レイデオロは天皇賞秋、ラッキーバブルズ、レッドアラモス、クリンチャー

レイデオロはルメール騎手で天皇賞秋が決定、スプリンターズS競走中止のラッキーバブルズは命に別状なし、クリンチャーの凱旋門賞展望など。

まずレイデオロ、引き続きルメール騎手で天皇賞秋に登録決定。社台系の中距離馬は良いのが揃っているので、使い方が難しいでしょうね。東京2000mはこの馬には合うと思います。ダービー馬で昨年のジャパンC2着ですからコース適正は高いでしょう。オールカマーからの短縮で折り合いにもプラスですから、このローテーは良い方に作用しそう。大外枠にでも入らなければ不安はないと思います。

香港馬ラッキーバブルズは、スプリンターズSの4コーナー辺りで歩様が乱れて競走中止。診断は左前繋靭帯不全断裂で競争能力喪失だそうです。残念ですが命が助かっただけでもよかったと思います。騸馬なので種牡馬にはなれませんが、どこかで乗馬など第2の人生を幸せに送って欲しいものです。

サフラン賞を逃げ切ったレッドアラモスは、阪神JFに直行。これでデビューから2連勝、スタートもよく大敗しそうもない馬ですね。サフラン賞ではスタート良く、2の足でハナを取り切るとそのまま首差押し切りでした。ちょっと懸念したいのはレース展開が楽だった…。中山で直線まで誰も仕掛けず、これでは前で決まっちゃいますよね。1番人気ゴントラチェックのルメール騎手は、アラモスマークで内に入り動けず、そのルメール騎手を内に押し込めていたのがモレイラ騎手。モレイラ騎手は完全に相手を間違えましたね。

L2でレッドがスパートして押し切り。ルメール騎手としてはL3で仕掛けたかったはずで、L2までインで待たされた分届きませんでした。ゴントラチェックは稍重では瞬発力が削がれてしまうタイプですね。新馬戦でも稍重で3着なので、パワーはそこそこなのでしょう。アラモスですが、ヴィクトワールピサ産駒でこういう馬場は得意、逃げ・先行からしっかり粘り込む今回のようなレースは合っていますね。

懸念は高速馬場で先行した時にマイルでもつのか?上がり33秒台の勝負になっときに対応できるかでしょうね。3代遡った母からビハインドザマスクが出てる血統ですから、距離も1400ベストの可能性も…。この辺りの距離適正は、2歳の内は克服できるかも。古馬になってからは短距離で走りそうですね。

最後に7日に行われる凱旋門賞に挑戦するクリンチャーについて。前哨戦のフォア賞では6着完敗でしたが、元々この馬は休み明け良くないタイプ。重馬場なら休み明けでも問答無用で好走しますが、海外遠征初戦で良馬場ではこんなものでしょう。むしろ休み明け2戦目になる凱旋門賞は期待大。過去に日本馬で凱旋門賞を好走してる馬は、オルフェーブル意外先行してます。この馬も逃げ・先行馬、しかも逃げるレースでは右に出るものが居ない武豊騎手。雨でも降ってくれれば更に期待は膨らみます。

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