フェブラリーS5着のコパノキッキングは、引き続き藤田菜七子騎手で東京スプリントへ。大井競馬場は外回りの直線が385mと長いので、後方からでも届く可能性が高いですね。1200mの距離はベストですからぜひ勝ち切って欲しいです。ブリーダーズCへの参戦も視野に入れているようで、楽しみなんですが…。アメリカのダートって砂じゃないんですよね、クレイ(土)粘土質の土でとにかく高速になるんですよね。これが合うかどうかは微妙です、昨年のチャンピオンズCに参戦したアメリカのパベルは殿負けでしたから、日米でダートの質がかなり違う部分は懸念材料です。
京都記念3着のマカヒキは次走大阪杯です。う~ん2000は短いような気がしますが。心肺機能は高いのですが、年齢とともに瞬発力が下がりトップスピードの質も下がってきましたから、2000mのスピード勝負は分が悪いと思います。パワーも豊富ではないので、短い直線の先に急坂の有る阪神内回りはどうでしょうか。休んで天皇賞春へ向かって欲しかったのですが…。
カーバンクルS1着のモズスーパーフレアは予定通りオーシャンSへ、騎手はルメール騎手です。豊騎手がシェーングランツでチューリップ賞なので乗り替りですね、良い騎手に乗ってもらえて良かったのではないでしょうか。中山の1200mは2勝2着1回とパーフェクト連対で得意コース、高松宮記念に向けて勝ち切っておきたいところでしょうね。
朝日杯FS2着のクリノガウディ―はスプリングSへ向かいます。年明けのシンザン記念を予定していましたが、右トモを痛めて回避放牧していました、回復してよかったです。弥生賞と両睨みでしたがスプリングSの方が、展開は合うと思うので好走期待できそうです。休み明けは不安ですが、懸念材料と言えばそれくらいです。
今週の中山記念出走予定のディアドラですが、ドバイターフの騎手がモレイラ騎手に決まりました。香港Cで一緒に走っているのでディアドラのことはよく分かっているはず、何の心配もない乗り替りですね。ちなみにルメール騎手はドバイターフでアーモンドアイに乗ります。
昨年のJBCクラシック1着のケイティブレイブはドバイワールドカップへ、騎手はモレイラ騎手です。近2走がイマイチであまり期待はできませんが、そこはモレイラ騎手ですからね~。ダート馬にしてはパワーが足りないタイプで、坂で顕著に落としてしまう平坦巧者。ドバイのコースや砂の質は詳しく分からないのですが、見た感じ坂はなさそうですし意外に合うかもしれませんね。日本代表として期待しましょう。
ダイヤモンドS1着のユーキャンスマイルの次走は天皇賞春の予定です。この馬はスローからのトップスピードの高さで菊花賞3着、ダイヤモンドS1着と結果を出してきたので、流れた時の消耗戦で好走できるかどうかが未知数な部分です。逃げるタイプではないので相手や展開次第の面がありますね。
2018年愛知杯1着のエテルナミノルが引退、繁殖入りです。平均バランスで上り3Fを分散するようなラップで台頭するタイプで、それが愛知杯や函館記念でした。4F戦やL2最速戦では凡走するので、いつ好走するか全く分からない困った馬でした。無事引退できて良かったです。
2017年桜花賞馬のレーヌミノルが引退、繁殖入りです。ダイワメジャー産駒で早熟でしたね、20戦も走ってケガも無く無事に引退できて良かったです。
2016年秋華賞3着のカイザーバルも引退、繁殖入りです。この子も21戦、よく走りましたね。好走条件が狭くてなかなか難しい馬でしたが、2000mの秋華賞で3着があるので、産駒の距離適正は広がりそうですね。この馬も無事に引退できて良かったです。
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