凱旋門賞枠順決定、ナックビーナスはダートへ。他

凱旋門賞枠順、クリンチャーは1番枠。ナックビーナスの次走はJBCスプリント、ワンスインナムーンは京阪杯、オメガパフュームはチャンピオンズC、ウェスタールンドは武蔵野S。

凱旋門賞の枠順が決まりました。クリンチャーは最内1番枠です。嫌な枠に入りましたね~。この馬はスタートがそれ程速くないので、包まれてしまうと逃げられない…。他馬の動向が分からないのでこの枠からしっかり出て、逃げもしくは2,3番手追走から競馬が出来ればいいのですが。外目の枠から2の足でリカバリーというのが、これまでのスタイルなので包まれないようにしたいですね。それにしても豊騎手は1番枠に縁がありますね~。

スプリンターズS7着に終わったナックビーナスが11月4日、京都で行われる交流G1、JBCスプリントに出走予定。JBCスプリントは2001年の第1回から地方競馬場で開催されてきましたが今年は京都で開催。この参戦はとても良い判断だと思います。前走だけでなく前々走のキーンランドCでも前半無理すると後半失速しちゃうんですよね。ダートなら前半も芝より遅いので後半もしっかり纏めてくるのではないかと思います。1200より1400の方が合うと思うんだけど、芝よりダートの方が可能性が高そう。

ナックビーナスはパワー特化型で道中が速くなると、直線で失速するタイプ。スプリンターズSでは前半33.0の暴走ペースを3番手追走で苦しくなりました。ダートに変われば道中も緩む可能性がありますし、京都のダート1200はダートスタートなのでペースが上がりにくいのも良い。気になるのは輸送です。シルクロードSでは条件的に合っていたはずなのに、5着と結果を出せませんでした。京都への輸送では1着1回着外3回ですからちょっと心配ですね。

同じくスプリンターズS6着だったワンスインナムーンは11月25日の京阪杯。京都開催の最終週なので馬場はやや重くなりそうなのは好材料です。この馬もナックビーナスと一緒で前半無理できないタイプ、分り切ってるんですがスプリンターズSでは稍重で前半33.0でぶっ飛んでいきましたからね~。不安材料は騎手だけなのでまともな騎手に乗り替われば、抑えておきたい馬です。

シリウスS1着のオメガパフュームは状態次第でチャンピオンズCだそうです。まだ3歳ですからはっきり適正は分かりませんが、前半は無理しない方が良いのかもしれませんね。青龍Sで0.2差先着されたグリムが白山大賞典で圧勝してますから、能力的には無視できないのですが・・・。前走のレースはやや大味で、同じような乗り方ではトップクラスの古馬に通用するか不安。斤量も53㎏だったのであまり高い評価は危険かも。

同じくシリウスS2着だったウェスタールンドは武蔵野Sのようです。ダートに転向して条件戦を連勝、勢いそのまま挑んだ初の重賞で2着と結果を出してきたのは評価しないといけませんね。この馬は上手く内を立ち回ったので展開が嵌った感はあります。スタートが遅いので後方からになってしまうと武蔵野Sでは届かない可能性が高いので、重い印は回さない予定。

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