2020年朝日FS 全頭評価。その2。

<ショックアクション>・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

”新馬戦”ではハイペースバランスを2,3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出したが3着。”未勝利戦”では稍重で平均バランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。”新潟2歳S”では平均バランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。

「朝日FSへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険、休み明け。

<心肺機能について>現状では不明。

<パワーについて>現状では不明。

<瞬発力について>現状では不明。

<トップスピードの質について>新潟の未勝利戦でL2が11.1、これは自身のラップと程一緒でL3の自身のラップは11.3くらい、稍重だったが新潟なのでこのラップでもまぁまぁの評価までかな~。新潟2歳SでもL3から自身11.0-11.0-12.1くらいなので、切れる感じではなく、まぁまぁのトップスピードの質を2連発した感じ。

<持続力について>未勝利戦と新潟2歳SがL3から11秒台前半を連発している、ただどちらもL1で12秒台に落としているのが印象悪い。現状ではまぁまぁまでかな~。

<その他について>

好材料は距離適性でマイルは2戦2勝、どちらも新潟なのでコース適性までは不明。悪材料はクラス負けの危険で、未勝利戦で2着に下したアラモードバイオは未だ未勝利戦で苦しんでいるし、新潟2歳Sで2着に下したブルーシンフォニーは、京王杯2歳Sで8着に凡走している。新潟2歳Sの走破時計も1:34.6と速くないし、この日は五頭連峰特別2勝クラスで1:33.9が出ているので、高評価は出来ないかな~。休み明けも不安材料で、この馬は非ノーザンF生産馬でゴドルフィンの生産、加えて使ってよくなる印象のあるGalileo系なので、3カ月の休み明けは印象悪いですね。昨年の阪神JFでゴドルフィン生産のウーマンズハートが、同じローテーで1.2差4着と3着のクラヴァシュドールから0.4差も離されてしまったので、間隔空けていきなりというのは不安がある。

<ジュンブルースカイ>・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高い、持続力はまぁまぁ。

”新馬戦”ではスローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し1着。”萩S”ではスローバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出したが2着まで。”東スポ杯2歳S”ではややスローバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。

「朝日FSへ向けて」好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険。

<心肺機能について>現状では不明。

<パワーについて>新馬戦で中京の坂部分を11.1に加速しているし、東スポ杯2歳SでもL2の坂ではすぐ前に居たダノンザキッドに喰らい付いているので、パワーは十分にある。

<瞬発力について>新馬戦、東スポ杯2歳SでもL2で0.7~0.9も加速をしている、両レースともこの部分は上り坂なので、瞬発力はまぁまぁの物を見せた。

<トップスピードの質について>新馬戦ではL2が11.1を出してきた、この日はローズSの日で標準馬場だったが、このレースはL4までが遅かったので高評価までは出来ないかな。東スポ杯2歳SでもL2が11.0だが、この日は新馬戦でも11秒台の前半が出ているので、高評価までは出来ない。やや高いくらいで良いと思う。

<持続力について>新馬戦ではⅬ4までが遅過ぎて評価できない、東スポ杯2歳Sでは3F戦だったが、L1でダノンザキッドに引き離されてしまったので、持続力はまぁまぁまで。

<その他について>

好材料は無し、悪材料はクラス負けの危険で、萩Sで先着されたシュヴァリエローズが新潟2歳Sで1.1秒差5着、東スポ杯2歳Sでも0.3秒差の3着、この時は勝ったダノンザキッドが休み明けプラス24㎏だったことを考えると、着差以上の完敗でこのクラスでは勝負にならないかも。マイルは初めてだが1800m、2000mの経験があるので大きな問題はないと思う。

<スーパーホープ>・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

”新馬戦”では稍重でスローバランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが4着まで。”阪神未勝利戦”ではややハイペースバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。”阪神未勝利戦”ではハイペースバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。”京都未勝利戦”では平均バランスを中段やや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びて1着。”デイリー杯2歳S(阪神)”ではややハイペースバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。

「朝日FSへ向けて」好材料:なし。 悪材料:距離適性。

<心肺機能について>阪神の未勝利戦でややハイペースバランスとハイペースバランスを中段からでどちらも自身は平均バランスくらい、これで2,3着と好走しているので、心肺機能はまぁまぁ。

<パワーについて>阪神のL1の坂を苦にしている感じはないので、パワーは十分にあるはず。

<瞬発力について>阪神未勝利戦(重馬場の方)でL2が0.5の加速をしている、この区間は下り坂だが加速に対応しているので、瞬発力はまぁまぁ。ただし武器になる程ではないと思う。

<トップスピードの質について>勝った京都未勝利戦でもバテ差しなので、トップスピードの質は高くはない。

<持続力について>勝った未勝利戦も2F戦だし、阪神未勝利戦(重馬場の方)もL1でホウオウアマゾンに引き離されているので、持続力はまぁま。

<その他について>お姉ちゃんがプールヴィルで、この馬も今のところ勝ったのは1400mだけ、恐らく距離適性は1400mがベストなはず。

好材料はなし、悪材料は距離適性でこの時期ではちょっと早い気もするが、今のところ1400mしか勝っていない、お姉ちゃんが1400mベストなので、距離不安はある。前走デイリー杯でレッドベルオーブに0.2差だったが、L1で明確に垂れている、これが距離適性だと思うので、どうしても距離不安が残るね。