ヨシダが天皇賞秋辞退、ミッキーブラックは京都2歳S、フィエールマンはルメール騎手で菊花賞、他

天皇賞秋に予備登録されていたハーツ産駒ヨシダが辞退。芙蓉S1着のミッキーブラックはルメール騎手で京都2歳S。ラジオNIKKEI賞2着のフィエールマンはルメール騎手で菊花賞。

天皇賞に予備登録されていた外国馬、ヨシダとロビンオブナヴァンが共に出走辞退。これで天皇賞秋の外国馬参戦は0に。ヨシダはハーツクライ産駒の日本生産馬、芝ダートでG1を制するなど大活躍。満を持して母国への凱旋帰国で天皇賞秋でも面白い存在でしたが残念です。ロビンオブナヴァロンは昨年の香港Cでネオリアリズム、ステファノス、スマートレイアーに先着される8着だったので、来日しても厳しかったかも。

ミッキーブラックは引き続きルメール騎手で京都2歳S2000mを予定。完全にホープフルSに照準を定めたローテーですね。ブラックタイド産駒なので中山2000mに対する、コース適正は良さそうです。ゆったりしたローテーで挑めるのも好印象です。高速馬場になった時の対応とスローからの切れ味勝負になった時にどうか。不安はそのあたりですね。

フィエールマンは石橋騎手からルメール騎手に替わって菊花賞です。前走のラジオNIKKEI賞では4コーナー絶望的な位置から、直線大外をもの凄い脚で2着まで追い込んできましたから、陣営も位置取りの上手いルメール騎手に依頼したんでしょうね。位置取りさえまともならあの豪脚にはロマンがありますからね~。しかもこのレースは勝ったのがメイショウテッコン、神戸新聞杯で太目残しながら3着に逃げ粘ってしまった馬です。期待したくなるのも無理はないですね~。

前走も2か月半の休み明けから2着ですから、4カ月近い休み明けも心配ないでしょう。社台系の馬で外厩でしっかり仕上げてきますからね~。降ろされる形になった石橋騎手にも奮起して欲しいですね。ラッキーライラックには継続して乗れるので秋華賞でしっかり騎乗して、自身の評価を確たるものに出来れば今後もいい馬に乗れると思うんですが。

グロンディオーズはモレイラ騎手で菊花賞です。こちらはルメール騎手からの乗り替りですね。こういうケースは増えそうです。夏の上り馬で新潟の信濃川Sを勝ってきました。古馬混合の1000万条件を圧勝しているので能力は足りている、折り合いも付くタイプなので長距離戦は合いそう。不安はルーラー産駒なので間隔空けてしまうことですね。

グローリーヴェイズも菊花賞へ、こちらは福永騎手です。この馬も夏の新潟、佐渡S古馬混合1600m戦を完勝していますがやや相手に恵まれた印象。お婆ちゃんにメジロラモーヌが居るので血統的に長距離は大丈夫。レイクヴィラファーム生産馬ですが、ノーザンファームとの関係が強いので、外厩も使えれば休み明けでも問題ないでしょう。

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