日経賞1着のメイショウテッコンの次走は天皇賞春の予定です、騎手は未定。日経賞は稍重馬場で後半1000mを58秒台で纏める心肺機能の高さを見せましたね、スタートさえ決めて先頭に立てれば折り合いも付くので、内枠よりもやや外目の枠の方が良いでしょう。後は鞍上ですが松山君なら心配ないと思いますが、他の騎手だとやや割引でしょうね。
日経賞4着のハッピーグリンはクイーンエリザベスⅡ世Cに登録していますが、選出されない場合はマイラーズCへ向かうようです。日経賞ではステイヤー型のペース推移で良さが出ました、中山の坂で失速してしまいましたが、坂までは3着もあるのかと思わせる走りでしたね。ジャパンCでもステイヤー型の後半ロンスパ消耗戦で7着ですから、こういう展開が向きそうです。香港のシャティン競馬場は平坦コースなので、距離を考えてもこちらに出走したいですね。マイラーズCの場合は平坦コースは良いのですが、前半から流れるマイルのスピードの対応できるかどうかは懸念材料になりそうです。
高松宮記念8着のロジクライは次走京王杯SCへ、鞍上は引き続きルメール騎手です。高松宮記念では3コーナー入り口でのダノンスマッシュの動きに、大きく不利を受けリズムを崩してレースにならず。ただ元々疲れやすいハーツクライ産駒で年明けから3走目になり、スタートイマイチで先行できず。そこから1か月半ほどの間隔で出走になりますからやや不安はあります、東京コースは富士Sを圧勝しているのでコース適正は良いですね。
毎日杯3着のヴァンドギャルドはアーリントンCへ、鞍上は再度ミルコ゚に乗り替わります。きさらぎ賞4着、毎日杯3着と人気を裏切る形になっていますね、どうもこの馬は心肺機能を生かした持続力が高く、瞬発力は低い、トップスピードの質も高くないというタイプのようです。東スポ杯2歳Sでは後半800mを46.2で3着、この時は直線で前が壁になって坂の途中で外に出してジリジリ伸びました、ゴール前で外から詰め寄られているようにトップスピードの質は高くないので、直線の早い段階で出し抜いてリードを築きたい。スタートがそれ程良いわけではないので序盤からポジションを取っていく意識が必要でしょう、ミルコだと後方からになりそうですが、動く意識は持っている騎手ですから遅ければ”必殺の捲り”があるかもしれませんね。
弥生賞7着のラストドラフトは次走皐月賞、鞍上はシュタルケ騎手です。京成杯で同じコースを勝っているのですが、近年の皐月賞は前半から60秒を切る激流になります、京成杯では1000m通過61.1と全く参考にならないので、前半から速い流れでどこまでやれるかは未知数ですね。新馬戦ではドスローから上がり3F33.1なので、逃げる必要はなく中段からでも競馬が出来る馬、シュタルケ騎手に替わってどんな競馬になるか不確定要素の大きい1頭ですね~。
ファルコンS1着のハッピーアワーは次走NHKマイルCへ、騎手は引き続き吉田隼人騎手の予定です。高速馬場のややハイペースバランスを後方からのバテ差し、外枠で終始スムースに運べたのも良かったですね。デイリー杯2歳Sで3着があるので距離不安もないし、内枠を引いてしまうと詰まる危険が懸念材料になりますが、良馬場なら高速馬場になるでしょうから期待できそうですね。
同じくファルコンS2着のグルーヴィットもNHKマイルCへ、騎手未定。こちらも前走は外からバテ差して来ましたね、トップスピードの質ではハッピーアワーに見劣っていたので、乗り方に工夫が必要になりそう。重馬場にでもなると急浮上しそうですが、高速馬場だとやや足りないかな~という印象です。
ディープインパクトが首の痛みを理由に種付けを中止しました。大事を取っての措置だそうで、心配はなさそうですが、日本競馬の至宝ですからいい判断だと思います。2020年生まれのープ産駒は20頭程になるそうです。
残念なニュースです、イギリスのフランシス・ベリー騎手が落馬事故の影響で引退するそうです。日本でも活躍した騎手で重賞5勝、しかもすべて1番人気ではないんですよ。脊椎損傷でリハビリをされていたようですが、引退を決意されたそうで本人も大変な熟慮の上のことでしょう。まだ38歳ですから、これからの人生の為にもリハビリで少しでも良くなってほしいですね。お疲れ様でした。
白いおじいちゃんことスノードラゴンが引退、種牡馬になれます。これは嬉しいニュースですね、11歳まで本当に良く走りました。アドマイヤコジーンの後継種牡馬としていい子を出して欲しいです。無事に引退できて良かった。