですし、昨年の香港マイルでも2着ヴィブロス、5着ペルシアンナイトを寄せ付けませんでしたから、ぜひ東京で見たかったのですが。アーモンドアイも参戦するようですし確実に勝てるレースを選ぶという事かな~、これはこれでいい判断ですが競馬ファンとしてはちょっと残念ですよね。

その安田記念にアーモンドアイが参戦決定です、騎手は引き続きルメール騎手ですね。1年振りのマイル戦になりますが、こういう馬は距離なんて関係ないですからね~、前走もドバイターフ1800mで危なげないレースで勝ち切っているので問題ないでしょう。NHKマイルCで騎乗停止になったルメール騎手ですが、制裁点数が30点を超えたために再教育を受けるはずなので、これにより制裁点はリセットされますから気分一新で乗ってくるでしょうね。

香港のクイーンエリザベス2世Cで2着のリスグラシューは、次走状態を見ながらではありますが宝塚記念を視野に。2200mはエリ女を勝っている距離ですし不安はないですね、約2か月の間隔で海外帰りの疲労が取れるかどうかがポイントですね。後は騎手ですがレーン騎手の可能性もあるのかな~、ダービーでルメール騎手の代打がレーン騎手ですから、ノーザンファーム、キャロットファームも高く評価しているはず、ダービー次第でしょうけどね。

こちらも香港のクイーンエリザベス2世Cで6着に終わったディアドラは、次走イギリスのプリンスオブウェールズSへ向かいます、鞍上は引き続き武豊騎手です。近2走はいつも通り後方から、直線でスムースに加速できませんでしたから、この馬の良さが出ていませんね。若干間隔が空いてしまうのが心配ですが、頑張って欲しいですね~。

ドバイシーマクラシック2着に頑張ったシュヴァルグランは、次走イギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスSへ向かいます、7月末のレースなので十分な間隔を空けられるのはプラスですね、不安は騎手でしょう、ボウマン騎手が今シーズンは休養宣言していますから現地の騎手に依頼するのかもしれませんね。

春の天皇賞3着に頑張ったパフォーマプロミスが右橈骨遠位端骨折、休養期間は未定です、ブラックムーンも右前脚の骨折、骨片除去の手術をして秋の復帰を目指すそうです。もう1頭駿風Sを勝ってOP入りしたジョーカナチャンが左前脚を骨折、復帰は秋の新潟を目指しているようです。3頭とも最悪の事態にならなくて良かったです。

船橋のクイーン賞を勝ったアイアンテーラーが放牧中の事故で亡くなりました、ゴールドアリュールの子でこれからを期待できる馬だっただけに残念です。ご冥福をお祈りいたします。

フェブラリーS3着のユラノトが左前脚繋靭帯炎で引退です、まだ5歳でこれから良くなりそうな期待もあっただけに残念です、引退できたことを良しとします。