東京大賞典でのダート挑戦を表明していたスマートレイアーが一転、有馬記念に参戦表明です。土壇場になっての方針展開はいかにもドタバタしている印象で、しっかりと目標を定められないところも陣営の苦悩とやる気のなさを感じます。陣営でもこの馬の取り扱いに手を焼いているのでしょうか?だったら繁殖に上げた方が良いと思いますけど。オーナーサイドが年末のお祭りに参加したいだけかもしれませんね。ちなみに鞍上は戸崎騎手です。
カペラS1着のコパノキッキングは根岸Sの予定です。1400mへの延長はどうでしょうか、10月16日のコラムでも書いたのですが、この馬は高い運動強度を持続する時間が限られているタイプだと思います、現状1200までで1400だと残り1Fで時間切れになってしまう危険性があり、ちょっと重い印は打てないですね。大阪スポーツ杯では重馬場にも関わらずL1で失速していますので、今後を占ううえでも試金石になりそうです。
マイルCS9着のウインブライトは東西金杯に登録しますが、中山が有力だそうです。今年の中山記念を勝っていますし、中山金杯でも2着に好走していますからね。コース適正は申し分ないですし休み明けの方が走るので期待できるでしょう。ステゴ産駒なので間隔空けて使ってあげれば大阪杯でも好走できると思うのですが。
マイルCS3着のアルアインは来春の大阪杯を目指して調整するそうです。前哨戦を使うかどうかは未定とのことです。休み明けでも走りますが、1戦使った方が更に良くなるタイプなので中山記念辺りを使ってくるかもしれませんね。もちろん皐月賞馬ですからコース適正はバッチリです。大阪杯も今年3着と好走していますから、メンバーが手薄になりそうなので来年も好走できそうですね。
阪神JFで6着に敗れたメイショウショウブの次走はチューリップ賞の予定。デイリー杯の2着で賞金は十分ですから出走に不安はないでしょう。問題は速い上がりが使えないので、どれほどうまく逃げられるかです。ダイワメジャーの産駒なのでメジャーエンブレムのようにラップタイムの波を作らないようにペースをコントロールする必要がありますね。それを出来る騎手なら可能性十分。
テイエムジンソクが引退、種牡馬入りです。残念なニュースですね、クロフネ産駒の牡馬としては出世頭でしたからGⅠを勝って欲しかったのですが。JBCクラシックでの意味のない捲りの影響なのかは分かりませんが、屈腱炎でしたから年齢的にも引退を決断したのでしょう。ただ凡走させるだけならまだしも、馬を故障させるような騎手はどうなのでしょうか。テイエム牧場で種牡馬になれて本当に良かったです、幸せな余生を過ごしてもらいたいですね。
2017年の京阪杯1着のネロが引退です、種牡馬入りの予定ですが繋養先は未定です。芝ダート兼用で47戦も走っていました。ヨハネスブルグ産駒の出世頭ですから種牡馬入りして欲しいですね。馬主の西山さんは以前牧場を所有していましたが、現在ではダーレジャパンに売却しているので、繋養先がどこになるか微妙ですね。今年になっても地方のダート重賞では3回も連に絡んでいるので、使い減りしない体質や芝ダート兼用の器用さなどを評価されれば、中小牧場からの需要はありそうですが。
2017年の中山金杯1着ツクバアズマオーも引退です。ステゴ産駒らしく中山競馬場では本当に強かったですね、中山では1着5回2着2回3着2回着外7回の成績でした。金杯を勝った以後は成績が振るわなかったので、おかしいな~っと思っていたのですが。中山記念辺りでどこか痛めたのかもしれませんね。その後骨折もあったようなので無事に引退できて良かったと思います。幸せな余生を過ごして欲しいですね。
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