2018年12月5日 気になった競馬ニュース

チャンピオンズC2着のウェスタールンドはフェブラリーSへ。芝スタートのマイルだと忙しいような気がしますね~、武蔵野Sでは中段から進めて直線では馬群に突っ込んでしまい凡走、直線の半ばで前が開いてからも伸びはイマイチでした。思い切って最後方から進めての一か八かの追い込みに賭けるしかないでしょうね。こうなると軸にしにくくなりますし、スタートで前に行ってしまうルヴァンスレーブには届きません。スタートが悪い馬ってどうしても展開待ちになってしまうんですよね~。

チャンピオンズC5着のオメガパフュームは東京大賞典へ向かいます。チャンピオンズCの予想でも書いたのですが疲労が心配。実際レースでは初めて、上がり3Fタイムが3位以内を外れました。外を回したとはいえ更に後方から外を回した、サンライズノヴァ、ノンコノユメに際どく迫られているのは疲労以外考えにくい。ジャパンDDでも2着とは言え3着のグレートタイム、地方馬のクリスタルシルバーにクビ・クビ差に迫られる上がり3Fタイム3位と、使い詰めは良くないのでしょう。

チャレンジC2着のマウントゴールドは中山金杯の予定です。阪神内回りで好走しているし中山2200でも3着があるのでコース適正は良い。スタートも良く先行できるので体調さえ万全なら勝っても驚けないですね。問題は馬よりも騎手でしょう、武豊騎手を確保できるかどうかにかかってくると思います。ステゴ産駒なので使い詰めは良くないのですが、8月以降適度に間隔空けて使っているので馬体重が大きく変動しなければ大丈夫でしょう、この時期なので10㎏以上減っていたらちょっと怖いかも。

菊花賞6着のタイムフライヤーは中山金杯へ。ホープフルS1着の馬ですからコース適正は最高ですね。問題は枠、菊花賞予想でも書きましたが、皐月賞以降の凡走原因は、内枠から外に出さずに直線で詰まって再加速できなかったことですから、外目の枠に入れるか、外に出して直線スムースに追える騎手になるかですね。

2016、2017年のシルクロードS連覇のダンスディレクターが引退、種牡馬入りします。色々注文の付くタイプでG1 級の能力があるのは間違いなのですが、最後までG1を勝てませんでしたね。まず関東への輸送がダメで4回の関東圏でのレースは全て惨敗。休み明けでも走りますが前残りの馬場で後方から届かずという結果が多かった。面白い特色としては前走と位置取りを変えると好走する傾向があったこと、2016年の阪神Cでは前走中段から先行に変えて4着好走、この時の上位馬は全盛期のシュウジ、フィエロ、イスラボニータですからね。続くシルクロードSでは一転後方からの競馬で1着と展開を変えてあげるとやる気が出るようでした。これに気づいていた節があるのが豊騎手、最後のG1となった高松宮記念でも前走の前目先行から、後方からの差し勝負に行って4着に好走しています。この時の1着は今年のスプリント王ファインニードルで0.2差とこれまた惜しかったですね。

G1こそ勝てませんでしたが、アルデバランⅡ産駒という珍しい血統が幸いしてか種牡馬入り出来ました。母父がサンデーなのでお相手が少ないかもしれませんね。非サンデー系の牝馬への交配になります、つまりサンデー系種牡馬と競争しなければいけないわけで、なかなか大変でしょう。種付け料は低いと思うので中小の牧場にはありがたい種牡馬になるかもしれませんね。

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