2019年2月22日 気になった競馬ニュース

共同通信杯3着のクラージュゲリエは皐月賞に直行です。距離は問題ないのですが良馬場の皐月賞はかなり速くなるので、スピードが足りないかもしれませんね。共同通信杯では1:47.6で走破していますが勝ったダノンキングリーははるか前、1:46.8でしたからね~。もう少し距離が長い方が良いかもしれませんし、重馬場になって時計が掛かれば好走できるかもしれません。

フェブラリーS2着のゴールドドリームは、招待を受けていたドバイは辞退してかしわ記念へ向かいます。5月6日までちょっと間隔が空いてしまうのは懸念材料ですね。相手次第では勝ち切れない可能性もあると思います。マイルは最も得意とする距離ですし、昨年は1着とコース適正も良いのですがやや心配です。昨年はインカンテーションが1番人気で相手が楽だったのが気になりますね。

フェブラリーS13着に終わったノンコノユメは、招待を受けたドバイ・ゴドルフィンマイルへ向かいます。3月21日に行われるのでこちらはローテーション的には心配ないでしょうね。マイルは得意距離ですし1カ月強の間隔なら期待できます。懸念は初の海外がどうかですね。

京都牝馬S6着のワントゥワンの次走は阪神牝馬Sです。う~ん、また牝馬限定戦ですか・・・。阪神牝馬Sは昨年が例外的にドスローからの3F戦でミスパンテールが逃げ切り、この時の800m通過が49.1と「徒歩か!」と言いたくなるほどのスローでした。これで後方からになったリスグラシューが取りこぼしたんだすよね。ミッキークインが勝った時は重馬場でも流れてL3最速、スマートレイアーが勝った時は良馬場で流れてL3最速で2着がミッキークインでした。馬場に関係なく流れてL3最速になればこの馬の出番ですね。

金鯱賞に出走予定のリスグラシューの鞍上はシュタルケ騎手です。1年半ぶりの来日で日本でも騎乗が多いので、慣れに関しては問題ないでしょう。2013年から短期免許で騎乗するようになり、2014年以降は騎乗数も増えて安定した成績を上げています。ただ全体で見れば中堅クラスの成績で、現在トップクラスのミルコ、ルメール騎手、豊騎手、川田君と比べるとやや劣るかなという印象。もちろん1年半ぶりで更に成長している可能性も高いので、重賞やG1で安定して好走できる騎手になっていると、騎手不足の現状を打破してくれることに期待が持てますが。

小倉大賞典2着のタニノフランケルは金鯱賞に向かいます。休み明け3走目は好走パターンに合致するのですが、如何せん相手が…。金鯱賞のメンバーを見ると「GⅠか!」と言いたくなるほどのメンバーですから、いくら好走条件が合っていても苦しいでしょうね。まぁ強い相手とやることで一皮むけることもあるので、そちらへの期待も大きいのではないでしょうか。

昨年のフローラSの勝ち馬サトノワルキューレが金鯱賞で復帰します。ローズSや梅花賞では間隔空けて良くなかったので、いきなりスーパーGⅡでは分が悪いと思います。1戦走ってみてからでしょうね。
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