2016,17年のスプリンターズS連覇したレッドファルクスが引退種牡馬入りです。スウェプトオーヴァーボードの産駒で、ハイペースや重馬場で周りが苦しくなると台頭するタイプでした。直線の上り坂は特に良く、京都では芳しくありませんでした。今年になって衰えが見えましたからここでの引退は良かったのではないでしょうか。スタートが良くないのでどうしても後方からになってしまい、速い上がりを使えなくなったことで成績が下がってしまいました。阪神Cはスタートで出して行きましたが、伸びない直線の外を走らされて万事休す。ダートでも好走しているようにとにかくパワフルでしたから、産駒にも豊富なパワーは受け継がれると思います。パワーとスタミナの両立型が期待できそうです。
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阪神JF7着だったタニノミッションは川田騎手でフェアリーSへ。前走は内に詰まって全くレースになりませんでしたから、川田騎手への乗り替りはいいですね。父インヴィンシヴルスピリットは17戦7勝、すべて1200mでの勝ち鞍と生粋のスプリンターでした。父からスピードを受け継いでいるので新馬戦の強烈な瞬発力は母譲りでしょう。いい組み合わせでそれが上手くミッションに発現している気がするので、来年のクラシックは楽しみだと思います
昨日アップした気になった馬でも取り上げたユラノト、次走は根岸Sへ向かいます。昨日も書きましたが、瞬発力があまりないんですよね~、直線でスムースなら十分勝負になると思うので、外目の枠の方が良いでしょうね。鞍上未定ですがルメール騎手で5勝しているので、できればルメール騎手に乗って欲しいですね。
ちょっと心配なニュースです、中山大障害で落馬競走中止したアップトゥデイトは骨折こそないものの、重度の裂傷で入院中です。感染症が心配とのことで今後は当然未定、引退も含めて考えているでしょうね。今までレース中に落馬などなかったので、そろそろ引退でもいいかもしれませんね。
阪神Cで逃げ切り勝ちのダイアナヘイローは次走阪急杯の予定です。放牧を挟んで昨年1着の阪急杯だそうで、休み明けは良くないのでコース適正は良いのですが重い印は打ちにくいですね。ただ間隔が2カ月なので短期放牧ですから、上手く仕上げればね~・・・。2カ月以上間隔空けると2着1回、3着2回、着外3回と条件戦を含めて良くないんですよね~。
名古屋GPで重賞初制覇のチュウワウィザードは次走東海Sの予定です。ミツバが逃げたグリムを突っついている中で、終始3番手から進められたのでやや恵まれた感もありましたが、しっかりとした末脚で差し切りは立派でした。今年の3歳は芝ダート、牡馬牝馬に拘わらずハイレベルなので東海Sも含めて一気に世代交代が進むかもしれませんね。師走Sでは6枠から終始外々を周って4コーナーも大きく外に膨らみながら、直線ではしっかり伸び重賞2着のあるクインズサターンをハナ差とは言え押さえています。前半やや掛かるところもあったので、内枠の方が良いかもしれませんね。
カペラS1着のコパノキッキングは次走武蔵野Sをオイシン・マーフィー騎手で予定しています。マーフィー騎手は今季初来日で4日間で6勝と実績十分、問題は距離でしょうね。1400で目途が立てば今後のローテーが楽になりますし、あわよくばフェブラリーSへも意欲が出てくるかも。ただ1400は長いと思うのですが。
マイルCS14着に終わったロジクライは東京新聞杯から始動です。東京マイルは富士Sで圧勝していますからコース適正抜群、休み明けでも走る馬で重馬場でも実績ありと、不安は少ないですね。唯一の不安は内枠を引いて出遅れた時ですが、スタートも良いので稀有に終わりそうです。騎手は誰でしょう、ルメール騎手なら安心ですけどね。
有馬記念でラストランを無事走り切ったサウンズオブアースは乗馬に。生涯で勝ったのは未勝利戦と、500万条件の2勝だけですが、GⅠでは3度の2着、GⅡでも4度の2着と好走しているんですよね~、シルバーコレクターの名に恥じない活躍でした。ネオユニヴァース産駒であまり後継種牡馬も多くないのですが、サンデー系ですから仕方ないかもしれませんね。無事に引退できて良かったです。
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