2023年秋華賞 出走予定　全頭評価。その4。

・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。

ローズSではスタート五分に出て中段のやや後ろから、平均バランスで実質3F戦になり、すぐ前に居たマスクトディーヴァに離され、すぐ後ろに居たブレイディヴェーグに差されているので、トップスピードの質は高くはない。この時は休み明けでプラス14㎏だった。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

阪神JFではスタートやや遅く中段から、3，4コーナーで馬場の良くない中目を回したことと、直線L2標識手前でコース取りに迷って追い出しがスムースでなかったことで伸びなかった。スムースならもう少し着順が上がりそうで、瞬発力の低さを出さない展開が理想。フェアリーSではハイペースバランスを中段の前から、直線入り口で詰まってしまい再加速に手間取り凡走。L1でもジリジリ伸びたので心肺機能と持続力、パワーは見せたが、瞬発力の低さも見せた。

クイーンSではスタート早く中段のやや前から、稍重でややハイペースバランスなので自身は平均くらい、L3の11.3で反応できなかったので疲労の可能性が高いと思う。ニュージーランドTでは稍重でややハイペースバランスだが消耗戦になり5着、L2から12秒台に入ったことでトップスピードの質が問われず、L1まで足を延ばした。NHKマイルCではスタートやや早かったが中段のやや後ろから、直線伸びずに凡走したので、トップスピードの質で見劣り。松島特別ではスタート五分に出て中段から、L2最速11.5で差を詰められず流れ込むだけ、後ろからも差されているのでトップスピードの質で見劣り。

豊栄特別ではスローからの3F戦を差し切り、新潟なのでトップスピードの質は評価できないが、自身10秒台を3連発位していて持続力はやや高いものを見せた。ただこの時は2着ジュンブロッサムに5㎏貰っていたので、クラスを考えても高評価は出来ない。紫苑Sでは稍重でハイペースバランスを中段から、直線で見劣っているのでトップスピードの質が低い。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

クイーンCではスタート五分に出て中段のやや後ろから、スムースだったがタイム差無しで3着まで、トップスピードの質が高くないので、展開とポジション取りがシビア。ニュージーランドTでは中段から、3，4コーナー外目を回して直線スムースだったが、L1で減速率が大きくなったので坂の影響かもしれない。

NHKマイルCではスタート遅く中段の後ろから、直線大きく外へ進路変更してスムースだったが、ジリジリしか伸びずトップスピードの質で見劣り。紫苑Sではスタート若干立ち上がってしまい、ゲートがやや遅く後方から。バテ差しの展開になり直線だけで差し切り、パワーと持続力の高さを見せた。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

桜花賞ではスタート遅く中段の後ろから、3，4コーナーでは最内に入れたが、直線スムースでも伸びず、展開的にこの馬のトップスピードの質では苦しかった。オークスではスタート決めて先行、苦しいラップの中で先行勢にの中で1頭だけ掲示板に乗ったので、高い持続力を見せた。ローズSではスタート五分に出て中段のやや前から、直線L1までスムースだったが反応が悪く、L1過ぎから狭くなってしまい凡走、この時は休み明けでプラス14㎏。